ちゃんみな(Chanmina)の徹底解説まとめ

ちゃんみなとは、日本のラッパー、アーティスト。
2016年に出演した「BAZOOKA!!!高校生ラップ選手権」の第9回大会にて注目を浴び、JKラッパーNo.1の称号を獲得し、翌年の2017年にJVCケンウッド・ビクターエンタテインメントからアルバム『未成年』でメジャーデビューする。
歌を始め、作詞・作曲、ダンスの振付など全てセルフプロデュースで行っており、彼女の生み出す独創性から10代・20代の女性を中心に人気を集めている。

『初回限定盤』
<CD>
01. 太陽
02. Angel
03. 君からの贈り物
04. ハレンチ
05. ボイスメモ No. 5
06. ホワイトキック
07. ピリオド
08. Picky
09.想像力
10. 東京女子
11. ディスタンス
12. Morning mood
13. ^_^
14. 美人
15. 花火
16. Never grow Up (Acoustic Version)

<DVD>
THE PRINCESS PROJECT 5 @ Nakano Sunplaza Hall 2021.05.25
-Day-
01. Angel
02. LIGHT IT UP
03. Very Nice To Meet You
04. Needy
05. 美人
06. ダリア

-Night-
07. Rainy Friday
08. Princess
09. Never Grow Up
10. ダリア

『通常盤』
01. 太陽
02. Angel
03. 君からの贈り物
04. ハレンチ
05. ボイスメモ No. 5
06. ホワイトキック
07. ピリオド
08. Picky
09.想像力
10. 東京女子
11. ディスタンス
12. Morning mood
13. ^_^
14. 美人
15. 花火
16. Never grow Up (Acoustic Version)

2021年10月13日に発売された3rdフルアルバム。
2ndアルバムから約2年ぶりのリリースとなった本作は前作と比べると生々しい表現が増え、自身を曝け出したような内容で、ミュージックビデオ再生回数が500万回を超える話題曲『美人』をはじめ、配信シングル『ボイスメモNo.5』やモンスターエナジーとのタイアップ曲『Angel』などが収録されている。
初回限定盤のDVDには2021年5月-6月に開催された東名阪ツアー「THE PRINCESS PROJECT 5」より6月15日の中野サンプラザ公演から厳選された10曲が収録されている。
オリコン16位。

『Naked』

<CD>
01. Good
02. RED
03. 444
04. Wake up call
05. Don’t go feat. ASH ISLAND
06. サンフラワー
07. You Just Walked In My Life
08. naked now
09. Mirror
10. FUCK LOVE
11. Miso soup
12. B級
13. クズになったらしいじゃん
14. 美人 (Remix) feat. Awich
15. TOKYO 4AM
16. Love Face
17. I‘m Not OK

2023年4月26日に発売された4thアルバム。
初回生産限定盤では38ページに及ぶ特殊サイズの歌詞カード・アートワークと、21cm角の正方形の透明三方背ケースに特製CDトレーが封入されており、CDはジャケットカバーを印刷した、ピクチャーレーベルとなっているが、アートワークを透明三方背ケースに入れることにより、アートワークを日替わりで変えることもできる仕様となっている。

韓国のラッパーで自身の夫でもあるASH ISLANDをフィーチャーした韓国語第1弾シングル曲「Don't go」や海外のトラックメイカーと共作した「TOKYO 4AM」ほか、Post MaloneやBLACK PINKなど名だたるアーティストへの楽曲提供を行うBrian Leeが手掛けた韓国語第二弾SG「Mirror」を収録。
デビュー6年目の自然体が感じられる一枚となっている。
オリコン16位。

代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)

Never Grow Up

2019年8月7日にリリースされた同タイトルのアルバムの収録曲。
ミュージックビデオではちゃんみなと俳優の吉村界人(よしむらかいと)が世間から一目置かれてしまうカップルを演じており、2人の荒く激しい恋愛模様と不器用ながら大人へと成長していく姿が描かれている。
ちゃんみなは本曲について、「 『長かった人と終わりにしよう』という過去の恋愛に区切りをつける曲です。曲の最後にある『月が綺麗だね』という歌詞は、夏目漱石が『I love you』を『月が綺麗ですね、と訳しなさい』と言った逸話を引用し、惹かれてしまうけれどうまくいかないことが分かっていて、付き合うべきじゃないと区切りをつけた大切な人に向け『この気持ちは言うべきではないよね』という想いを込めています 」と語っている。

