ひよ恋の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『ひよ恋』とは、雪丸もえによる日本の少女漫画である。人見知りが激しく低身長のひよりが、自分とは正反対の性格の明るく笑顔で、高身長の結心に恋をする学園恋愛漫画である。ひよりは幼馴染のりっちゃんに頼って学校生活を送っていたが、高校からは自分のネガティブな性格を変えようと努力する。ひよりが自分に自信を無くすような後ろ向きなセリフが結心と関わるにつれて、ポジティブなセリフに変わっていくところにひよりの成長が見られる。また、ひよりが結心に積極的に関わりを持とうと行動する場面も魅力である。

夏休み前のテストで赤点を回避するため、勉強が得意なひよりを含め、結心、松島礼奈(まつしま れいな)、夏輝、平井淳平(ひらい じゅんぺい)の5人で結心の家で勉強することになった。ひよりは結心のために各教科で大事なことをまとめたノートを作っていた。それを渡すついでに夏休み中の花火大会に結心を誘おうと考え、花火大会のチラシをノートに挟んでいた。しかし、自分で結心に渡すよりも先に礼奈がノートに興味を示し、チラシを見つけてしまう。それを見た礼奈はひよりが結心を花火大会に誘うつもりなのだと分かっていながら、わざと「結心、一緒に行こ!」と誘う。ひよりは礼奈が自分の思ったことをすぐに行動に移せるところが羨ましいと思っていた。
礼奈は結心の母親がお茶を出すときに一番積極的に手伝いをしていた。自分も何か手伝わなきゃ、と思っていたひよりはみんなが使い終わったカップを礼奈と一緒に洗いに行く。その時に伶菜から「花火大会、結心のこと誘おうと思ってたんでしょ」と意地悪なことを言う。ひよりは言いたいことをすぐに言う礼奈が羨ましく、「そんな簡単に言えないよ、礼奈ちゃんみたいには」と言う。礼奈は「何それ、私のせいで自分が誘えなくなった、って言いたいの?レイナ悪者?私、言い訳ばっかして自分のやりたいことから逃げてる人が一番キライ。今のひよりんみたいに」と、語気を強めてひよりに言ってしまう。
礼奈は1年生の時、何でも思ったことを言ってしまうことから周りから嫌われていた。そのうち、言いたいことを言わずに我慢するようになってしまったがそんな自分を変えたくてアメリカに留学する。海外に行き、嫌でも英語で話さないとコミュニケーションを取れないと実感し、留学を通して改めて人と話す練習ができた。
ひよりと知り合ってから、ひよりと1年生の自分を重ね合わせてしまい弱い自分を見ているようで嫌だった。礼奈が自分の意見を強く言える強い人間である、という面が分かる一言である。

富永妃の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

空港まで見送りに来てくれた結心との最後の別れに涙

結心から頬をつままれる直前のシーン。

妃は中学生の時から結心のことが好きで、中学生の時に一度告白していた。それからずっと友達として付き合っていく決心を妃の中でつけていたつもりだったが、それはあることをきっかけに変わる。両親の都合でイギリスに引っ越すことが決まった時だ。引っ越す日時はバレンタインデー間近の日で、バレンタインデーに本命チョコを渡して結心に再び告白した。しかし、結心には受け取ってもらえず恋は実らなかった。妃は結心にイギリスにもうすぐ引っ越すことを伝える。しかし、出発する日時までは結心に伝えていない。ひよりはそれを寂しそうに話す妃を見て、本当は結心に見送りに来てほしいんじゃないか、と思う。
ひよりは妃にいつ出国するのか聞こうとしたが、最初は教えてくれなかった。しかし、ひよりは次の日妃の学校に行き、妃を知っていそうな生徒に妃がいつ出国するのかランダムに聞いていた。それを妃の友達が妃に伝えると、妃はひよりの優しさを感じてメールで出国の日をひよりに伝える。
出国の日は翌日で、早朝から行かないと見送りには間に合わない時間だった。ひよりは学校について結心を見つけると、急いで出国時間を伝えて2人で空港に向かう。そして、空港で妃を見つけると結心は頬を軽くつねりながら、黙って出国しようとする妃を怒った。
妃は結心と彼氏にはなれず切なかったが、違う形でも自分のことを好きでいてくれたことが嬉しかった。

乃坂秋穂の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

人生で初めて信頼できる友達ができた瞬間

人間関係に悩みがあった乃坂秋穂(のさか あきほ)は、学校で周りに馴染めずにいた。しかし、3年生になってひよりと同じクラスになるとひよりから話しかけてもらうことが増え、友達になる。しかし、ひよりが自分の好きな妃と仲が良いことを知ると焼きもちを妬き、嫌がらせをするようになる。ひよりといることにも疲れてしまった秋穂はある日、学校の屋上から飛び降りようとする。ひよりから電話がかかってくると「幽霊になっちゃおうかな」と自殺をほのめかすようなことを言い、電話を切った。急いで助けに来たひよりから「よかったよ、秋穂ちゃん」と泣きながら助かったことを喜ばれ、心から信頼できる友達を作れたことが嬉しかった。

平井淳平の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

バレンタインデーにうずうず

結心に一番近い親友の平井淳平(ひらい じゅんぺい)は、今まで彼女ができたことがない。周りの友達は彼女ができている中、1人だけ取り残されていることに寂しさを覚えていた。クリスマスもお正月も終わっていく中、2月のバレンタインデーで誰かからチョコをもらえたらいいな、と思いながら1人だけうずうずしている。淳平の子供らしいところが表れており、可愛い一面である。

三谷美代子の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

クラスメイトの前で見せた妄想癖

ひよりのクラスの担任、三谷美代子(みたに みよこ:通称みったん)は少女漫画に描いたような恋愛が好きで、理想の恋愛体験を妄想するのが趣味になっている。2年生でクラスで遊園地に行ったとき、メリーゴーランドに乗った時は1人でメリーゴーランドを楽しんだ。周りの目を気にせず、理想の男性とデートに来ているところを想像するほど妄想することが好きである。

田中弘司の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

結心だけが知る田中君の素顔

田中君はいつも眼鏡をかけており、素顔が見えないという人物設定である。勉強が得意で成績優秀でクラス代表を務める、という優秀な生徒だ。運動も得意で、脚も速い。
体育祭の学年対抗リレーで結心は田中君と走ることになる。物語の中で眼鏡を取ることはないが、リレー中に眼鏡がずれ落ちてしまい、隣を走っていた結心だけがその素顔を見ることができた。田中君の本当の素顔は謎に包まれている。

仁戸部コウの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

「西山が好きだ」

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