ひよ恋の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『ひよ恋』とは、雪丸もえによる日本の少女漫画である。人見知りが激しく低身長のひよりが、自分とは正反対の性格の明るく笑顔で、高身長の結心に恋をする学園恋愛漫画である。ひよりは幼馴染のりっちゃんに頼って学校生活を送っていたが、高校からは自分のネガティブな性格を変えようと努力する。ひよりが自分に自信を無くすような後ろ向きなセリフが結心と関わるにつれて、ポジティブなセリフに変わっていくところにひよりの成長が見られる。また、ひよりが結心に積極的に関わりを持とうと行動する場面も魅力である。

結心はひよりに廊下で告白され、学年中で「でこぼこカップル」と話題になっていた。翌日、他クラスの生徒から「彼女できたって本当?」と聞かれると、結心ははっきりと「そうだけど」と答える。それを聞いた結心の友人は「他校の友達も知ってるよ」と話す。周りから騒ぎ立てられていることを知った結心は「俺は別にいいけど彼女の方はそっとしといてやって、頼むから」と、ひよりを思いやる彼氏らしい発言をする。

「俺も同じこと思ったよ。妃に好きだって言われたとき。だからその次はちゃんと答えたい、って思ったんだ。自然とそう思える相手ができたから」

ひよりはコウ君に廊下で「好きだ」と言われて戸惑っていた。コウ君は友達を思っていて、さらに親友のりっちゃんが好きな相手だからだ。また、ひよりは自覚がなくてもコウ君から告白された後、周りから「コウ君に思わせぶりな態度を取っていた」と言われる。コウ君に結心と少し話せただけで嬉しかったことも話したことがあり、「きっといい思いはしなかったはず」と、自分がしてきたデリカシーのない行動に反省する。
コウ君に自分から話をして返事をしようとするが、ひよりが「コウ君」と話そうとすると、コウ君はその場から逃げた。なかなかひよりと話そうとしてくれないコウ君にひよりは、心が折れそうになる。その2人の様子を見ていた結心が「ひよりんと話してほしい」とお願いをし、コウ君はやっとひよりから告白の返事を聞く。ひよりの返事は「ごめんなさい」で、コウ君を傷つけてしまうことに罪悪感があり、涙が止まらなかった。
裏庭でひよりが1人で泣いていると、結心が様子を見に来てくれた。「誰かに想われるってすごいことだよね。その思いに応えることはすごく覚悟がいることなんだね」と思っていたことを口にした。ひよりは結心が妃に告白されたとき、同じ気持ちだったのだろうと思う。結心はそれに対して、「うん、俺も同じこと思ったよ。妃に好きだって言われたとき。だからその次はちゃんと答えたい、って思ったんだ。自然とそう思える相手がちゃんとできたから」と、ひよりを思っていることを伝えてあげる。自分からいざこざを解決し、自分のことを好きになってくれたコウ君に感謝したひよりだった。

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「友だちつくるのすら怖がってたら恋もできないよ!」

入学初日からひよりにかまってくる結心のことが、ひよりは苦手だった。それをりっちゃんに話すと「これはあんたの人見知りを直すチャンスだよ!」と、周りと話す回数を増やすことを後押しする。また、「この先いつかは別れるし、そうなったらあんたどうするの?」と、少し突き放すような厳しいことを言ってしまう。そんなりっちゃんにひよりは「りっちゃんいやだよ~」と泣き面を見せる。なんとかひよりに自立して欲しいと思い、「友だちつくるのすら怖がってたら恋もできないよ!」と人見知りであることがデメリットを沢山持っていることを伝えた。

押し殺していた寂しい気持ちがあふれ出した瞬間

ひよりが結心と付き合ってデートに行くようになってから、ひよりの恋を応援していたりっちゃんは寂しがっていた。放課後はひよりと帰ることが当たり前だったのに、ひよりが結心とデートに行くことが増えるとひよりと過ごす時間が減った。りっちゃんがひよりが離れていくことに寂しさを感じていると感じたコウ君は「寂しそうだね」と声をかける。りっちゃんはひよりが自立していき、自分を頼ってくれないことを表に出すとさらに悲しさが増す気がして口に出さなかった。コウ君が言ったことが図星で、「ひよりがいなくて寂しいんだ」と気づくと廊下で他の生徒がいる前で泣いてしまった。

「コウ、って呼んでもいい?」

ぶっきらぼうで人見知りの仁戸部コウ(にとべ こう:通称コウ君)は2年生でひよりと同じクラスになり、話すうちにひよりのことが好きになっていた。ひよりが結心のことを好きなことを知っており、ひよりと結心が付き合い始めたのを知るとショックを受ける。それを表では出さないが、隣でウキウキしているひよりを見るとひよりに意地悪をしたくなっていた。それに困るひよりを見て親友のりっちゃんはコウ君を警戒する。りっちゃんからコウ君へひよりへの意地悪な態度をやめるように注意することが増え、それ以外に個人的な会話をすることもあった。りっちゃんはコウ君と話しているうちに本当は不器用だけど優しい一面があることを知り、好きになっていた。
ひよりは結心とカップルになってから過ごす初めてのクリスマスでプレゼントを買いに行く。それにりっちゃんも付き添い、お店を見ていると偶然コウ君に出会う。ひよりはプレゼント選びをコウ君にも協力して選んでもらい、買うと急いで結心との待ち合わせ場所に行く。りっちゃんはコウ君と2人きりになると、以前に傘を貸してくれた時のお礼を言う。そしてその時試しで、「コウ、って呼んでもいい?」と恥ずかしがりながら聞いてみた。コウ君の前では気を張ってしまうりっちゃんだが、この時は甘えるような様子でお願いをする。

相沢夏輝の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

父親のようなひよりへの愛情

相沢夏輝(あいざわ なつき)はさばさばした性格で、つり目であることから初めて合う人に怖がられることが多い。ひよりもその1人だった。しかし、夏輝は小さくてかわいいものが好きで、そのイメージにぴったりなひよりのことを妹のように可愛がっていた。2年生で同じクラスになった時は毎日一緒にいれることを一番喜ぶ。遊園地に行ったときは1人だけひよりがメリーゴーランドに乗っている姿を連射するほど、ひよりのことが大好きである。「男っぽい」とよく周りから言われるが、可愛いものが好きというところに女子らしい一面が垣間見れる。

普段は見せない女の子らしい表情

夏輝は外見はサバサバしていて周りの男子からも、「女子に思えない」と言われることが多い。しかし、実は小さくてかわいいものが好きで、可愛いマスコットを集めるのが好きである。
ある日夏輝は近くのスーパーでパンを買ってポイントを溜めると夏輝の好きなキャラクターのグッズをもらえる、というキャンペーンを見つけた。ご飯派の夏輝がパンを買って頑張ってポイントを溜めるほど、マスコットキャラクターが好き、という意外な一面がある。

松島礼奈の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

「私言い訳ばっかしてできないことから逃げてる人が一番嫌い。今のひよりんみたいに」

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