結界師の能力・術まとめ
『結界師』とは、田辺イエロウによる漫画、およびそれを原作としたアニメなどのメディアミックス作品。
妖(あやかし)退治の専門家・結界師(けっかいし)の一族に生まれた墨村良守(すみむら よしもり)が、幼馴染の雪村時音(ゆきむら ときね)とともに、夜中の学校に集まってくる妖を退治する姿が描かれる。
良守と時音が受け継いでいる間流結界術(はざまりゅうけっかいじゅつ)をはじめとして、作中にはさまざまな能力や術が登場する。
使い手:雪村時音
波同を極限まで高めた状態のことをいう。呪力による攻撃を無効化することで、自身の体をすり抜けさせることが可能となる。
集中力を要するため、長時間使用すると神経をすり減らせてしまうという弱点がある。
鬼使い(おにつかい)
能力者:春日夜未
鬼と契約を結び、使役する術を用いる術者のこと。名前と意思疎通をするための呪具を与えることで鬼と契約を交わすことができ、鬼使いによっては複数の鬼と契約していることもある。
魔よけ(まよけ)
使い手:松戸、墨村修史
星マークが入った魔除けのお札。ただし万能ではなく、強い妖には効果がなかったり、多少の時間稼ぎにしかならないことも多い。
妖混じり(あやかしまじり)
能力者:志々尾限・影宮閃・秋津秀・轟大吾・竜姫・水月(統合型)、翡葉京一、(寄生型)
生まれつき妖の力をその身に宿している人間のこと。妖を寄生させている体の部位を変化させて戦うことができ、人間離れした身体能力と回復能力を持っていることが特徴として挙げられる。ただし、もとは人間であるため回復能力には限度があり、無理はできない。
体の一部のみに寄生されている「寄生型」と、全身に寄生されている「統合型」がある。統合型は、体を全て妖化する完全変化が可能であるが、人体への負担の大きさと理性を失ってしまう恐れがあることから、掟によって禁止されている。
箱使い(はこつかい)
能力者:角志野兄弟
箱を呪具として用いる空間支配の術者のこと。自らがいる地点と呪具として使用する箱との空間を繋ぐことで、瞬間的な移動が可能となる。出入り口となる箱をあらかじめ設置しておく必要があるため、行ったことのない場所には移動できないなど、制限の多い空間支配術である。
魂蔵(たまぐら)
能力者:無道、宙心丸、カケル、遥
自身の中に力を無限に蓄えることができる体質のこと。この体質を持つ人は「魂蔵持ち」と呼ばれる。
魂蔵持ちが生まれることは歴史上で見ても非常に稀なことであり、世の中に混乱が生じる際に生まれるという言い伝えがある。
その身に蓄えた力は術を使用する際のエネルギー源となり、術を強大化することが可能なことに加え、例え攻撃を受けようとその身に力が残っている限りは短時間で再生することができる。ただし蓄えた力が尽きると、老化しきって生ける屍のような状態になってしまう。
また、自身の力を「共鳴者」に分け与えることも可能である。
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結界師(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『結界師』とは、『週刊少年サンデー』で連載していた田辺イエロウによる日本の漫画作品。『週刊少年サンデー』で2003年47号から2011年19号まで連載され、2006年度(第52回)小学館漫画賞少年向け部門受賞。テレビアニメは2006年10月から2008年2月まで読売テレビ制作で放送。主人公、墨村良守は古くから続く結界師の一族である。隣に住む幼馴染の雪村時音とともに、夜の学校を舞台に「結界術」を使って妖怪を退治し、烏森という霊的エネルギーが集まる場所を外敵から守るために日々奔走する物語である。
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目次 - Contents
- 『結界師』の概要
- 結界術(けっかいじゅつ)とは
- 間流結界術(はざまりゅうけっかいじゅつ)とは
- 方囲(ほうい)
- 定礎(じょうそ)
- 結(けつ)
- 滅(めつ)
- 解(かい)
- 『結界師』に登場する能力・術
- 結界術
- 四師方陣(ししほうじん)
- 切界(せっかい)
- 絶界(ぜっかい)
- 真界(しんかい)
- 探査用結界(たんさようけっかい)
- 念糸(ねんし)
- 封魔術
- 封術
- 破魔術
- まじない
- 自然支配系能力
- 風使い(かぜつかい)
- 植物使い(しょくぶつつかい)
- 精神系能力
- 精神感応系能力
- 精神支配系能力
- その他の術
- 式神(しきがみ)
- 修復術(しゅうふくじゅつ)
- 無想(むそう)
- 極限無想(きょくげんむそう)
- 管理者(かんりしゃ)
- 波同(はどう)
- 空身(うつせみ)
- 鬼使い(おにつかい)
- 魔よけ(まよけ)
- 妖混じり(あやかしまじり)
- 箱使い(はこつかい)
- 魂蔵(たまぐら)