星野みなみ（乃木坂46）の名言・迷言・発言まとめ

星野みなみ（ほしのみなみ）の概要

星野みなみは日本のアイドルグループ「乃木坂46」の第1期メンバー。
デビューシングル『ぐるぐるカーテン』から福神入りを果す。7枚目シングル『バレッタ』、8枚目シングル『気づいたら片想い』では選抜落ちをするが、それ以降は卒業シングルである28枚目シングル『君に叱られた』まで選抜メンバーとして活躍。全26回の選抜メンバー入りのうち12回の福神入りを果しており、乃木坂46の中心メンバーの一人でもあった。
乃木坂46の第1期生オーディション時は齋藤飛鳥、和田まあやと共に最年少メンバーであった。
乃木坂46では生田絵梨花、生駒里奈と共に「生生星（いくいこほし）」と呼ばれ、初期フロントメンバーの一人でもあった。
2022年2月12日、乃木坂46を卒業。芸能界からも引退した。

アイドルについて

「経験としてやってみるのもいいかなっていうくらいの気持ちだったんです」

友達はAKB48さんのことが好きだったけど、私はあまり興味がなくて。乃木坂46のオーディションは部活の友達が「夏休みの思い出に受けようよ！」と言って一緒に受けたら、私が合格しました。なのでほかのメンバーみたいに「女優になりたくて」とか「歌手になりたい」とかではなかったです。
たぶんアイドルがどういうものなのか、あんまりよくわかってなかったんだと思います。当時はまだ中2だったし、経験としてやってみるのもいいかなっていうくらいの気持ちだったんです。
お母さんは喜んでました。昔、お母さんもアイドルが好きだったみたいだし、たぶんこういうことが好きだったんだと思います。でもあまり家ではそういう話はしないですね。合格したから、自然とやる方向で（笑）。やらないっていう選択肢は自分の中にはなかったんです。
（2014年7月9日『音楽ナタリー』）

乃木坂46始動直後の星野を思い出すと、あまりに自然体で芸能人という雰囲気があまり感じられないことが多かった。
上のインタビューでも分かるように、意気込んでオーディションに挑み、合格したわけではなく、いつの間にか芸能界に参加していた、といった感じだったのかもしれない。
そう思うと彼女の初期の姿勢にも頷けることができるように思われる。

「学校がなくなって仕事1本になってからは少し変わりました」

最初の頃は仕事ではなくて習い事の延長みたいな感じが抜けきらなかったんですけど、学校がなくなって仕事1本になってからは少し変わりました。夜に出られる番組とかも増えて、よし仕事だ、っていう切り替えみたいなものができるようになりました。
（2018年4月18日『モデルプレス』）

高校卒業後、芸能の仕事1本になった時点で、星野なりの自覚みたいなものが芽生えてきたことが伺える。やはり学校と芸能の両立は難しいのかもしれない。

「いろいろあっても基本笑っていたいタイプなので」

笑顔が1番とは思ってます。いろいろあっても基本笑っていたいタイプなので。怒っているより笑っている方がその場の雰囲気も良くなるし、周りの人も話しかけやすいと思うんです。ファンの人にも「みなみちゃんに憧れているんですけど、どうしたら近づけますか？」って聞かれると、「笑うのが1番だよ」って答えてます。それは昔も今もこれからも変わらないのかなって。
あとは私、基本「なんとかなるよ」とか「大丈夫じゃない？」が口癖で（笑）。メンバーから相談されることもあるんですけど、「いいよいいよ」って言っていると、気持ちが楽になったって言ってもらえることが多くて。考えることももちろん大事だと思うけど、少しゆとりを持つというか、ゆるい感じの方が良いこともあるのかなって思います。
（2018年4月18日『モデルプレス』）

「基本『なんとかなるよ』とか『大丈夫じゃない？』」という考えはいかにも星野らしさを感じさせる。それは決して「いい加減」なのではなく「大らか」な印象を与えてくれる。彼女の笑顔に救われた人も多いかと思わせてくれる。

