上原ひろみ(Hiromi)の徹底解説まとめ

上原ひろみ(Hiromi)とは、静岡県生まれでアメリカ合衆国を拠点に活躍するジャズピアニストである。17歳の時に、アメリカの有名ジャズピアニストであるチック・コリアと共演するなど、世界を股にかけて音楽活動を行なっている。
2003年4月22日にアメリカのジャズの名門であるテラーク・レコードと契約し、アルバム『Another Mind』で世界デビューを果たした。

アルバム『Silver Lining Suite』より「11:49pm」のライブ映像である。
Blue Note Tokyoでの公演が、自身の公式YouTubeチャンネルにて公開されている。

上原ひろみ(Hiromi)の名言・発言

上原ひろみ「おけいこをしている感覚は全然なくて、音で遊んでいる感じでした。」

幼少期にヤマハ音楽教室に通っていたことを振り返り、当時のピアノに触れていた気持ちを語っていた時の発言。「幼児科とジュニア専門コースに通っていましたが、おけいこをしている感覚は全然なくて、音で遊んでいる感じでした。どの先生も情熱的な方ばかりで、ただただ楽しかったです。」と、述べている。

上原ひろみ「だから今、楽しくて楽しくてしょうがないんです。」

今後の展望を聞かれた際に答えた一言。「ピアニストとしてもっと実力をつけたいし、作曲家としても大きくなりたい。歴史を感じさせる音を出したいな。でもなんと言っても、私のパワーの源はライブ。その日、その場所にいる人たちと1回限りの状況の中で音楽をする、音楽をわかちあう、そのことによろこびが沸きあがってきます。だから今、楽しくて楽しくてしょうがないんです。」と語っている。

石川さゆり「上原ひろみさんのピアノが大好きです。」

上原ひろみの魅力についてインタビューを受けた際に答えた言葉。「上原ひろみさんのピアノが大好きです。なんといっても、アスリートのようにパワフルで鍵盤を叩く強さに驚かされます。」と語っている。

上原ひろみ(Hiromi)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

著名人とのコラボ

ジャズのみに限らず、日本のアーティストともコラボをしている。

矢野顕子

シンガーソングライターである矢野顕子と共演を果たしており、共同アルバム『Get Together』を2011年にリリースしている。また、同じ舞台に立ち公演を行うなど積極的に音楽的コラボレーションをしている。

レキシ

アーティストであるレキシが2014年にリリースしたアルバム『レキツ』、2018年リリースの『ムキシ』にピアノで参加している。また、レキシのライブ『にも同行し、共に公演を行った。
レキシの曲をオシャレにアレンジし、「また、オシャレにしちゃった」と言う上原ひろみは、「オシャレキシ」と言うレキシネームを付けられている。
レキシとは、ひろみの夫でデザイナーの三原康裕を介して親交を深めた。

DREAMS COME TRUE

2022年のジャズ祭「LOVE SUPREME JAZZ FESTIVAL JAPAN」にて、共演した。
この共演は後にライヴ映像作品「DREAMS COME TRUE beauty and harmony LIVE in LOVE SUPREME JAZZ FESTIVAL JAPAN 2022」としてリリースされた。

映画『BLUE GIANT』の音楽を担当

ジャズ漫画『BLUE GIANT』の映画化で、前編の4分の1を占めるライブシーンで劇中の音楽を担当した。映画の主人公たちが結成するトリオのオリジナル楽曲「FIRST NOTE」「N.E.W.」「WE WILL」とエンドロール曲「BLUE GIANT」も書き下ろしている。
映画内に出てくるピアニスト・沢辺雪折の演奏も担当しており、物語に合わせて演奏スタイルも変化する様子を表現している。

米「Tiny Desk Concert」に出演

disonne
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