美人

2021年4月14日に発売された3rdシングル。
高校生の時に出場したラップバトルで注目を浴びたちゃんみなは、SNSなどで容姿に対する誹謗中傷を受け、そのストレスから激痩せしてしまう。
すると今まで非難をしていた人たちがストレスで痩せた容姿を褒め始め、ちゃんみなは違和感と憤りを感じて現代の美に対する"想い"を本作に込める。

B級

2023年4月26日に発売された4thアルバム『Naked』の収録曲。
アップテンポなサウンドに中毒性のあるサビで一気に聞き手の心を引き込んでいき、SNSでは日本国内にてトレンド入りを果たし、ダンス動画など多く投稿されている。

本作のミュージックビデオは“貴族ギャル”たちがスクールバトルを繰り広げ、想像もしない予想外な結末を迎えるコミカルなストーリーでヘアメイクやスタイリングでも独特な世界観を表現しており、ちゃんみなワールド炸裂な内容となっている。

ちゃんみなの名言・発言

「あなたがダイヤを望まなくてもいい。あなたがなりたいものになってください。あなたが人生を選んでください。失敗を恐れず、とにかく突き進んでください」

2023年3月に横浜アリーナで開催された『AREA OF DIAMOND』にて『美人』を披露中、突然音楽がストップし、スポットライトに照らされたちゃんみなはメイクを落とし始める。
悲鳴のような観客たちの声の中、メイクを落とし終えたちゃんみなに合わせて音楽が再会。
パフォーマンスを終えた後、ちゃんみなは「私が今回のショーでやりたかったのは、これです」と告げ、「あなたは、何も飾らなくてもダイヤのように綺麗だということを伝えたくて、この方法を選びました」と続け、最後に「あなたがダイヤを望まなくてもいい。あなたがなりたいものになってください。あなたが人生を選んでください。失敗を恐れず、とにかく突き進んでください」とファンに語りかけた。

「もしみんなにも私みたいに、自分の中にいるちっぽけな自信がなくてウジウジしている自分がいたら、どうかその子を追い出さないで、どうか抱きしめてあげてください。いつか、そんな弱い自分があなたを助けてくれる日が来ると思うんです」

『AREA OF DIAMOND 2』の追加公演の一場面。真ん中の赤い衣装を着た女性がちゃんみな。

2024年4月28日に神奈川・ぴあアリーナMMにて行われた全国ツアー『AREA OF DIAMOND 2』の追加公演にて「ダリア」を情熱的に歌い上げた後、「私がこのツアー、そしてこのショーを考えたときには、今思えば私の精神状態はとっても悪くて」と自身の思い通りにいかない憤りや過去の嫌な経験を話し始め、「私の中にいる、幼いときの自分がどっかに行ってしまった気がして。その子を取り戻したくて、このショーを思いついたんです」と、このライブの構成意図を明らかにした。
そして「もしみんなにも私みたいに、自分の中にいるちっぽけな自信がなくてウジウジしている自分がいたら、どうかその子を追い出さないで、どうか抱きしめてあげてください。いつか、そんな弱い自分があなたを助けてくれる日が来ると思うんです」と熱く訴え、それに応えるようにファンも拍手でちゃんみなを包み込んだ。

「私の中で絶対に守りたい人がいるんですよ。ただ音楽が好きで、ただ夢に真っ直ぐだった少女の時の自分だけは守りたくて、その子のために曲を書いたりとかステージに立つとかその子が思い描いていた光景みたいなものを具現化するためにきっと私は頑張っているんだろうって」

2022年1月14日に『報道ステーション』にて放送されたインタビューでキャスターがちゃんみなの思春期時代について尋ねると、「いわゆるイジメっていうものにはよく遭っていましたね」と答える。
どのようにしてイジメを乗り越えたのかとキャスターに聞かれたちゃんみなは「歌を書いていました。それしかなかったので」と言い、涙を拭いながら「ノートの中だけはどの国の言葉で書いてもいいし、自分だけ読めればいいから韓国語で書いても日本語で書いても英語で書いても何でも大丈夫だし。そうするといつの間にかノートが友達になっていてノートと遊ぶのが本当に楽しかった。」と続け、「私の中で絶対に守りたい人がいるんですよ。ただ音楽が好きで、ただ夢に真っ直ぐだった少女の時の自分だけは守りたくて、その子のために曲を書いたりとかステージに立つとかその子が思い描いていた光景みたいなものを具現化するためにきっと私は頑張っているんだろうって」と夢を追いかけて輝いていた少女の時の自分を守るため、過去の辛いイジメを乗り越えたと語った。

fb-10405451161153460
fb-10405451161153460
@fb-10405451161153460

目次 - Contents