自分自身について

「本当にないんですよね、趣味って」

「みなみ」の由来
まず1つは、親が「タッチ」の南ちゃん（浅倉南）が好きっていうのがあって。あとは……「太陽」というワードがあるんですけど。「南に明るくある太陽」みたいな？ なんて言ってたっけなあ……聞いたことはあるんですけど、思い出せなくて。「南」と「太陽」と「明るく」っていうワードは覚えてます。その間がうまくつながらない……でも「明るい子になってほしい」って意味だったと思います。あと、覚えやすいようにひらがなにしたと言ってました。

みなみの身長
今、154cmです。伸びたんですよ！ 前は152cmだったんですけど、こないだ学校の身体測定で測ったら2cm伸びてました。小学校や中学校では小さいほうで、いつも前から3番目くらいでした。妹も同じくらいなんですけど、もうすぐ追い抜かれそうです。

みなみの血液型
今まで全然気にしたことがないし調べたこともなかったので、1年半くらい前まで知らなかったんです。お父さんとお母さんには「B型かO型だよ」って言われていて、調べたんですけど……。たぶんB型だと思います（笑）。

みなみの性格
えー、なんだろう……わかんないんですけど……マイペースとかですかね。お母さんが本当にこんな感じで、でもお父さんと妹はしっかりしてる。私はお母さんに似たんですね。だから2人でしゃべってると妹から「姉妹みたい」って言われます（笑）。

みなみの癖
何かを考えるときに「えー、なんだろう？」とか言っちゃいます。それは自分的に口癖かな。自分でも「あー、また言ってるなあ」とか思うんですけど、まず「えー、なんだろう？」って言わないと考えられないというか（笑）。

みなみの睡眠時間
基本……6時間ぐらいですかね。仕事があるときはまた違いますけど、学校のときは7時間は寝ます。いくら寝ても眠くて、電車でもすぐ寝ちゃうんです。最高で寝たのは、次の日が休みってときに14時間ぐらいかな？

みなみの休日
ほとんど家族と買い物か、家でのんびりしてるかです。でも基本、お母さんと2人で買い物に行くことが多いかも。意外と仲いいんですよ。最近は学校帰りに2人で待ち合わせして買い物に行ってます。

みなみの趣味
本当にないんですよね、趣味って。みんなちょこっとずつやるのが好きで。走るのも好きだし、本を読むのも好きだし。そこまで熱中するものはないんですけど、ちょっとずつですね。あ、でも中1のときは部活、陸上をめっちゃがんばってました。夏は海に行って、1日10km走ったり。乃木坂に入る前まではずっと部活でしたね。

みなみのファッション
冬は黒かな？ ドクロが好きで、スカル柄が入ったのをよく着ます。でも春になると花柄とかパステルカラーとか……ライトグリーンと水色と黄色と薄いピンク、そういうのが好きで。けっこう飽き症だから、季節ごとに変わります。

みなみのマイブーム
パズルとか？ 1000ピースくらいあるジグソーパズルを時間があるときによくやっていて、今は2つめかな。でっかいやつをがんばって作ってます。休みの日の空いた時間とかにちょこちょこってやるだけなので、けっこう時間がかかります。それでも1カ月はかからないけど。え、全然飽きたりしないですよ！ でもこないだ、ちっちゃいやつを作ったんですけど、飽きちゃって1回全部崩して、もう1回やりました（笑）。

みなみの得意料理
料理は普通にします。うまい下手とかじゃなくて。でも、レシピを見ないとダメです。見ながら作れば大丈夫だと思います。得意料理は……ないです（笑）。野菜を切るの専門なので！ 昨日はお母さんが豆腐のチゲみたいなのを作ったんですけど、野菜を切るのだけ手伝いました。

みなみの好きな季節
うーん……夏か春か、秋かなあ……冬ではないんですけど（笑）。あ、春から夏にかけてと、夏から秋にかけての、季節の変わり目が一番好きかも。暑過ぎず、寒過ぎずが一番！ でも夏も好きですよ。

みなみの好きな動物
プードル！ あと1回観てみたいのが、ホワイトタイガーの赤ちゃん！ ちっちゃいホワイトタイガーが本当にかわいくて、めっちゃ好きです。「飼いたい！」って言ってた時期もあったんですけど、まあ無理なので。そういうフワフワしたかわいい動物が好きです。小さいやつがいい。おっきくなっちゃうと、ちょっと怖いので。

