『ラッシング・ビート』とは、1992年にジャレコが発売した、スーパーファミコン用ベルトスクロールアクションゲーム。麻薬密売組織ジョウカルに妹マリアを誘拐されたネオ・シスコ州警察刑事リック・ノートンが、彼女の身柄と引き換えに組織の情報の入ったテープを渡す様に要求される。リックは巡査部長ダグラス・ビルドとマリアの救出、ジョウカル壊滅へ向かうという内容。本作品は続編も作られ、2026年3月にはシティコネクションから32年ぶりの新作が発売された。
『ラッシング・ビート』の概要
『ラッシング・ビート』(RUSHING BEAT)とはスーパーファミコン用ソフトとして、1992年3月27日にジャレコより発売されたベルトスクロールアクションゲーム。アメリカやヨーロッパでの海外版タイトルは『Rival Turf!』。
ネオ・シスコ州警察刑事リック・ノートンは、妹で麻薬密売組織ジョウカルの行方を追っていたルポライターのマリアを誘拐されてしまう。ジョウカルは彼女の身柄と引き換えに、組織に関する情報が入ったビデオテープを渡す様にリックに要求する。リックはネオ・シスコ州警察巡査部長ダグラス・ビルドと共にマリアの救出、そしてジョウカルの壊滅へ向かう。
カプコンから発売の『ファイナルファイト』(1989年)シリーズから始まるベルトスクロールアクションゲームの一作品で、スーパーファミコンオリジナル作品として人気を集め『ラッシング・ビート乱 複製都市』(1992年)や『ラッシング・ビート修羅』(1993年)といった続編も作られ、2026年には30数年ぶりの新作『RUSHING BEAT X: Return Of Brawl Brothers』(ラッシング・ビート エックス リターン・オブ・ブロウル・ブラザーズ)がシティコネクションから発売された(Nintendo Switch 2、PlayStation 5、Xbox Series X|S、Microsoft Windows対応)。本作品に対しゲーム雑誌『ファミコン通信』(KADOKAWA Game Linkage)での「クロスレビュー」は 40点満点中5・5・6・4、『ファミリーコンピュータMagazine』(徳間書店インターメディア)での 「ゲーム通信簿」の評価は30点満点中20.97点と中〜高評価だった。また『ファミコン通信』のレビュアーからは、 「『ファイナルファイト』風ストリートファイトもので、 完成度が高い一方で動きがぎこちない」 等といった意見があった。
『ラッシング・ビート』のあらすじ・ストーリー
ジーカス蔓延の真相
ネオ・シスコ州警察刑事リック・ノートンはある夜、路上にて見知らぬ男に背後から銃を突き付けられ、妹マリア・ノートンを預かったと告げられる。ここ数年ネオ・シスコ州では新型覚醒剤ジーカスが蔓延しており、その発端や原因について分かっているのは密売組織ジョウカルという名前だけだった。そのジョウカルの密売取引をルポライターのマリアが押さえ、ビデオテープに収めてリックに渡していた。
ジョウカル壊滅への戦い
リックに銃を突き付けたのはジョウカル配下の男で、マリアの身柄と引き換えにジョウカルに関するビデオテープを渡せとリックに要求しその場を去る。動揺するリックだったが、彼と同じネオ・シスコ州警察巡査部長で父親の様に慕っていたダグラス・ビルドに応援を頼みマリアの救出、及びジョウカル壊滅への戦いに挑む。
激戦の果てに判明した真相
リックやダグラス達は街のストリートからスタジアム、更には南米のジャングル等へと戦いの場を移しジョウカルの一味と戦いを繰り広げる。そして遂にジョウカルの研究所に辿り着き、組織のボスであるキンタークを打ち倒す。リックとダグラスはキンタークを問い詰め、マリアの居場所を突き止めようとした。しかしそこへマリア本人が現れ、キンタークがリックとマリアの父親であると告げる。新型覚醒剤ジーカスは元々キンタークが肉体の力を最大限に引き出そうと開発したものだったが、それはキンターク自身を闇の世界へ導くものになってしまった。そしてキンタークがジョウカルを結成したのは世界を闇に変える為であり、その他に生きる術が無かった。これらの経緯を話したうえでキンタークはその場で息を引き取り、リック達はキンタークを静かに看取った。
『ラッシング・ビート』のゲームシステム
コントロールシステム
