先輩はおとこのこ(ぱいのこ)のネタバレ解説・考察まとめ

『先輩はおとこのこ』とは、ぽむによって2019年に『LINEマンガ』で連載が開始した日本のラブコメ漫画。
女装をして学校に通っている花岡まことは、ある日後輩女子の蒼井咲に告白され、まことに恋する幼馴染の大我竜二と三角関係へと発展していく。
「男の娘」という繊細な題材から、SNSで注目が集まり、2022年の「第5回アニメ化してほしいマンガランキング」で1位となった。
思春期の複雑な心情をリアルに描いており、美麗なカラーイラストで読みやすいのが魅力の作品。

『先輩はおとこのこ』の概要

『先輩はおとこのこ』とは、ぽむによって2019年12月7日に『LINEマンガ』で連載が開始した日本のラブコメ漫画。
女装をして学校に通っている花岡まこと(はなおかまこと)は、ある日後輩女子の蒼井咲(あおいさき)に告白される。告白を断られるも諦めない咲に、まことの幼馴染である大我竜二(たいがりゅうじ)が諦めるよう釘を指すが、咲が竜二もまことに恋をしていることを知り、三角関係へと発展していく。
思春期の複雑な心情をリアルに描いており、美麗なカラーイラストで読みやすいのが魅力だ。
本編は2021年12月30日に完結しており、前日譚となる『先輩はおとこのこ 出会い編』が2023年12月21日に連載開始されている。
思春期の複雑な心情をまこと、咲、竜二の3視点から描かれており、「男の娘」という繊細な題材から、SNSで注目が集まった。特にまことと同じ悩みを持つ少年達からは共感の声も上がっている。
2021年の「第4回アニメ化してほしいマンガランキング」で3位に入賞し、翌年の第5回で1位となった。2023年にはproject No.9制作でアニメ化することが発表されている。

『先輩はおとこのこ』のあらすじ・ストーリー

後輩からの告白

花岡まこと(はなおかまこと)は女装して登校していることが学校で噂になっていた。ある日まことは「話があります」という手紙が自分の机の中に入っていることに気付く。放課後教室で待っていると、まことと同じ委員会である1年生の女子、蒼井咲(あおいさき)が現れた。まことを女だと勘違いしたまま告白してきた咲にまことはウィッグを脱ぎ、セーラー服をまくって自分が男であることを明かす。引かれると覚悟していたまことだったが、咲は「男のまことと女のまことを楽しめる」と興奮して鼻血を出した。まことは意外な反応に驚き、咲にハンカチを渡す。そして「人を好きになったことがない」と咲の告白を断った。しかし咲は諦めず、「初恋の相手になってみせる」とまことに宣言したのだった。
後日、咲から逃げ続けていたまことだったが、体育の授業中に彼女と偶然遭遇してしまった。気さくに話しかける咲に対してまことは「2、3年生は僕が男であることを知っているから関わると変人扱いされるよ」と警告する。しかし咲はそんなことよりも、まことの正体を皆が知っていることにショックを受けた。咲のそんな前向きさに、まことはつい吹き出し笑いをしたのだった。