みなみの好きな教科、嫌いな教科
数学は好きです。でも単元によって違うんですけど、小学校の頃にそろばんを習ってたので暗算は得意でした。図形とかは苦手なんですけど。嫌いなのは世界史。ヨーロッパの戦いみたいなの？ そういうのを今習ってるんですけど、いろんな名前が出てきて、全然覚えられなくて。テストも大変です。
（2014年7月9日『音楽ナタリー』）

上記インタビューは2014年に行われたもので、乃木坂46デビューから約3年後のもの。ある程度芸能活動にも慣れてきた頃だと推測されるし、この後上記の内容にも変化は起きていると推測される。

「天才って言われるとハードルが上がっちゃうので」

（「可愛いの天才」と言われることについて）
みんなそれ言うじゃないですか～！（笑）もうどうしよう（笑）。それに対する上手な受け答えがない…。
でも綺麗よりは可愛いの方が嬉しい…だけど天才って言われるとハードルが上がっちゃうので…（笑）大丈夫かな？って思っています。
（2018年4月18日『モデルプレス』）

ファンからも他のメンバーからも、あるいは他の坂道シリーズのメンバーからも「可愛いの天才」と認識されていた星野。
彼女自身はあまり意識したことはないようであるが、間違いなく彼女は「可愛いの天才」だった。

乃木坂46について

「乃木坂46を続けていく上での不安はまったくないです」

まいやんがいた乃木坂46を超えるというのは違うと思っていて。一方でまいやんがいたときとは別のところで頑張る必要はあると思っています。でもそこに不安はないんです。まだ乃木坂46には選抜に入ってない後輩ですごい子がたくさんいる。まいやんがいなくて寂しい気持ち、1期生が少なくなって寂しい気持ちはあるけど、それは寂しいだけ。乃木坂46を続けていく上での不安はまったくないです。
私はみんなが楽しくいられる乃木坂46がずっと続くようにしたい。上から目線みたいになっちゃうかな？（笑）でも私はみんなといる乃木坂46の雰囲気が本当に好きで楽しめているから、後輩もそう思える環境にしてあげたいなっていうのはあります。だからその雰囲気作りに少しでも貢献できたらいいなって。
私の経験でいうと、私は1期生だけど、最初年上ばっかりで。でもみんなあまり壁を作らずに話してくれたんです。それは同期っていうのもあったかもしれないけど、みんな優しかったし、そういう雰囲気だったからのびのびできた。そういったメンバー同士の関係性で悩むことがなかったから、より仕事に向き合えて今があるのかなって思います
（2021年1月22日『モデルプレス』）

上で触れられている「まいやん」とは白石麻衣のこと。白石の配信による卒業ライブは2020年10月28日に行われたので、上のインタビューは彼女の卒業直後に行われたことになる。
白石卒業後の乃木坂46のことを考え、かつ後輩にまで気を配ることができる星野の成長は目を見張るものがある。

「悩んだら“とりあえず笑う”」

昔はつらいことがあると、つらいなって考え込んでいたんですけど、事が起きちゃったら、考えてもどうにもならないときがあるって気づいて。そういうときは笑って、別の楽しいことを考えて忘れた方がいいなって思ったんです。考えてる時間がもったいない、とりあえず前に進んでみるか、って。落ち込んだときこそ、笑うように心がけています。
そうやって思えたのも、やっぱり乃木坂46の存在が大きかったです。乃木坂46にいると物事がすごい速さで進んでいくから、それに置いていかれるくらいなら、楽しいことを笑ってみんなで共有した方がいいなって、いつからか思うようになりました。落ち込んで暗くなっている場合じゃないなって。悩んだら“とりあえず笑う”。悩んでどうしようもなくなったとき、それが自分で見つけた解決方法でした。
（2021年6月8日『モデルプレス』）

いかにも星野らしい考えのように思える。「楽天的」というのとも「開き直り」というのとも少し違うような考え。「とりあえず笑う」というのが彼女の方法であり、それが「可愛いの天才」を作り出した要因の一つなのかもしれない。

選抜について

「七福神に選ばれて本当にうれしいです」