そうしそうあい(漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『そうしそうあい』とは、りべるむによる漫画である。2016年から連載され、全100話で完結。真面目な優等生の相馬愛実(そうまめぐみ)は、ひそかに同級生の金髪ヤンキー・若松宗嗣(わかまつそうし)に思いを寄せていた。一見タイプが正反対の2人だがそうしもまためぐみのことが気になっており、付き合うことになる。めぐみとそうしのほのぼのとした日常と、彼らを取り巻く友人たちの人間関係を描く。

愛美たちの高校の教師。宗嗣たちを見かければ服装を注意するが、自身も若いころはヤンキーだったのであまり厳しくない。

柏原(かしわばら)

体育の新任教師として、第28話で初登場。愛美たちの担任も務める。有田よりはしつこく指導するが、基本的には緩い。男女関係についていろいろと聞くので生徒たちから「セクハラ教師」と呼ばれている。

その他

若松敏嗣(わかまつ としつぐ)

宗嗣の兄。宗嗣と瓜二つの顔だが、黒髪で朗らかである。

辻金太郎(つじ きんたろう)

有田の中学の同級生で警官をしている。有田から宗嗣たちの様子をひそかにうかがい、宗嗣らが危険なことをしないか気にかけている。

『そうしそうあい』の用語

『そうしそうあい』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

有田尚親「そういう人にはなってほしくないなぁ」

髪色チェックも生徒の変化に気づくためだと話す有田

普段から宗嗣たちに服装指導やスマホの取り締まりをする有田。「校則がめんどくさい」という美樹に、有田は「人間だから大人でも間違うことがあるが、大人になると注意してもらえなくなる」、「間違いに気づきにくくなる」と話し、「そういう人にはなってほしくないなぁ」と諭した。

菊池千洋「守る力と傷つける力は同じなんだよ」

菊池千洋はひょんなことから宮本大陽の過去のトラウマを知る。中学時代の大陽は地味だったが、藤野というヤンキーと付き合っていた。ひそかにずっと大陽のことが好きだった砂本諭は大陽を手に入れるため、「(大陽は)複数人で(性行為を)するのが好き」というデマを流し、藤野たちに大陽を襲わせる。諭は藤野たちから大陽を助けて、あわよくば好きになってもらいたいと考えていた。しかし作戦は失敗し、結果的に諭は大陽にトラウマを与えるだけになってしまう。当時のことをまったく悪びれない諭を、千洋は「守る力と傷つける力は同じなんだよ」と思いきり殴った。千洋の話を聞いて、諭は大陽に謝りに行く。大陽は「謝られても過去は変わらない」として、「私がこの気持ちを持ったこと一生後悔して生きて」と言い放った。

相馬愛美「わたしが若松くんじゃなきゃだめ…」

文化祭が終わった頃、宗嗣は愛美の下駄箱に手紙が挟まっているのを見つける。それは他校の不良たちからの挑戦状だった。前々から何かとちょっかいをかけてくるグループで、その中心には宗嗣の元カノである頼元サヤがいた。愛美を巻き込まないように宗嗣と千洋は決闘に行くが、勘づいた愛美も駆けつける。宗嗣は愛美からもらったピアスを引きちぎられたものの、相手は全滅。愛美との約束を破って喧嘩をしたことを謝りつつ、「愛美を守るためだった」と言うが、愛美は「今の若松くんは怖い」と距離を置くようになってしまった。
そんな状況が半月ほど続き、かつて愛美に告白した後輩の濱口は「僕じゃだめですか」と再び思いを伝える。濱口は宗嗣といて幸せそうな愛美を見て身を引いたのに、現状が違うなら自分を選んでほしいと思っていた。しかし愛美はそんな状況でも「わたしが若松くんじゃなきゃだめ…」と濱口の告白を断った。

『そうしそうあい』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

実写ポスターが発表

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