伝染るんです。（漫画・アニメ・ドラマ）のネタバレ解説・考察まとめ
『伝染るんです。』（うつるんです）は、吉田戦車が1989年から1994年まで小学館の『週刊ビッグコミックスピリッツ』で連載していた漫画、およびそれを原作としたアニメ作品、実写による動画作品である。従来の起承転結の常識を覆した4コマ漫画で、現実の枠を超えた奇妙な設定や状況、不可解なキャラクターたちによるシュールでナンセンスなギャグを特徴とする。その独特のギャグとキャラクターが受け、多くのフォロワーを生んだ。「不条理ギャグ」と呼ばれるジャンルを確立したパイオニア的作品とされる。
CV：能登麻美子
河童の男性。かわうそと仲が良く、よく行動を共にしている。優しい性格だが気が弱く、かわうそにひどい目にあわされることが多い。かわうそが勝手に「体色が紫色の小役人」だと決め付けた父親とボインの姉がいる。「ハワイに行ったことがある」「若者の友達が多い」「ボインの姉がいる」といった理由でかわうそから妬まれる。かわうそ同様、本人より20%よく作られた機械のかっぱがいる。
かえる
かわうそやかっぱの友達。生まれた時からかえるで、おたまじゃくしだったことはなく、そのことを指摘されると照れる。以前は暴走族の総長だった。かわうそ同様、本人より20%よく作られた機械のかえるがいる。
しんちゃん
かえるのいとこ。かえるの赤ん坊だがおたまじゃくしではない。スナック「無精髭」を経営する父がいる。
くま
かわうその友達。顔も全身も真っ黒な小さな熊。しゃべることはできない。かわうそ同様、本人より20%よく作られた機械のくまがいる。
バイトくん
かわうそが始めた「約束屋」で働く学生。
下の人
CV：TAIZO
かわうそを肩車する謎の男性。かわうそからあまりいい扱いを受けておらず、周囲が気づかうと「下の人などいない」とかわうそが抗議する。他に「下の下の人」「上の人」「下の犬」などが存在する。
斎藤の関係者
シークレット奥さん
シークレットシューズや、シークレットななにかを相手に気づかれずにこっそりと装着し、違和感を覚える人々を見てほくそ笑む女性。既婚で子供がいる。
大家として自宅の庭の木を斎藤に貸している。
修一（しゅういち）
斎藤がふられたショックで迎え入れた人間の養子。当初は斎藤を呼び捨てにしていたが、やがて「お父さん」と呼ぶようになる。
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目次 - Contents
- 『伝染るんです。』の概要
- 『伝染るんです。』のあらすじ・ストーリー
- かわうそ君とかっぱ君
- カブトムシの斎藤
- 『伝染るんです。』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- かわうそ（演：古田新太）
- カブトムシの斉藤（カブトムシのさいとう／演：カンニング竹山）
- 山崎先生（やまざきせんせい）
- しいたけ
- かわうその仲間
- かっぱ
- かえる
- しんちゃん
- くま
- バイトくん
- 下の人
- 斎藤の関係者
- シークレット奥さん
- 修一（しゅういち）
- その他
- こけし
- 傷（きず）
- たけひろ（オール5）
- 「さて久しぶりに」の男性
- 王様（おうさま）
- ミッチー（演：南明奈）
- トオル君（演：黒田勇樹）
- ゲイリー富田（ゲイリーとみた）
- すずめ
- にいちゃんとひろみ
- ロベール
- 平助（へいすけ）
- 『伝染るんです。』の用語
- 下の人
- タニス
- フルゴン
- しリーグ
- 丸バナナ
- 『伝染るんです。』の名言・名セリフ／名シーン・名場面
- こけし「もっとお母さんみたいに」
- 「さて久しぶりに」の男性「さて久しぶりに取りかえしのつかない事をするかな」
- かっぱ「かわうそ君…ひ、ひどいや！」
- 生徒たち「山崎先生はなんなんですか？」
- かわうそ「下の人などいない！」
- ロベール「平助さんのいくじなし！」
- リアルな事件を題材にした場面
- 『伝染るんです。』の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
- インターネットスラング「中の人」の元ネタ
- 乱丁かと思わせる単行本の意図的な誤植
- 「写ルンです」に由来するタイトル
- 様々な派生作品が存在
- 不条理ギャグのパイオニア的作品
- 『伝染るんです。』の主題歌・挿入歌
- ビデオ版OP（オープニング）・ED（エンディング）：かわうそ少年少女合唱団「かわうそ音頭」
- アニメ版ED（エンディング）：カンニング竹山「カブトムシ斎藤の歌」