刑務所の中(漫画・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『刑務所の中』は『アックス』にて連載された、銃刀法違反で捕まった花輪和一の実話に基づく漫画であり、これを原作とした崔洋一監督による映画である。逮捕後の刑務所生活のリアルを知ることが出来る作品で、他の囚人達とのやり取りがユーモアに富んだ表現で描かれている。本作は異色の獄中記漫画」として話題となり、第5回手塚治虫文化賞の最有力候補となった。受賞は「マイナー漫画家を自負する自分としてはいかなる賞も貰う資格が無い」という花輪の信念により固辞した。
大内(おおうち/演:木下ほうか)
自宅にはジープがある。趣味は山で山菜などを取って食べること。
岸田(きしだ/演:長江英和)
連続コンビニ強盗で服役している。
中井(なかい/演:戸田昌宏)
原山のことを花輪和一に紹介した。
原山(はらやま/演:森下能幸)
麦飯にしょう油をかけて食べる受刑者。
花輪和一にソーライスを勧められる。
浜村(はまむら/演:窪塚洋介)
殺人罪で服役中。
掃夫友田(ともだ/演:伊藤洋三郎)
些細なことを刑務官に密告するため、受刑者達から嫌われている。
青島(あおしま/演:黒沼弘己)
懲罰房にいる受刑者に紙袋の作り方を教え、受刑者たちが作ったものを回収する仕事をしている。
藤島(ふじしま/演:草薙良一)
官本のクロスワード雑誌に、看守の許可なく答えを直接書き込んでしまったため、懲罰房行きとなった。
向かいの雑居房の受刑者(演:林海象)
藤島が懲罰房行きになった時に小屋にその原因を教えた。
『刑務所の中』の用語
拘置所
刑事被告人や死刑囚を収容する法務省の施設等機関。拘置所内の経理作業などを刑務作業とする懲役囚および刑が確定した既決囚も収容される。
刑務所
法令に違反し、裁判の結果、刑罰に服することとなった受刑者を収監し就職訓練などの処遇を行う刑事施設。本作の漫画版では原作者が収監されていた函館少年刑務所がモデルになっているが、映画版では北海道日高刑務所という架空の刑務所になっている。
ビュー
タグ - Tags
目次 - Contents
- 『刑務所の中』の概要
- 『刑務所の中』のあらすじ・ストーリー
- 「ニコチン拘置所」
- 「プクプク拘置所」
- 「それじゃさま懲罰房」
- 「5匹の生活」
- 「おぼっちゃま受刑者」
- 「うれしいお正月」
- 「冬の1日」
- 「願いますの壁」
- 「日本崩壊食」
- 「檻花火」
- 「銭解放」
- 「免業日」
- 「囚人の欲」
- 「軽屏禁」
- 『刑務所の中』の登場人物・キャラクター
- 303号室の受刑者たち
- 花輪和一(はなわかずいち/演:山﨑努)
- 伊笠(いがさ/演:香川照之)
- 田辺(たなべ/演:田口トモロヲ)
- 小屋(こや/演:松重豊)
- 竹伏(たけふし/演:村松利史)
- 主な受刑者たち
- 高橋(たかはし/演:大杉漣)
- 大内(おおうち/演:木下ほうか)
- 岸田(きしだ/演:長江英和)
- 中井(なかい/演:戸田昌宏)
- 原山(はらやま/演:森下能幸)
- 浜村(はまむら/演:窪塚洋介)
- 掃夫友田(ともだ/演:伊藤洋三郎)
- 青島(あおしま/演:黒沼弘己)
- 藤島(ふじしま/演:草薙良一)
- 向かいの雑居房の受刑者(演:林海象)
- 『刑務所の中』の用語
- 拘置所
- 刑務所
- ビュー
- 『刑務所の中』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「あの頃牢屋に入るなんて想像してなかったな。人生って不思議だな」
- 「甘シャリ」を食べる受刑者たち
- 『刑務所の中』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 花輪和一が拘置所内で読んだ官本