恋は双子で割り切れない(ラノベ・漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『恋は双子で割り切れない』とは電撃文庫にて2021年より刊行されている、高村資本によるライトノベル、およびアニメ作品。サブカル系男子と幼馴染の双子の三角関係を描いたラブコメであり、2024年にはTVアニメも放送。サブカル系男子白崎純(しろさきじゅん)には、幼馴染で双子の神宮司琉実(しんぐうじるみ)と神宮司那織(しんぐうじなおり)がいた。恋人関係であった琉実から別れ際に妹の那織と付き合うように言われた事から3人の複雑な恋愛関係が始まっていく。

『恋は双子で割り切れない』の用語

現代文化研究部

那織が設立した部活。バスケ部で活動する琉実を見た那織の思い付きで設立された。活動内容は非常にアバウトであり、那織が純や亀嵩たちといつも通り集まる場所となっている。部長を亀嵩が副部長を那織がつとめる。

遊戯部

ボードゲームを中心に活動する部活、部長は古間怜人。TRPGやカードゲームなど様々に分派した結果廃部の危機に瀕している。

『恋は双子で割り切れない』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

琉実「多分、こんなお願いするのは 最後だから……ね」

那織の先を越すように純に告白し恋人同士になった中学時代の琉実。しかし、純の気持ちが那織に向いている事を知っている琉実は1年で別れ話を切り出し「那織と付き合ってほしい」と純にお願いする。一か月後、いっこうに告白しない純の元を訪れた琉実は那織に告白するように再度釘をさすが、別れ際に「 多分、こんなお願いするのは 最後だから……ね」と純に抱き着く。姉として那織の事を考えてはいるが、未だに純の事が好きな琉実の複雑な気持ちが現れており、拗らせ系ラブコメの始まりを告げるシーンである。

那織「ごめん。制服汚しちゃった」

純の頭から琉実を追い出すため、これまで以上に純に積極的なアプローチをする那織。しかし、これ以上の進展が進む事を恐れた純ははずみで那織を突き飛ばしてしまう。些細な事がきっかけではあるが、疎遠になる2人。那織は純と仲直りがしたいが、素直になれない那織は亀嵩にその気持ちを吐露し彼女の胸の中で泣く。充分に泣き終えた那織は「ごめん。制服汚しちゃった」と彼女に感謝し、純と向き合うことを決意する。那織にとって数少ない相談相手である亀嵩との信頼が伺えるシーン。

純「那織、僕は那織のことが好きだ」

2人への気持ちで揺れ動く純は、関係性の修復が効かなくなる可能性を恐れて那織の事を拒絶してしまう。ショックを受けた那織から距離をおかれてしまう純であったが、琉実の助けもあり誤解を解くことに成功する。戻ってきた那織との何気ない会話の中で、自分が一番自然体でいられる時間を見出した純は、那織へ想いを打ち明ける事を決意する。その事に気づいた琉実は純と那織を誘い3人でのデートに向かう。デートの帰り道、純は琉実に今までの感謝と伝えるとともに「気持ちには答えられない」と謝罪、那織に「僕は那織のことが好きだ」と想いを伝えるのであった。

『恋は双子で割り切れない』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

タイアップ動画でザ・たっちが双子恋愛あるあるコントを披露

原作小説第2巻の発売の際に双子お笑い芸⼈のザ・たっちとのタイアップ企画がおこなわれた。作品をイメージした「双子あるある」ネタを中心としたコント動画となっている。

秋葉原ラジ館でのスペシャルPV

TVアニメ化を記念して、秋葉原のラジ館ビジョンにてスペシャル動画が放送された。原作者の髙村資本監修した完全新規録り下ろしボイスを収録したものとなっており、秋葉原を舞台にしたゲーム『STEINS;GATE』を引用した会話となっている。

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