まことの幼馴染の登場

咲はハンカチのお礼にまことにピンクのハンカチをプレゼントした。まことが喜んで受け取ろうとするとハンカチが風に飛ばされ、木の枝に引っかかってしまった。ふとまことの脳裏に、幼い頃女の子用のカバンを母にねだり、「それは女の子用よ」と断られた過去がよぎる。しかし咲が木をよじ登ってハンカチを取ったため、まことはその大胆な行動に母の言葉を忘れ、ハンカチを受け取った。
その様子を見ていたまことの幼馴染の大我竜二(たいがりゅうじ)が嫉妬し、咲に「何を企んでいる?」と問い詰める。まことが竜二を止めるが、遊びや罰ゲームでまことに告白する人を見てきた竜二は、咲もその類ではないのかと怪しんだのだ。まことに叱責されながらもなおも咲を怪しみ続けていた竜二は、咲がこそこそと隠れて何か見ようとしていることに気付く。竜二は逃げる咲に追いつき、ポケットに隠したハンカチを取り上げた。それは咲が告白した日、まことが鼻血を出した咲にあげたものだった。がっかりした竜二はまことを連れて去ろうとするが、竜二のポケットから生徒手帳が落ちる。咲が拾い上げると、手帳にはまことの寝ている写真が挟まっていた。すぐに手帳を取り返した竜二は咲に「このことはまことに言うな」と赤面しながら口止めする。その反応で竜二もまことが好きなのだと咲は察したのだった。
後日咲は竜二にまことが好きなのか問い詰めるが、彼はそれを否定した。そのやり取りの最中まことが通りかかり、咲は大声で呼び止めようとするが竜二がそれを制する。「他人の恋路を邪魔している」と咎める咲に竜二は「まことが目立つと、一緒にいるお前に気を遣わせることになる」と反論した。その考えはなかった咲は感心し、竜二を「師匠」と呼ぶようになる。そんな2人の様子を見たまことは咲と竜二をお似合いだと感じた。

女装をやめたまこと

夏休み前日、咲はまことと竜二に連絡先交換を提案する。まことは渋ったが、竜二は「連絡先くらいいいんじゃないの」と咲の提案を受け入れた。さらにその放課後咲はまことに「一緒に帰ろう」と誘うが、まことはロッカーで男子用の制服に着替えてから帰るためそれを断る。何度誘っても断られている咲は心が折れかけるが、竜二が気を利かせてまことの家にノートを返しに行ってほしいと咲に頼んだ。一方、家に帰ったまことは女装して学校に通っていることを知らない母に対して男の子らしく振る舞っていた。インターホンが鳴り、まことが出ると咲が玄関に立っている。女の子が来たことに喜ぶ母が咲を家に上げるが、母親に余計なことを話される前にまことは「咲を家まで送る」と2人で家を出た。まことはベンチで咲と休憩しながら、母には女装を内緒にしていること、男子の制服に着替えて帰っているのを知られたくなくて毎回誘いを断っていたことを話した。咲は「男のまことも好きだ」と告げる。
夏休み最終日、新学期の学校の創立祭で着るドレスを買うため3人で出かけることになる。無事ドレスを選び終え、ランチを食べたり雑貨屋を見て回ったりと充実した日を過ごし、夕方には解散した。学校に買ったものを置き、まことが家に帰るとまことの母が暗い部屋でうつむき座っていた。机には咲からもらったハンカチがあり、母は「まだ女の子みたいなものが好きなの?」と彼に問い詰める。まことはハンカチを咲のものだと嘘を吐き母を安心させた。まことは幼い頃可愛いものをこっそり集めていることが母にバレて、彼女がヒステリックを起こしたことを思い出す。そして同じことが起こらないよう女装をやめる決心をするのだった。
新学期が始まり、まことは男子の制服で登校した。咲に「それはまことの意思なのか」と聞かれ、肯定するまことだったが納得がいかない咲はまことを避けるようになる。1週間後の放課後、まことは咲に誘われ一緒に下校した。「自分の心に嘘をついている」と咲に問い詰められるがまことはそれを否定し、普通の恋愛をするため咲に告白する。しかしその発言もまことの意思ではないと思った咲は「今のまことに何を言われても嬉しくない」とその場を去ったのだった。それでも女装をやめる決心の揺るがないまことは、学校のロッカーにあるかわいいものコレクションや買ったドレスとハイヒールも捨てた。
咲とまことはまともに話せないまま創立祭当日を迎える。本格的なパーティ会場に竜二と大はしゃぎする咲だったが、スーツ姿でパーティに参加するまことを見つけ目を逸らす。まことはその美貌から女子生徒の人気をひそかに集めており、ダンスにも誘われていた。会場から離れ竜二と一息ついていた咲はゴミ収集車に回収されたまことのハイヒールを発見し、取り返すため車を追いかける。まことはスーツのポケットに咲からもらったかわいいハンカチが入っていることに気づき、「これも捨てないといけない」と思う。だがかわいいものが好きな自分を認めてくれた咲の姿が浮かび、「好きなものを諦めたくない」という気持ちが込み上げた。まことは女子生徒からウィッグを借りて装着すると、咲を探しに会場を出る。海岸で咲を見つけると「かわいいものが大好きだ」と叫び、彼女の元へ飛び降りた。咲が取り戻したハイヒールをまことに返すと、彼は嬉しさで涙を流し咲を抱きしめた。そして咲とまことはお互いの服を交換し、海岸でダンスを踊ったのだった。

