御坂美琴(とある魔術の禁書目録・とある科学の超電磁砲)の徹底解説・考察まとめ
御坂美琴(みさかみこと)とは、鎌池和馬のライトノベル『とある魔術の禁書目録(インデックス)』の登場人物の一人であり、本作のヒロインの一人。また、『とある科学の超電磁砲(レールガン)』の主人公である。名門の常盤台中学に通う中学生の少女で、学園都市第3位の超能力者(レベル5)。能力名は「超電磁砲(レールガン)」。整った顔立ちをしており、勝ち気で活発な性格をしている。不良に絡まれていたところを上条に助けられたが、その際に自身の能力を打ち消されたことでプライドを傷つけられ、上条に執着するようになる。
常盤台中学校1年生、御坂美琴のルームメイトで「風紀委員(ジャッジメント)」の一員である。御坂のことを「お姉さま」と呼んで心酔している。自他ともに認める変態で、事あるごとに御坂に抱き着いたり、キスを迫る。一人称は「わたくし」、語尾は「ですの」や「ですわ」でいわゆるお嬢様キャラ。
能力は「空間移動(テレポート)」の大能力者(レベル4)。自身や手に触れている物体を瞬時に転移させることができる。
白井黒子(とある魔術の禁書目録・とある科学の超電磁砲)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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白井黒子(しらいくろこ)とは、鎌池和馬のライトノベル『とある魔術の禁書目録(インデックス)』『とある科学の超電磁砲(レールガン)』の登場人物の一人である。名門の常盤台中学1年生の少女で、「風紀委員(ジャッジメント)」を務める。大能力者(レベル4)で能力名は「空間移動(テレポート)」。茶髪のツインテールにお嬢様口調が特徴で、御坂のことを「お姉様」と慕っている。しかしそのアプローチが過激なため、御坂からは変態扱いされ、たびたび制裁を受けている。
初春飾利(ういはるかざり)
柵川中学の1年生で、黒子と同じ「風紀委員(ジャッジメント)」の第177支部に所属する。
ショートの黒髪に特徴的な花の髪飾りをつけている。御坂や黒子と違って戦闘能力はないが、情報処理能力に優れ、ジャッジメントでは黒子のパートナーとしてオペレーターを担っている。特にハッキング能力に優れており、一部の人間に「守護神(ゴールキーパー)」と呼ばれている。性格は温厚で友達思い。「お嬢様」に憧れている。
能力は低能力(レベル1)の「定温保存(サーマルハンド)」。手に触れているものの温度を一定に保つというものである。作中で能力を見せたのは一度だけで、御坂や黒子も能力を知らない。
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初春飾利(ういはるかざり)は、鎌池和馬のライトノベル『とある魔術の禁書目録(インデックス)』『とある科学の超電磁砲(レールガン)』の登場人物の一人である。柵川中学1年D組所属で「風紀委員(ジャッジメント)」第177支部オペレーター。低能力者(レベル1)。ショートヘアで頭に花飾りの付いたカチューシャを付けている。少女小説の影響でお嬢様に憧れており、天然気味だが高い情報処理能力、洞察力を有している。超一流の天才ハッカーでもあり、「守護神(ゴールキーパー)」と呼ばれているが、本人は快く思っていない。
佐天涙子(さてんるいこ)
柵川中学の1年生で、初春のクラスメイト。腰辺りまであるロングの黒髪に花の髪飾りをつけている。
元気はつらつで少しおやじ臭いところもあり、初春にあいさつ代わりにスカートをめくってパンツの確認をしている。噂や都市伝説が好きで、話の伏線になっていることもある。
能力は無能力(レベル0)で、そのことにコンプレックスを抱いている。「幻想御手(レベルアッパー)」を使用したことで能力は「空力使い(エアロハンド)」だと判明したが、数枚の木の葉を動かす程度の力しかない。普段は戦闘には参加しないが、いざというときには金属バットで御坂たちと共に戦うこともある。
佐天涙子(とある科学の超電磁砲)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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佐天涙子(さてんるいこ)は、鎌池和馬のライトノベル『とある科学の超電磁砲(レールガン)』の登場人物の一人。柵川中学1年生で、初春飾利の親友。無能力者(レベル0)。長い黒髪に白い花飾りをつけており、スレンダーな美少女。噂や流行に敏感で都市伝説などにも詳しい。能天気な性格でトラブル体質だが、面倒見はいい性格。一方で、無能力者であることにコンプレックスを持っている。初春にはあいさつ代わりにスカート捲りをするセクハラ女子中学生である。
