結界師の能力・術まとめ

『結界師』とは、田辺イエロウによる漫画、およびそれを原作としたアニメなどのメディアミックス作品。
妖(あやかし)退治の専門家・結界師(けっかいし)の一族に生まれた墨村良守(すみむら よしもり)が、幼馴染の雪村時音(ゆきむら ときね)とともに、夜中の学校に集まってくる妖を退治する姿が描かれる。
良守と時音が受け継いでいる間流結界術(はざまりゅうけっかいじゅつ)をはじめとして、作中にはさまざまな能力や術が登場する。

『結界師』の概要

『結界師』とは、田辺イエロウによる漫画、およびそれを原作としたアニメなどのメディアミックス作品である。2003年から2011年にかけて『週刊少年サンデー』にて連載され、2006年には読売テレビ系にてアニメ化された。2006年度(第52回)小学館漫画賞少年向け部門を受賞しており、結界を用いたユニークな戦闘シーンと魅力的なキャラクターによって人気を博した。
墨村良守(すみむら よしもり)は、妖(あやかし)退治の専門家・結界師(けっかいし)の一族の正統後継者として生まれた少年である。隣に住む幼馴染の雪村時音(ゆきむら ときね)も同じく結界師の家系であったが、両家は犬猿の仲であった。
良守と時音の家系は、妖を呼び寄せてその力を強める力を持つ烏森(からすもり)の地を守っており、良守と時音も夜になると結界術を駆使して妖たちを退治することを日課としていた。良守は幼い頃に自身を庇って時音が怪我をしたことに責任を感じ、二度と時音や自分の大切な人たちが傷つくことがないよう、結界師として強く成長していく。
良守と時音が400年以上前から先祖代々受け継いでいるのが、「間流結界術(はざまりゅうけっかいじゅつ)」と呼ばれる結界術(けっかいじゅつ)である。

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結界術(けっかいじゅつ)とは

「結界」と呼ばれる空間を支配する術。この術を使用する者は「結界師」と呼ばれる。
良守たちが使う「間流結界術」のように人間によって分かりやすく体系化された結界術があるほか、土地神クラスの妖による領域干渉や絶界などといったさまざまな結界術が存在している。
また、道具の力を頼ることで結界を張れる術者は少なくないが、墨村・雪村家のよう空間の理を変化させたり空間を作り出したりできる術者は極めて稀である。

間流結界術(はざまりゅうけっかいじゅつ)とは

墨村家や雪村家に伝わる結界術。開祖は間時守(はざま ときもり)である。
「結界」と呼ばれる直方体によって空間を支配する能力であり、結界内の物を滅する他、自分を取り囲んで防御として使用したり、相手にぶつけて物理攻撃をおこなうなど、多彩な使用方法がある。結界の大きさ、強度は術者によって調整が可能である。結界の大きさは術者の消耗の大きさ、結界生成までにかかるスピードと反比例する。結界を小さく絞れば強度の高い結界を素早く生成できる。
結界発動のためには、「方囲(ほうい)」「定礎(じょうそ)」「結(けつ)」という3つのステップを経た後に、「滅(めつ)」か「解(かい)」を選択する。

方囲(ほうい)

標的を指定する。熟達した術者であれば、特定の相手や物質のみを指定することもでき、湯呑に入ったお茶のみを「包囲」で指定し、湯呑は結界の外にすり抜けるがお茶だけは結界内に残すという芸当も可能である。また良守は、繁守に対してのみ発動する結界を作っていた。

定礎(じょうそ)

位置を指定する。獲物を囲む位置で指定できるのはもちろん、結界の外側を敵にぶつけられるような位置を指定し、結界を殴打武器として使うことも可能である。また結界は基本的に形成後に移動させることはできないが、定礎の仕方によって動かすことも可能となる。

結(けつ)

結界を生成する。「定礎」から「結」で結界が発生するまでには多少のタイムラグがあり、術者の熟達度合いにしたがってそのラグは短くなる。動きの速い獲物だと、結界が発生するまでの間に定礎で指定した範囲から外れてしまい、逃してしまうこともある。

滅(めつ)

生成した結界の内部の物を滅する。大きすぎる結界を生成した場合は、力が足りず「滅」ができない事がある。また、「結」の後すぐに「滅」を行わなかったとしても、結界に囲まれてしまった部分は結界がある位置から動かすことができない。

解(かい)

結界を解除する。敵が無害だと分かった時などに使用する。

『結界師』に登場する能力・術

結界術

四師方陣(ししほうじん)

使い手:墨村良守、雪村時音、墨村繁守、雪村時子
4人の術者が協力して一つの結界を生成する術。複数人で一つの領域支配をおこなうにあたっては、互いに強調することが必要となる。
烏森の後継者4人で四師方陣を行った際は、結界内の妖のみを指定して外部へ移動させるという手法が取られた。

切界(せっかい)

Lily1121
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@Lily1121

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