咲の打ち明けられない悩み

咲を追いかけるまことを見て、彼が好きだという気持ちに気づいた竜二は、気持ちの整理がつかずもやもやしてしまう。そんな中、3人は水族館へ遊びに行くことになった。母に内緒でワンピースを買い、はしゃぐまことを見て竜二は胸が締め付けられる。帰りの電車内が混雑し、まことと咲の顔が近づく。しかし意中のまこととそんな状況になっても表情の固い咲を見て、竜二は疑問を抱くのであった。
後日咲は亡くなった祖父の仏壇にお供えをし「おじいちゃんの特別な人はおばあちゃんだった?」と呟いた。祖母も仏壇に手を合わせに来ると、咲は自室に戻りまことにもらったハンカチを握りしめて「私はまことが好き」と何度も呟く。
テスト期間が明け、咲は2教科赤点をとってしまう。そんな咲に勉強を教えるため、竜二は週末に勉強合宿をすることになった。当日、竜二の家で3人は勉強をしていた。途中で竜二の妹の小夏(こなつ)に「まことのことが好きなの?」と聞かれた咲は、胸を張ってそれを肯定する。しかし合宿中何度もまことに触れられる場面があったにも関わらず、全くドキドキしない自分に咲は焦りを覚えた。勉強合宿が終わり、咲が家に帰ると祖母が亡くなった祖父に「咲にも特別な人ができてよかった」と話しているところを目撃する。その言葉に胸が痛くなり、咲は部屋に帰って復習をしようとするが、まことにときめかなかった時を思い出し、涙をこぼした。そして周りの人に嫌われないため自分の意見を飲み込んでいた過去を思い出し「自分も誰かの特別になりたい」と願うのだった。
ある日咲はまことのバスケットボールの試合を竜二と観に行くことになった。そこで竜二は咲にまことが好きなことを明かす。本当にまことのことが好きなのか聞かれた咲は、「どうしたら特別好きになれるのか」と竜二に泣きつく。咲はその場から逃げ出したが竜二に引き留められ、「何も聞かないから泣き止んでまことと会え」と言われ、泣きながら頷いた。竜二と咲を見て、まことは2人が付き合っていると勘違いをする。そして、自分が2人にとって邪魔な存在なのではないかと思った。まことは帰り道、竜二に「好きな人はいる?」と聞く。竜二は驚いて飲み物を吹きこぼすが、同じ質問をまことに返し、咲のことをどう思っているのか聞いた。まことは慌てて「感謝はしているが、恋愛として好きではない」と答え、竜二に付き合っている人がいるのか問い詰める。竜二が否定すると、「好きな人はいるんでしょ?」とまことはさらに詰めた。耐えかねた竜二はヤケクソに「お前も良く知ってるやつだよ」と言ってその場を去った。竜二のその反応に、まことは咲と彼が付き合っているのだと確信したのだった。
数日後、まことの背中に咲がぶつかり、いつもと違う彼女の反応を見て、竜二は「様子が変だ」と咲を問い詰めた。咲は「竜二のまことに対する思いと自分の思いは違うものだと気づいた」と答え、竜二の恋を応援すると宣言する。
その翌日、竜二が風邪をひき、しばらく休むことになった。咲と初めて2人きりで昼休みを過ごすことに少し緊張していたまことだったが、咲はいつもと変わらずまことに接していた。しかし、不意に咲は「まことへの恋をあきらめることにした」とまことに伝える。これからも友達として接すると話していたが、まことは寂し気に「疎遠になりたくない」と呟いた。それに対して咲は「まことを好きになれてよかった」と残し、部屋を去る。