十字キーで上下左右に移動可能で、Yボタン(攻撃)、Bボタン(ジャンプ)、Aボタン(特殊攻撃)となっている。移動の際にL、またはRボタンを押す事でダッシュが可能。更に攻撃ボタンの連打で連続技となったり、ダッシュやジャンプを組み合わせた攻撃技を出す事も可能。特殊攻撃ボタンを押す事で、周囲の敵を蹴散らす特殊攻撃を出せるが、それまでに倒した敵5人分のスコアが減少する。更に敵スコアの数が5人未満にまで減少すると、特殊攻撃が出せなくなる。
怒りモード
プレイヤーがある程度ダメージを受けると発生するシステムで、一定時間体が点滅した状態で無敵かつ攻撃力もアップする。この怒りモードはオプション画面で有・無の選択が可能。怒りモード時で出せる強力な投げ技は、続編作品の『ラッシング・ビート乱』や『ラッシング・ビート修羅』では通常時でも使用できるようになった。
VSモード
対戦型格闘ゲームに似てプレイヤー同士で対戦し、1P側と2P側がリックやダグラスを使用し先に2勝した側が勝利する。
隠しワープルーム
本作品でのワープルーム
本作品のステージ4で敵スコアが30人の状態だと、途中で隠しワープルームへの移動が可能。そこへ入ると暗いバックの中央に金色の像があり、それを一定時間内破壊する。像を時間内に壊するかできないかにより、その後のワープ先が変わっていく。
『ラッシング・ビート』のステージ構成
ステージ1・あかつきのストリート(POLICE ST.)
バス車内でショウ(写真右端)と戦うリック(写真中央)
ストリートから始まりバス車内、シティ・スタジアム前へ進みボスと対決。
ステージ2・スタジアムの死とう(CITY STADIUM)
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目次 - Contents
- 『ラッシング・ビート』の概要
- 『ラッシング・ビート』のあらすじ・ストーリー
- ジーカス蔓延の真相
- ジョウカル壊滅への戦い
- 激戦の果てに判明した真相
- 『ラッシング・ビート』のゲームシステム
- コントロールシステム
- 怒りモード
- VSモード
- 隠しワープルーム
- 『ラッシング・ビート』のステージ構成
- ステージ1・あかつきのストリート(POLICE ST.)
- ステージ2・スタジアムの死とう(CITY STADIUM)
- ステージ3・ゆうやみのまてんろう(SKYSCRAPER)
- ステージ4・あんこくのなんべいたいりく(SOUTHERN MT.)
- ステージ5・せんりつのみなと(SOUTHERN PORT)
- ステージ6・決せん!ジョウカルけんきゅうじょ(JOUCAL'S LAB)
- 『ラッシング・ビート』の登場人物・キャラクター
- プレイヤーキャラクター
- リック・ノートン(RICK NORTON/英:JACK FLAK)
- ダグラス・ビルド(DOUGLAS BILD/英:OOZIE NELSON)
- 雑魚
- カミカゼ(KAMIKAZE/英:BULLET)
- ライド(RIDE/英:CASE)
- スリック(SLICK/英:SKINNY)
- ボブ(BOB/英:REGGIE)
- ショウ(SHO/英:WARRLIR)
- リュウ(RYU/英:DINGO)
- ブッチー(BUTCHY/英:BUTCH)
- ビッグ・エル(BIG EL/英:LOUIE)
- カトウ(KATO/英:GORD)
- ポー(POE/英:KATO)
- アーノルド(英:ARNOLD)
- ギガンテ(英:GIGANTE)
- ボス
- シン(SINGH/英:GENIE)
- ホンキー(HONKY/英:SLEDGE)
- T オマリー(T OMARI/英:SLASHER)
- キャプテン(CAPTAIN)
- カーン(KARN/英:ICE MAN)
- キンターク(KINTARK/英:BIG AL)
- その他
- マリア・ノートン
- 『ラッシング・ビート』のアイテム
- 攻撃系
- ナイフ・岩・レンガ
- ダイナマイト・手榴弾
- スパナ・バット・サーベル
- 体力回復系
- ソフトドリンク
- ホットドッグ
- すし
- 鳥の丸焼き
- 『ラッシング・ビート』の用語
- ネオ・シスコ州
- ジョウカル
- ジーカス
- 『ラッシング・ビート』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 国内版と英語版の違い
- 『ラッシング・ビート』シリーズに繋がる新作
- 独特のスタイルが生かされた『ラッシング・ビート』
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