善徳女王(韓国ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『善徳女王』は、2009年MBCで放送された、韓国の時代劇。新羅を舞台に、朝鮮半島における初の女性統治者となる善徳女王の生涯を描いた作品。史実とフィクションを織り交ぜながら、女王が歩んだ波乱万丈の人生をドラマチックに描く。韓国では最高視聴率40%以上を記録した。

日本語吹き替え:岡寛恵
主人公にとって最大のライバルとなる人物。その美貌により、チヌン王やチンジ王はじめ、多くの男性を魅了してきた。あるときチンピョン王に双子ができたことを機に、王権を掌握しようと試みるも国仙(ククソン)であるムンノとソファにより失敗に終わる。その後は現在の夫セジョン(世宗)を王に立て自身は王妃になることを夢見る。トンマンの双子の姉チョンミョン(天明)王女を警戒している。

チョンミョン王女/天命王女(演:パク・イェジン)

日本語吹き替え:松井茜
トンマン王女の双子の姉。同じ日に生まれた妹とは離れ離れとなり王宮で王女として育つ。聡明な人物であり、ミシルに対しては常に警戒心を抱きつつも、それを悟られないようにしている。権力の欲であるミシルをなんとかしたいと努力を重ねるが、志半ばでミシル派に殺されてしまう。

キム・ユシン/金庾信(演:オム・テウン)

日本語吹き替え:野島裕史
王女であった母マンミョン(萬明)夫人と伽耶の王族だった父キム・ソヒョン(金舒玄)との間に生まれる。優れた能力を持った人物であり、義理深くカリスマ性を兼ね備えている。ある日チョンミョン王女を救ったことから、その功績が認められ月主(プンウォルジュ)となる。郎徒(ナンド)となったトンマンに出会って以降、互いに惹かれ合っていく。トンマンがミシルを倒して王になることを決心してからは、恋心を封印し、臣下として最後まで支え続ける。

ピダム/ヒョンジョン(演:キム・ナムギル)

日本語吹き替え:福山潤
ミシルとチンジ王の間に生まれたが、生後間もなく捨てられ自分の出自を知らないままムンノにより育てられる。自由奔放だが武術に長けた人物。ミシルに狙われたトンマンを助けトンマンを愛するようになり、トンマンもピダムに惹かれていく。しかし自身がミシルの息子と知ってからは苦悩する。また、トンマンを信じ切ることができずに反乱を起こす。

王族・家臣

チヌン王/真興王(演:イ・スンジェ)

日本語吹き替え:藤本譲
新羅第24代王。トンマンとチョンミョンの曽祖父。
ミシルに自身が死ぬ間際に「後継者は孫のペクチョンだ」と遺言を残している。

チンジ王/真智王(演:イム・ホ)

日本語吹き替え:中尾一貴
新羅第25代王。チヌン王の次男であり、ミシルにより王位の座につく。しかしその後ミシルによって廃位させられてしまう。ミシルとの間に王子ヒョンジョン(ピダム)がいるが、ヒョンジョンはムンノによって育てられる。

チンピョン王/真平王(演:チョ・ミンギ)

日本語吹き替え:真矢野靖人
新羅第26代王。トンマンの父であり、チヌン王の長子の息子。ミシルの絶対的権力の中15歳で即位する。ミシルに対しては恐怖心がある一方、トンマンが戻ってからは自身の娘を補佐していく。

マヤ王妃/摩耶王妃(演:ユン・ユソン)

日本語吹き替え:
チンピョン王の正室。トンマンとチョンミョンの母。双子を生みトンマンとは離れ離れに、その後生まれた三人の息子も失うなど辛い過去を持つ。

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