母に認められたまこと

その後、まことは竜二のお見舞いに行き、竜二が誰のことを好きなのか分かったと告白した。動揺する竜二だったが、「咲との恋を応援する」というまことの発言に気が抜けた。翌日、学校に来た竜二はまことに「咲のことを恋愛として好きではない」と弁明した。まことは驚いたが、それ以上追及せず、進路の話に切り替えた。「ついに竜二と別々の道になるかもね」というまことの発言に、あと1年しかまことと一緒にいられないと竜二は焦り始める。
文化祭の日、竜二はまことと2人で教室からグラウンドのキャンプファイヤーを眺めていた。「そろそろ着替えよう」とまことが竜二の制服を手に取ると、ポケットから生徒手帳が落ちる。写真を見られたと青ざめる竜二だったが、まことは何も見ていないふりをした。しかしまことは彼を意識しはじめ、無意識に避けてしまう。その様子から隠し撮り写真を見られていたことに気づいた竜二は、まことに「好きだ」と告白したのだった。
まことは竜二の告白をOKし、2人は付き合い始める。
まことと竜二は修学旅行へ行った。まことは修学旅行先でも女装をし、母に自分が女装をして学校に通っていることを告白する決心をする。帰宅後、まことが母に打ち明けようとすると、察した母はショックで倒れてしまった。事情を知った父は、まことに母方の祖父に会いに行くよう勧める。翌日、祖父と初対面したまことは、祖父の趣味であるドレス作りに魅了された。居心地が良く、「帰りたくない」と思っていたまことの心境を汲んだように、大雪で電車が止まりまことは数日祖父の家で暮らすこととなった。まことは、祖父も昔女装をしていたことで母と疎遠になったという過去を知り、「もう母と会わないのか」と祖父に尋ねた。祖父は「会わない。後悔はあるが、今が幸せだ」と答えた。帰宅したまことは両親と向き合い、「自分らしく生きていきたい」と本音をぶつけた。納得いかない母は「変わった生き方をすることは、知らないうちに他人や自分を傷つけることになる」と反論する。そして父が間をとりもち、まことと母はお互い納得するため2人で出かけることとなった。
翌日、セーラー服を着てウィッグを被った姿のまことが母の前に現れる。母はショックを受けつつも、まこととデパートへ出かけた。ランドセル売り場を見た母は、幼い頃のまことが「女の子みたい」と言われ、黒いランドセルを背負わせると誰からも「女の子」とは言われなくなったことを思い出した。そのことを馬鹿馬鹿しく思いながらまこととウィンドウショッピングを楽しんでいた母だったが、ふと我に返り「こんなのはやっぱり変だ」とまことの好みを否定した。それに対してまことは「普通じゃないけど幸せだ」と自分の気持ちを母に伝える。母はそれでも「人生は長い」とまことを説得しようとするのであった。帰宅した母は、まことが女装をして通学していたことを隠していた父を責める。頭を抱える母に、父は楽しそうなまことの修学旅行写真を見せた。「まことは傷つきながらも頑張っている」と父から言葉をかけられ、母は泣き崩れたのであった。
翌日、いつも通り「いってきます」と母に声をかけるまことに、彼女は「また昨日みたいにお買い物をしましょう」と声をかける。母に自分のことを理解してもらえたまことは嬉しさのあまり涙をこぼした。

