先輩はおとこのこ(ぱいのこ)のネタバレ解説・考察まとめ
『先輩はおとこのこ』とは、ぽむによって2019年に『LINEマンガ』で連載が開始した日本のラブコメ漫画。
女装をして学校に通っている花岡まことは、ある日後輩女子の蒼井咲に告白され、まことに恋する幼馴染の大我竜二と三角関係へと発展していく。
「男の娘」という繊細な題材から、SNSで注目が集まり、2022年の「第5回アニメ化してほしいマンガランキング」で1位となった。
思春期の複雑な心情をリアルに描いており、美麗なカラーイラストで読みやすいのが魅力の作品。
CV:関根明良
まことと同じ学校に通う高校1年の女の子。誕生日は12月15日。活発で明るい性格から、新しい環境でもすぐ馴染むことができる。勉強が苦手。
入学当初まことが男だと知らずに恋をするが、正体を知った後も好意を抱き続けアピールをする。
クジラの研究で海外に行きっぱなしが多い父と離れ、祖母と2人で暮らしている。
誰かに「特別だ」と思ってもらいたい反面、自分から誰かを特別好きになったことがなく、自分で何かを決断することが苦手である。
大我竜二(たいがりゅうじ)
CV:内田雄馬
まことの幼馴染である高校1年の男子。誕生日は4月10日。ぶっきらぼうだが面倒見が良く繊細な性格。咲からは「師匠」と呼ばれている。
一度は疎遠になったが、まことの唯一の理解者である。まことにひそかに恋心を抱いている。
まことも顔見知りの妹がいる。頭が良く、成績は優秀。
早瀬(はやせ)
入学初日にまことと友達になった女子生徒。
まことが男であることが学校で噂になり、疎遠になったがずっと彼のことを気にかけており、謝りたいと思っていた。
主人公たちの親
まことの母
固定概念や偏見が強く、可愛いものに興味を示すまことを否定し続けた。
まことが女装をして学校に通っていることを知らない。咲を気に入り、まことと付き合ってほしいと思っている。
自分の祖父が女装をしていたことにトラウマを抱いている。
咲の母
姑である咲の祖母から嫌われ、咲と別居していた。
別居中も咲のことを心配し、祖母が体調不良でおばの家に行った隙に再び咲の前に現れる。
優しく穏やかな性格だが、家事や育児は苦手。
咲の父
クジラの研究者。明るく、ポジティブだが不器用な性格。
研究のため海外にいることが多く、寂しい思いをさせている咲にクジラのぬいぐるみを毎回お土産として買ってあげている。
花岡孝浩(はなおかこうじ)
まことの父。
知り合いの伝手で制服が自由に選べる高校にまことを入学させた。
息子思いで、まことが幸せになるためにできることをいつも考えている。
『先輩はおとこのこ』の用語
男の娘(おとこのこ)
女の子のような外見をした男の子のこと。インターネットスラングとして2000年代に広まり、現在でも一部の層でその言葉が使われている。
特徴としては、ロングヘアやボブヘアのウィッグを被り、ワンピースやスカートを履いたり、ヒールを履いたりしている。
「女装男子」との区別として、見た目だけでなく、内面も女性らしい人のことを指す。
クジラ
海に生息する世界最大の哺乳類。
咲の父はクジラの研究家であり、クジラの観測のために海外へ赴任している。
目次 - Contents
- 『先輩はおとこのこ』の概要
- 『先輩はおとこのこ』のあらすじ・ストーリー
- 後輩からの告白
- まことの幼馴染の登場
- 女装をやめたまこと
- 咲の打ち明けられない悩み
- 母に認められたまこと
- 父と母に決断を迫られる咲
- それぞれの道を歩むまこと達
- 『先輩はおとこのこ』の登場人物・キャラクター
- 主人公・主人公の友達
- 花岡まこと(はなおかまこと)
- 蒼井咲(あおいさき)
- 大我竜二(たいがりゅうじ)
- 早瀬(はやせ)
- 主人公たちの親
- まことの母
- 咲の母
- 咲の父
- 花岡孝浩(はなおかこうじ)
- 『先輩はおとこのこ』の用語
- 男の娘(おとこのこ)
- クジラ
- 同性愛
- 『先輩はおとこのこ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 蒼井咲「覚悟しててください」
- 花岡まこと「行ってきます」
- 海から救助された咲に必死に呼びかける父
- 快晴の空を仰ぐ咲
- 『先輩はおとこのこ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 男の子を描くのが苦手だった作者の男の娘を描くという判断
- イラストレーターとして活躍していた作者
- 最初から考えられていたわけではなかった結末