一方通行(アクセラレータ)
学園都市第1位の超能力者(レベル5)。能力名の「一方通行(アクセラレータ)」は彼の通称にもなっている。「絶対能力進化(レベル6シフト)実験」で御坂のクローン達を1万体以上虐殺していた。上条に敗北し、実験は凍結。その後、打ち止め(ラストオーダー)と出会い、徐々に不器用ながら優しさを取り戻していく。
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一方通行(アクセラレータ)とは、鎌池和馬のライトノベル『とある魔術の禁書目録(インデックス)』の登場人物であり、主人公格の一人。外伝『とある科学の超電磁砲』にも登場しており、『とある科学の一方通行』では主人公である。学園都市第1位の超能力者(レベル5)で、能力名の「一方通行(アクセラレータ)」は彼の通称。本名は不明。自身の効果範囲に触れたあらゆる力のベクトルを操作する能力を持っており、本編では敵役だったが、その後御坂のクローンの一人である「打ち止め」と出会い、彼女を守ることになる。
御坂美琴の名言・名セリフ/名シーン・名場面
「戦う気があるなら拳を握れ!」(とある魔術の禁書目録)
自身のクローンたちが「絶対能力者進化実験」の過程で殺害され続けていることを知った御坂は、実験を止めるべく殺害現場へと急ぐ。しかしそれを知った上条が、半端な気持ちで挑んではいけないと立ち塞がった。そんな上条に対して、決死の覚悟で臨もうとしていた御坂は「戦う気があるなら拳を握れ!」というセリフを放つのだった。自身のクローンたちを助けるためなら命を懸けるという、御坂の強い意志を感じる名セリフである。
「だったら、もう一度がんばってみよ?こんなところでくよくよしてないで、自分で自分に嘘つかないで、もう一度!」(とある科学の超電磁砲)
能力レベルを簡単に引き上げる事が出来るといわれる道具「幻想御手(レベルアッパー)」。この使用者の中に御坂の友人であるレベル0の佐天も含まれていた。
昏睡状態となったレベルアッパー使用者の意識が全て取り込まれ、怪物のような能力者たちの脳波や力場の集合体・AIMバーストと対峙することになった御坂は、取り込まれた生徒たちの意識を感じ取る。
努力しても結果が出ずに落ちこぼれた人たちの想いや佐天の苦しみなどを感じた御坂は、AIMバーストに向かって「「だったら、もう一度がんばってみよ?こんなところでくよくよしてないで、自分で自分に嘘つかないで、もう一度!」という言葉をかける。『とある科学の超電磁砲』の中でも有数の名シーン・名セリフと言われている。
御坂美琴の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
御坂はスタンダードを極めた能力者
学園都市の第3位の能力者である御坂だが、2位と3位の間には絶対的な壁があると言われている。これは1位、2位が物理法則を捻じ曲げた異質な能力を持っているためである。作者の鎌池和馬によると、御坂はスタンダードな能力を極めた能力者であるため、パラメータ上で勝てない相手には何をやっても勝つことができないのだという。
目次 - Contents
- 御坂美琴の概要
- 御坂美琴のプロフィール・人物像
- 御坂美琴の能力
- 超電磁砲(レールガン)
- 雷撃の槍(らいげきのやり)
- 御坂美琴の来歴・活躍
- 幻想御手(レベルアッパー)事件
- 絶対能力進化(レベル6シフト)実験と妹達(シスターズ)
- 御坂美琴の関連人物・キャラクター
- 上条当麻(かみじょうとうま)
- 白井黒子(しらいくろこ)
- 初春飾利(ういはるかざり)
- 佐天涙子(さてんるいこ)
- 一方通行(アクセラレータ)
- 御坂美琴の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「戦う気があるなら拳を握れ!」(とある魔術の禁書目録)
- 「だったら、もう一度がんばってみよ?こんなところでくよくよしてないで、自分で自分に嘘つかないで、もう一度!」(とある科学の超電磁砲)
- 御坂美琴の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 御坂はスタンダードを極めた能力者