さよならミニスカート(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『さよならミニスカート』とは、牧野あおいによる少女漫画。集英社の少女漫画雑誌『りぼん』で2018年9月号から連載を開始。アイドルとして輝いていた雨宮花恋はもういない。ある襲撃事件をきっかけにグループから脱退した花恋は、アイドルであること、女の子であることを捨てた。女子生徒の中で唯一スラックスで高校に通う神山仁那の秘密とは。『りぼん』には、男女の恋のときめきや切なさを描いている作品が多い中で、スラックスを履いた元アイドルの女子高生が主人公という点が異例であり、多くの読者を惹きつけている。

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仁那がかつて不動のセンター雨宮花恋として所属していた5人組アイドルグループの名称。愛称ピュアクラ。
コンセプトは「地球最後のミニスカートアイドル。」
センターを務めていた仁那の芸能界引退と同時にPURECLUBも半年間芸能活動を休止していた。活動再開後、脱退した仁那に代わって美由が新たなセンターに選ばれるが、人気が激しく低下した状態にある。

『さよならミニスカート』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

仁那「スカートはあんたらみたいな男のために履いてんじゃねえよ」

クラスメイトの未玖が、下校途中何者かに太ももを触られる出来事があった。その時、触られたくなければ短いスカートを履くな、男に媚びを売っているんだろうと言う男子生徒に怒りを露わにした仁那は「スカートはあんたらみたいな男のために履いてんじゃねえよ」と言い放った。

仁那「私 誰かに喜んでもらうためにアイドルになったんだった」

光に妹の六花にサインを書いてくれないかと頼まれた仁那だったが、身元がばれてしまうことを避けるために渋っていた。
しかし光を少しずつ信頼するようになった仁那が、「私 誰かに喜んでもらうためにアイドルになったんだった」と言ってサインを書くことを承諾。仁那が、自分は何のためにアイドルになったのかを思い出す重要なシーン。

光「俺は「男」なんか」じゃない。俺は俺になりたいんだよ。…全部俺たちがやらせてることだ。だったらやめられるのも俺たちだけだ そうだろ」

未玖が光と付き合うことになったことを知った光の柔道部の先輩が、未玖をマネージャーに勧誘し、マネージャーになるならタイツを脱げとはやし立てる。
それを見た光が柔道部の先輩に対して、アイドルがどうして下着姿になるのか、それはやらせている大人がいて、それをアイドルたちがやりたくてやっていることとして受け入れ、消費する男性がいるからだと怒り、「俺は「男」なんか」じゃない。俺は俺になりたいんだよ。…全部俺たちがやらせてることだ。だったらやめられるのも俺たちだけだ そうだろ」と言い、男である自分たちが、若い女子を性的欲求のために消費するのをやめようと必死に伝えた。

『さよならミニスカート』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

異色の物語設定の漫画を選んだ『りぼん』新編集長の覚悟

『りぼん』新編集長の相田聡一は、「この連載は、何があろうと、続けていきます。あなたに届けるために。」「このまんがに、無関心な女子はいても、無関係な女子はいない。」「今こそ、読んでください。今こそ、すべての女子に捧げたい。」と宣言している。少女漫画でありながら、年齢性別問わず、心に刺さる漫画として評価している。
『りぼん』のターゲットは小学5、6年生の女子であり、『さよならミニスカート』は、彼女たちにとってただ単に面白いという枠を超えた要素を含んでいる。しかし、作品の根底にあるのは、ヒロインの再生と成長であり、他の少女漫画と共通していることから、『りぼん』で連載する意義があると語っている。

「少年ジャンプ+」や「LINEマンガ」でも掲載

『さよならミニスカート』は「少年ジャンプ+」でも配信が行なわれているほか、特設サイトと「LINEマンガ」でも一部を読むことができる。
全ての女性に刺さるだけでなく、男性読者にもこの作品が届いて欲しいという願いが現れている。

5年間の連載休止を経て再開

『りぼん』2019年6月号に掲載された第8話を最後に、作者の体調不良により連載が中断されていたが、2024年5月号より連載が再開。コミックの最新刊である3巻が5年ぶりに発売された。

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