結界師の能力・術まとめ

『結界師』とは、田辺イエロウによる漫画、およびそれを原作としたアニメなどのメディアミックス作品。
妖(あやかし)退治の専門家・結界師(けっかいし)の一族に生まれた墨村良守(すみむら よしもり)が、幼馴染の雪村時音(ゆきむら ときね)とともに、夜中の学校に集まってくる妖を退治する姿が描かれる。
良守と時音が受け継いでいる間流結界術(はざまりゅうけっかいじゅつ)をはじめとして、作中にはさまざまな能力や術が登場する。

絶界(ぜっかい)

使い手:正守正守、正守良守
負の感情を高めた上で支配することで、自身の周囲に黒い球状の結界を生成し、領域内の自分以外の全てを滅する術。術者の技量によって、生成できる絶界の大きさが変化する。

真界(しんかい)

使い手:墨村良守
絶界より高次元の結界。白い巨大なドーム型の形状をした結界であり、結界で囲んだ領域内を初期化し、空間を書き換えることができる。良守が拒んだ人や妖、事柄までもを無に帰すことができるため、神に近づけると言っても過言ではない術である。ただし、術者に多大な負担がかかる術であるため、長時間使用することはできない。

探査用結界(たんさようけっかい)

使い手:墨村良守、墨村正守
自身の周囲に巨大な結界を作り、領域内にいる妖の情報を一気に洗い出す術。広範囲に影のようなものを展開することで発動される。膨大な情報が術者の頭の中に流れ込むため、式神などを併用して情報量をコントロールする必要がある。良守の場合は、管理者であるしぐまに情報量を調整してもらっている。

念糸(ねんし)

使い手:結界師全般
糸状の結界を操る術。相手を捕縛したり、締め上げたりすることができ、元々は拷問用の結界だったと言われている。術者の技量によって出せる念糸の数が異なり、良守は1本しか出せないのに対して正守は両手から10本の念糸を出すことが可能である。

式神(しきがみ)

使い手:結界師全般
呪力を込めることで呪符をヒトや鳥などに変形させる術。変形させた呪符は式神と呼ばれ、術者の命令に従って行動する。式神の姿かたちや大きさなどは術者の力加減によって調整が可能であるが、式神に呪力を込めすぎると、術者のスタミナ切れを引き起こす可能性があるため注意が必要である。
墨村家と雪村家が使用する呪符の形は長方形であるが、他の流派では蝶型、エイ型、棒人間型などの呪符が用いられている。

修復術(しゅうふくじゅつ)

使い手:結界師全般
結界師の戦闘によって壊れたものを呪力を使って修復する術のこと。式神を用いることが多い。

墨村良守の能力・術

無想(むそう)

使い手:墨村良守、墨村繁守
自身の精神状態のせいで能力が最大限発揮できなくなるのを防ぐため、心を無の状態にして平静を保ち、純粋な力を発揮することができる状態を作り出すこと。
無想使用中は、通常時よりも術の強度や精度などを格段に高めることができる。

極限無想(きょくげんむそう)

使い手:墨村良守
無想を極限まで高めた状態のことをいう。
極限無想を使用することで術者の全ての能力が解放されるようになるが、同時に感覚も最大限に鋭敏化されるため、かすり傷を負っただけでも戦闘不能になってしまうという弱点がある。そのため、「管理者」を出現させて能力を調整する必要がある。
良守の管理者は白と黒の縞模様のが入った正六面体であるが、状況に応じて蛇や道化師、鳥などに変化させることができる。良守はこの管理者を「しぐま」と名付けている。

管理者(かんりしゃ)

使い手:墨村良守、墨村正守、三能たつみ、織原絲
自身の力を制御するために出現させる自身の分身のこと。使い手が生きている限りは、管理者が破壊されたとしてもまた何度でも再生させることができる。
良守の管理者は白と黒の縞模様のが入った正六面体「しぐま」である。

雪村時音の能力・術

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