姫神秋沙(とある魔術の禁書目録)の徹底解説・考察まとめ
姫神秋沙(ひめがみあいさ)とは、鎌池和馬のライトノベル『とある魔術の禁書目録(インデックス)』の登場人物の一人。上条のクラスメイトで、天然の能力「吸血殺し(ディープブラッド)」を宿した「原石」の一人。かつては京都の小さな山村で暮らしていたが、能力によって住民を皆殺しにしてしまった過去を持つ。上条によると「メチャクチャ美人」だが、本人は口数が少なく、表情の変化も少ない。初登場時は巫女装束を身に着けていたが、上条の高校へ転校してきてからは他の生徒と同様に制服を着ている。
姫神秋沙の概要
姫神秋沙(ひめがみあいさ)とは、鎌池和馬のライトノベル『とある魔術の禁書目録(インデックス)』の登場人物。上条のクラスメイトの高校1年生で、異能の力を宿した「原石」の一人。かつては京都の小さな山村で暮らしていたが、能力を恐れた吸血鬼に命を狙われ、結果として能力によって住民を皆殺しにしてしまった過去を持つ。能力は「吸血殺し(ディープブラッド)」。自分の意思とは無関係に、吸血鬼を誘い出し、自身の血を吸った吸血鬼を殺す能力を持つ。彼女の能力により吸血鬼が存在することが証明されたことから、三沢塾での事件に巻き込まれることになる。上条によると「メチャクチャ美人」だが、本人は口数が少なく、表情の変化も少ない。初登場時は巫女装束を身に着けていたが、上条の高校へ転校してきてからは他の生徒と同様に制服を着ている。
とある魔術の禁書目録(インデックス)のネタバレ解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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『とある魔術の禁書目録』とは、2008年10月より放送が開始した、鎌池和馬のライトノベルが原作のバトルアクションアニメ作品。超能力が科学によって解明された街「学園都市」を中心に、イギリスやローマなど世界中の様々な場所が舞台となる。超能力や超常の科学力を用いる「科学サイド」と、イギリス・ロシア・ローマを中心とした魔術師達「魔術サイド」の科学と魔術が交差した物語が、主人公「上条当麻」を中心としたキャラクター達の活躍と交錯しながら描かれる。
姫神秋沙のプロフィール・人物像
年齢:高校1年生
CV:能登麻美子
上条のクラスメイトの女子生徒。元霧ヶ丘女学院の生徒で、学園都市以外で自然発生した天然の能力を持つ「原石」の一人。前髪を切りそろえた黒髪ロングの、無口で表情が読み取りにくい少女。初登場時は女装束を身に着けていた。自身の能力の弊害を防ぐ術を求めて「奇跡でも何でも起こせる魔法使い」になりたいと考えており、スタンガンなどを「魔法のステッキ」、殺虫剤を「魔法のスプレー」と称していた。
生まれつき「吸血殺し(ディープブラッド)」という能力を持っており、幼い頃から血の匂いで見知らぬ吸血鬼を呼び寄せては殺してしまうという日々を送っていた。10年前、その能力を恐れた吸血鬼に命を狙われ、結果として吸血鬼化した村の住人達を皆殺しにしてしまった。その後、灰の中で一人で佇んでいるところをイギリス清教の先槍騎士団に発見される。
初登場時は巫女装束を身に着けていたが、上条の高校に転向して以降は学生服を着用している。いつの間にか知り合っていた土御門舞夏(つちみかどまいか)や、クラスメイトの吹寄制理(ふきよせ せいり)と仲が良い。
姫神秋沙の能力
吸血殺し(ディープブラッド)
姫神は学園都市外で自然に発現した天然の能力者で、その能力は「吸血殺し(ディープブラッド)」。自分の意思とは関係なく吸血鬼を誘い出し、自身の血を吸った吸血鬼を無差別に灰に帰してしまう能力である。吸血鬼は死ぬとわかっていても誘い出されしまい、さらに無差別広範囲に作用する。範囲は不明だが、少なくとも過去に暮らしていた村一つ分はある。
姫神秋沙の来歴・活躍
「吸血殺し」を巡る三沢塾での事件
故郷の村の住人を皆殺しにしてしまってから、姫神は自身の能力を消し去るために学園都市へと赴く。能力を取り除く方法を探すものの見つけることができず、逆にその能力に目を付けた学園都市の予備校・三沢塾に監禁されてしまう。その後、匂いが漏れないように結界が張られた三沢塾で暮らしていたが、そこへ吸血鬼を呼び寄せる「吸血殺し(ディープブラッド)」を求め、元ローマ正教所属の錬金術師・アウレオルスが現れる。アウレオルスによって三沢塾が占拠され、彼に保護された姫神は「能力を抑える」という目的を達成するため、彼と協力関係を結んだ。
アウレオルスと協力関係になってからの姫神は、外出することが増える。ある時、所持金が足りずに帰れなくなり、大量のクーポンを持っていたバーガーショップで食い倒れていたところを上条当麻に遭遇する。
アウレオルスに協力関係を破棄されたことで殺されかけるが、かつてのインデックスのパートナーである魔術師・ステイル=マグヌスと、インデックスを人質に取られた上条によって救い出される。その後は、上条の担任教師である月詠小萌(つくよみこもえ)を保護者として学園都市に留まることになった。
事件後、イギリス清教から「吸血殺し」の力を封じるアイテムとして、歩く教会の効果を一部抽出したケルト十字の十字架をもらい、常に身に着けている。
姫神秋沙の関連人物・キャラクター
上条当麻(かみじょうとうま)
本作の主人公。学園都市に住む無能力者(レベル0)の高校1年生の少年。右手には生まれつき「幻想殺し(イマジンブレイカー)」という能力が宿っている。偶然インデックスに出会い、インデックスを自身の学生寮に住まわせる。基本的に気だるげな態度で怠惰な性格をしているが、その一方でその心根は熱く、困っている人がいれば誰であろうと助けようとするお人よし。
上条当麻(とある魔術の禁書目録)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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上条当麻(かみじょうとうま)とは、鎌池和馬のライトノベル『とある魔術の禁書目録(インデックス)』の登場人物の一人であり、本作の主人公。学園都市に住む無能力者(レベル0)の高校生で、右手には「幻想殺し(イマジンブレイカー)」という能力が宿っている。謎のシスター・インデックスに出会ったことで魔術の存在を知り、「必要悪の教会」の魔術師ステイル・神裂と彼女の処遇を巡る戦いを繰り広げることになる。平凡な容姿で性格も怠惰だが、心根は熱く、困った人がいれば危険を顧みずに助けようとする正義感の強い人物である。
姫神秋沙の名言・名セリフ/名シーン・名場面
「我スルーされる、ゆえに我在り」
「我スルーされる、ゆえに我在り」とは、本編ではなくDVD予約特典での姫神のセリフ。姫神は作中では存在感がなく、空気キャラという扱いになっている。そのような彼女のキャラクター性をよく表したセリフとなっている。
姫神秋沙の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
漫画版での扱いが不遇
原作でも空気の扱いになっている姫神だが、漫画版での扱いはさらに酷い。漫画版では都合により原作2の内容がなかったことにされたため、姫神には「吸血殺し(ディープブラッド)」の設定がなくなり、普通の高校生にされている。『とある科学の超電磁砲』の漫画版では、登場しても顔が描かれていない。