↑THE HIGH-LOWS↓(ザ・ハイロウズ)の徹底解説まとめ

「↑THE HIGH-LOWS↓」(ザ・ハイロウズ)とは、1995年に結成された日本のロックバンドである。メンバーのVo. 甲本ヒロトとGt. 真島昌利は、元「THE BLUE HEARTS」(ザ・ブルーハーツ)のメンバー。ブルーハーツが解散したわずか半年後にハイロウズが結成された。2005年に活動休止を発表するまでの約10年間で、「日曜日よりの使者」、「青春」など数々の名曲を残した。

甲本ヒロト「面白いことができるんだったらいいことだと思うよ」

ハイロウズの5thアルバム『Relaxin' WITH THE HIGH-LOWS』が発売された際のインタビューでの甲本の発言。甲本は、メンバーが歳を取ってきたと焦りを感じたそう。しかし、それをネガティブに捉えていた訳ではなく、「年取って何か危機感を感じてそれに急かされてそれで面白いことができるんだったら(中略)いいことだと思うよ」と、創作への意欲を見せた。

↑THE HIGH-LOWS↓の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

松本人志との関係

ブルーハーツ時代のファンだった松本。ブルーハーツのメンバーもダウンタウンのファンであり、ブルーハーツ解散後も松本は甲本、真島のファンであり続けたため彼らと松本の関係は続いた。

松本人志によるジャケットデザイン

松本は、ハイロウズが発売したアルバム1枚とシングル2枚のジャケットデザインを手がけている。甲本たち、ハイロウズのメンバーの提案によって実現した。

千年メダル

ハイロウズの9枚目のシングル。

ハイロウズの9枚目のシングル。

出典: www.bing.com

真夜中レーザーガン

ハイロウズの10枚目のシングル。

ロブスター

ハイロウズの3枚目のオリジナルアルバム。

「↑THE HIGH-LOWS↓」のアルバムのCMに出演した松本人志

ベストアルバム『FLASH ~BEST~』のCMに松本が起用された。

「日曜日よりの使者」は松本人志のことを歌ったのか

ハイロウズの代表曲「日曜日よりの使者」は、甲本の自殺を止めたダウンタウン、若しくは松本人志のことを歌っているのではという説がある。当時、ダウンタウンのテレビ番組が日曜日に2本放送されていたこと、「たとえば世界中が土砂降りの雨だろうとゲラゲラ笑える」、「適当な嘘をついてその場を切り抜けて誰一人傷つけない」などの歌詞が松本に当てはまることなどからこの説が生まれたと考えられる。しかし、甲本やハイロウズのメンバーが「日曜日よりの使者」の誕生秘話を語ったことは一度もない。松本は、「あるミュージシャン」とぼやかした上で自身の番組があるミュージシャンの自殺を止めたと語ったことがあり、それが松本との親交が深かった甲本ではないかと推測され始めた。しかし、これと酷似したエピソードや噂は他のミュージシャンでも語られており、真相は不明である。なお、ハイロウズのファンの間では、「この噂は甲本が松本のことを歌ったのではない」いう見方が強い。

活動休止の理由に関する噂

あまりにも突然だった活動休止発表

ハイロウズの活動休止を、発表前に知らされていた関係者は、ほとんどいなかった。ハイロウズの会報誌『FAN-JET』の発行当初からの担当者ですら、活動休止の発表に際して、「急なことだったので、さぞびっくりされたことと思います。私自身もほぼ同時期にこの知らせを聞き、気分的に体育座りから立ち直れない日々を送ってしまいました」という記述を残している。メンバーの不仲や体調面など、活動休止の原因と思われるものも見受けられず、不透明な部分が多い。

発端は真島昌利か

ハイロウズは、真島が中心となって組んだことを考えると、真島がバンドのまとめ役的な立場であったと考えられる。その真島の活動休止に関する唯一の発言が、「活気を失った気がした」というものである。また、甲本はハイロウズでやるための新たな楽曲の準備を始めており、「大島や調が決定権を持って辞めようと言ったわけじゃない」とも発言していることから、活動休止の発端は真島であったのではないかと推測できる。

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