
『人類は衰退しました』とは、田中ロミオによるライトノベル小説である。2012年7月から9月までテレビアニメが放送されるなど、様々なメディア展開がされている。ガガガ文庫オリジナル作品として初めてテレビアニメ化された作品である。人類がゆっくりと衰退した世界で、新人類である「妖精さん」と旧人類「人間」との日々を描いたファンタジーSFストーリー。随所にパロディやブラックユーモアを含み、人気を博している。略称は「人退」。
時系列
アニメでは原作の時系列をあえて大幅に入れ替えている。
原作通りの時系列でアニメを観たい場合、11話&12話→10話→7話&8話→5話&6話→1話&2話→9話→3話&4話となる。
この理由について副監督の小坂春女はインタビューで「より印象に残る順番で見てもらえるように、時系列をシャッフルし、インパクトのある話を最初に持ってきた」という内容を語っている。
キャラクター設定
キャラクターの容姿や設定が小説とアニメでは異なる。「わたし」はアニメでは165㎝前後とされているが、小説では170㎝前後である。また「助手さん」はアニメではさらっとした金髪で描かれているが、小説ではふわふわ栗毛とされている。
妖精さんの「ちくわさん」は小説では「さー・ちくわ」と名乗ることが却下されるが、アニメでは「さー・ちくわ」と呼ばれている。
毎回違うオープニング映像
毎回オープニング映像のラストに「わたし」が記帳した日記が映し出される。これは、原作巻末の「妖精さんメモ」をイメージして描かれている。
『人類は衰退しました』の主題歌・挿入歌
OP(オープニング):nano.RIPE「リアルワールド」
詞 - きみコ / 作曲 - ササキジュン / 編曲 - nano.RIPE
ボーカルきみコが「夕陽がよく見える丘の上」が好きなため、歌詞によく「丘の上」が出てくる。
ED(エンディング):伊藤真澄「ユメのなかノわたしのユメ」
作詞 - 畑亜貴 / 作曲・編曲 - 伊藤真澄
ジャケットに「わたし」、「妖精さん」が描かれており、これはアニメーション制作を手掛けたAIC ASTAによるもの。
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目次 - Contents
- 『人類は衰退しました』の概要
- 『人類は衰退しました』のあらすじ・ストーリー
- 妖精さんの、ひみつのこうじょう
- 妖精さんたちの、さぶかる
- 妖精さんの、おさとがえり
- 妖精さんたちの、じかんかつようじゅつ
- 妖精さんの、ひょうりゅうせいかつ
- 妖精さんたちの、ちきゅう
- 妖精さんの、ひみつのおちゃかい
- 『人類は衰退しました』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 主人公(わたし)
- 妖精さん
- 祖父
- 助手さん
- 学舎時代の友人
- Y
- 巻き毛
- モノリス
- ピオン
- オヤゲ
- 『人類は衰退しました』の用語
- 旧人類
- 調停官
- ヒト・モニュメント計画
- 学舎
- 『人類は衰退しました』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 妖精さん「ただではスマヌ!」
- ピオンとオヤゲの壮絶なバトル
- わたし「探し物は見つかりましたか?」
- 妖精さん「お勤め終了!」
- 『人類は衰退しました』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 『人類は衰退しました』は不遇の名作
- 原作と異なる時系列とキャラクター設定
- 時系列
- キャラクター設定
- 毎回違うオープニング映像
- 『人類は衰退しました』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):nano.RIPE「リアルワールド」
- ED(エンディング):伊藤真澄「ユメのなかノわたしのユメ」