父と母に決断を迫られる咲

咲の祖母が持病で入院することとなり、別居していた咲の母がしばらく家事を手伝いに咲の家へ来るようになった。母のことが大好きな咲は、母とまた過ごせることを嬉しく思っていた。
学年末テストが終わり、赤点を回避したことで咲は母から褒めてもらったことを祖母に報告した。その時、父から咲あてに電話がかかってくる。「春休み、お父さんのところに遊びに来ないか」という誘いであった。
そして春休みになり、咲は父の元へ飛行機で向かう。父と咲はドライブをしたり、アイスを食べながら話したりして再会を楽しんだ。その夜、父が急な仕事で出かけ、1人で咲は眠りについた。母と父と3人で家族団らんを過ごすが、最後は独りぼっちになり、父がくれたクジラのぬいぐるみの前で泣く夢をみたのだった。翌日、父に連れられてクジラのいる海に来た咲は、クジラが思ったより大きいことに驚く。クジラが船にぶつかり、咲は海へと投げ出された。咲は気づくと船に救出され、父が泣きながら彼女の手を握っていた。咲は平気な顔をしていたが、父は気遣ってクジラのぬいぐるみをプレゼントしようとする。「今回のことでクジラを嫌いになったかもしれない」とためらう父だったが、咲はぬいぐるみを笑顔で受け取り「前より少しクジラを好きになったかもしれない」と呟いた。その後も一緒に買い物をしたり、バーベキューをしたり楽しく過ごす2人だったが、ある日父は咲に「こっちで一緒に住まないか」と提案したのであった。
帰国した咲は、祖母が体調を崩しておばの家にいることを知る。おばに電話で「母と暮らしてみたら」と提案されるが、咲は「考えてみる」と答えて電話を切った。咲から祖母のことを聞き、母はご飯を作るため咲の家に来た。母の手料理を喜ぶ咲を抱きしめ、母は「これから寂しいときはすぐ来る」と言った。

それぞれの道を歩むまこと達

曇り空を見上げるまこと

新学期になり、まことは咲と2人でお昼を食べた。咲のことを意識してしまい、緊張するまことは自分の気持ちが咲に向いていることに驚く。その日の帰り道、竜二はまことの様子の変化に気づき「俺は俺で幸せになるから」と別れを告げた。次の日、母か父どちらかと一緒に暮らす決心をした咲は、そのことをまことと竜二に明かした。「離れても連絡する」と2人に背中を押され、咲は心強く思ったのだった。咲の転校日が間近に迫り、咲の友人はまことに本当の気持ちを伝えきれておらず、心残りそうな彼女を励ました。友人らに背中を押され、咲は放送室からまことへ向けて「好きです。付き合ってください」と思いを伝えた。放送を聞いたまことは咲の元へ向かい、彼女に笑顔を向けて頷いたのだった。
別居している母の元を訪ねた咲は、母に「なぜ自分を置いて家を出て行ったのか」と聞いた。母は、父が海外赴任で不在がちになり、家事も育児も優秀な祖母の存在もあって家にいることが窮屈に感じた過去を明かした。咲が「私のことを特別と思ってるか」と聞くと、母は「特別に決まってるじゃない」と返した。ずっと誰かの特別になりたかった咲は、その言葉を聞いて嬉し涙を流すのであった。
しばらくして、咲とまことと竜二の3人は一緒に星空を見るため再会した。咲は祖母がいるおばの家から近い学校の寮で暮らしていることを2人に告白する。母と暮らすと思っていた竜二に「今は祖母の近くにいたいから、ちゃんと自分で決めた」と咲は笑顔を向けた。石段を登りきり、3人が見上げた空は星空ではなく、曇り空で思わず3人は笑ってしまう。まことは再び空を見上げ、「明日は晴れる」と2人に言った。その言葉通り翌日は快晴になり、3人はそれぞれ笑顔で学校へと向かうのであった。

『先輩はおとこのこ』の登場人物・キャラクター

主人公・主人公の友達

花岡まこと(はなおかまこと)

CV:梅田修一朗
学校で女装をしている高校2年の美男子。誕生日は8月7日。幼い頃から可愛いものに興味があったが、母親にそれを否定され続けていた。
他人を好きになったことがなく、恋愛対象が男か女か自分でも分からない。女装をしていることで学校では浮いているが気にしていない。
父に女装のことを相談し、高校を探してもらった。運動神経は良いが、ビビりでお化けが苦手。
男性だと正体を明かしてもなお好意を見せてくる咲に戸惑っていたが、次第に心惹かれていく。

蒼井咲(あおいさき)

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