怪獣8号の武器・防具・兵器・ナンバーズまとめ

『怪獣8号』とは松本直也による漫画作品。怪獣が存在する世界に生きる男性・日比野カフカや怪獣と戦う防衛隊の活躍を描いている。防衛隊への入隊を望むも叶わず、怪獣の死体清掃の仕事を続けていたカフカは、謎の小型怪獣に体内に侵入されて怪獣としての力を得る。「怪獣8号」と呼ばれるようになったカフカは、その力で怪獣に立ち向かう。ここでは作中に登場する武器・防具について紹介していく。

専用武器 03Ax-0112

本来であれば、専用武器は隊長クラスにしか支給されない。しかし実力が評価されたキコルにも、身の丈ほどの巨大な斧03Ax-0112が専用武器として支給された。翼竜系怪獣や、怪獣9号を一刀両断する切れ味を持つ。
後方に衝撃波を発生させて斧を加速させる「隊式斧術1式 落雷」や、衝撃波を前に発生させ攻撃力を増大させる「隊式斧術2式 水切」、衝撃波で斧をスピードアップさせ、対象を切り落とす「隊式斧術3式 半月」、対象の体を横に斬る「隊式斧術6式 達磨落」といった、隊式斧術を駆使して闘う。

識別怪獣兵器4号(ナンバーズ4)

元々はキコルの母、四ノ宮ヒカリ(しのみやひかり)が使用していた怪獣兵器。ヒカリの死後は適合者が現れず、防衛隊で保管されていた。全身に装着するスーツのようなタイプの兵器。飛行性能を持った兵器で、圧倒的なスピードを誇る。味方の援護射撃が不要になるほど速く動き、怪獣を討伐していく。
また、スーツ使用時には4号の残存意識が幻影として現れるだけでなく、前装備者であるヒカリの動きを見て学ぶことが可能になる。
キコルは母の残像からスーツの力を最大限に引き出すパフォーマンスを学びながら、03Ax-0112と識別怪獣兵器を組み合わせて戦う。

市川レノ(いちかわれの)の武器・防具・兵器・ナンバーズ

識別怪獣兵器6号(ナンバーズ6)

専用武器は与えられていないものの、「最強の兵器」と呼ばれる識別怪獣兵器6号の適合者に選ばれたレノ。第4部隊隊長の緒方ジュウゴ(おがたじゅうご)から、適合者として相応しいか見極めるための最終試験を課せられ、分坑峠討伐作戦にてフォルティチュード6.4の怪獣を相手に初めて実戦で使用した。
冷気を発生させることが可能で、撃つ銃弾に冷気をまとわせられる。この特性を活かし、レノは戦闘中に冷気をまとった銃弾を怪獣に撃ち込んでいた。撃たれた場所は凍りつくなど、その威力は高い。
しかし戦闘中に制御不能になり、ピンチを招いた。レノが成長途中ということもあり、コントロール面には難がある。

四宮功(しのみやいさお)の武器・防具・兵器・ナンバーズ

専用武器 FS-1002

対象に打撃を叩き込むと同時に、衝撃波で吹き飛ばすガントレットのような武装型の武器。 四宮長官は自らが生んだ「隊式格闘術」と組み合わせて使用する。怪獣2号をベースに作られており、怪獣8号に変身したカフカと本気で打ち合った際には、対怪獣用のシェルターにひびを入れるほどのその威力を見せた。フックと同時に衝撃波をぶつける「隊式格闘術1式 蓮波」、衝撃波で打撃範囲を広げる「隊式格闘術2式 発破」、発破を両手で同時にぶつける「隊式格闘術3式 双破」、アッパーで衝撃波をぶつける「隊式格闘術4式 昇破」などが登場し、その威力の凄まじさを知らしめた。

四宮ヒカリ(ひのみやひかり)の武器・防具・兵器・ナンバーズ

識別怪獣兵器4号(ナンバーズ4)

キコルの母・ヒカリが生前使用していた識別怪獣兵器。「電磁射出装置」を使って出撃・現場に素早くたどり着くことができる。ヒカリはこの兵器を身にまとって多くの怪獣を討伐し、「戦場のワルキューレ」と称されていた。怪獣6号との戦いで殉職してからは、
長い間適合者が現れなかったが、キコルが適正者とに選ばれる。スーツ使用時には4号の残存意識が幻影として現れるため、兵器を引き継いだキコルはヒカリが速くて正確な威力の高い一撃を繰り出して戦っていたことを知った。

防衛隊一般隊員の武器・防具・兵器・ナンバーズ

防衛隊員の多くが使用する武器は、ピストルやライフルのような銃タイプのもの。
ライフルに使用されるソケットは「ユニソケット」と呼ばれ、怪獣の特性を発揮する「ユニ器官」や、その分泌物を収納している。炸裂弾や凍結弾などの種類があり、ユニソケットを入れ替えることで、様々な怪獣から採取した特性を弾に乗せることが可能。出現した怪獣のタイプに合わせて、相性の良いユニソケットを使って戦う。

防衛隊スーツ

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