サクラ、サク。(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『サクラ、サク。』は『別冊マーガレット』で2021年3月号から2023年11月号まで連載された、咲坂伊緒による学園青春ラブコメ漫画。大人しくて普通の女の子である藤ヶ谷咲が、見知らぬ人に助けてもらったことをきっかけに、積極的に人助けをするように変わっていく様子を描いている。藤ヶ谷咲の成長と、彼女を中心とする恋模様が見どころの作品。

『サクラ、サク。』の概要

『サクラ、サク。』とは、『別冊マーガレット』(集英社)にて2021年3月号から作者・咲坂伊緒により連載された少女漫画である。
目立たず、いてもいなくても変わらない「その他大勢」のような存在だった藤ヶ谷 咲(ふじがや さく)は、ある日電車で体調が悪くなってしまった所を「桜 亮介(さくら りょうすけ)」という名前の人に助けられる。それをきっかけに自分も困っている人を放っておかないと心に決め、いつか助けてくれた人にお礼を言おうと決意する。会えないまま時は流れ、入学した高校で桜 陽希(さくら はるき)と出会い、助けてくれた人が彼の兄である事を知る。咲と陽希を中心に、恋と友情が錯綜する学園青春物語である。

『サクラ、サク。』のあらすじ・ストーリー

憧れの人

中学生の藤ヶ谷 咲(ふじがや さく)は、いてもいなくても変わらない目立たない存在である「その他大勢」だった。ある日、電車で体調を崩してしまったところを、桜 亮介(さくら りょうすけ)という人に助けられる。勇気を出して残されたメモに書かれていた亮介の番号に電話してみたが、繋がることはなかった。それをきっかけに自分も困っている人を放っておかないと心に決め、いつか必ず会ってお礼を言いたいと思うようになった。

時は流れ、高校生になった咲は桜 陽希(さくら はるき)と同じクラスになり、亮介の弟であることを知る。陽希に亮介へ手紙を渡してくれるよう頼むが、何度も断られてしまう。それでもめげずにお願いし続ける中、放課後校舎を出た咲は、しゃがみ込んでいる同じクラスの荻原 琴乃(おぎわら ことの)に声を掛ける。彼氏から貰ったペアネックレスのペンダントトップを落としてしまったと聞き、通りかかった陽希を巻き込んで一緒に探す。少し離れた場所に落ちていたのを見つけ、琴乃は咲と陽希に心から感謝した。この数日で咲の事を知った陽希は、「亮介と連絡取れるようにしてやる」と自ら橋渡し役を申し出た。

陽希が協力してくれたおかげで、咲は亮介と会える事になった。待ち合わせ場所で会った亮介に手紙を渡し、ずっと伝えたかった感謝と好意の気持ちを伝える。しかし、それは亮介ではなく同姓同名の別人である事が発覚する。亮介と別れた後、暫くその場で茫然としていた咲の前に陽希が現れ、咲は堪えきれず涙を流した。助けてくれた人へのお礼が振り出しに戻ってしまったと落ち込む咲に、「ありがとうって言えなくても、その人のおかげで今の藤ヶ谷がいるだけで充分だと思う」と陽希は言葉をかける。何度も陽希の優しさに触れた咲は、陽希を意識するようになった。

亮介への想いを確認したい気持ちから、咲は陽希にお願いして、一緒に亮介がバイトしているカフェを訪れる。亮介と会ってみた事で、改めて陽希への恋心を確信する。注文した品を待っている間、近くの席に琴乃の彼氏と他校の女子がいる所を目撃する。琴乃に対して束縛の強い彼が、自分だけ自由に過ごしている事が咲は気に入らないが、琴乃に余計な不安を与えないために陽希と内緒にしておく事にした。

咲達は学校行事の遠足で行ったバーベキューの跡片付けをしていると、手洗い場で琴乃の彼氏と遭遇する。沈黙を気まずく思った咲は先週カフェにいたかを確認すると、「姉ちゃんと行った」と言われて疑惑が膨れ上がる。更に突っ込んだ事を聞くが、「俺と琴乃の仲ギクシャクさせたいのかよ、友達のくせに」と言い返されてしまった所へ、陽希が庇うようにして間に入ってくれた。揉めていると琴乃もやってきて、咲はどう言うのが良いのか悩んでいると、「あんたの彼氏浮気してるよ」と偶然近くにいた井竜 奏多(いりゅう かなた)が口を挟んできた。井竜もカフェでバイトをしていて、琴乃の彼氏が女の子と来たのは先週だけではない事を言い残して去っていく。自由なままでいる彼氏に対し、「そんな対等じゃない付き合いならやめる」と告げて走り去る琴乃の後を追いかける咲。立ち止まった琴乃は、「咲や陽希に余計な気をつかわせてた事に気付かなかった自分が恥ずかしい」と謝る。こんな時でも友達を思いやる琴乃の事を大事にしたいと、咲は強く思った。

翌日、バーベキューの時に佐野 美斗士(さの みとし)に撮られた、陽希に食べさせている写真を眺めていた咲。声をかけた琴乃はその写真を見て思わず目を逸らしてしまい、自分の中で芽生え始めた感情に気付いたのだった。

友達と同じ人を好きになる咲

咲が自販機に行くと、井竜と遭遇した。遠足の時の事に対してお礼を言ったが、「関係ない俺が言ってくれてホッとした?って事?」「別に全然いい子じゃないじゃん」と突き刺さる言葉を残していく。後から来た陽希は落ち込む咲を慰め、咲はかけられる優しい言葉に強張った心が解けていくのと同時にドキドキしていた。陽希のおかげで元通りになった咲は、琴乃が早く元気になれるように何でもしたいと思った。

咲はみんなで遊びに行くためのお金を稼ごうと思い、アルバイトを探し始める。歩きながらスマホを見ていたせいで階段で転び、偶然近くにいた井竜の鞄を掴んで荷物をぶちまけてしまった。咲のスマホを拾った井竜は、開いていたページにアルバイト先のカフェが表示されているのを見て「うちでバイトしたいの?」と聞く。咲は「亮介さんが嫌がると思うから」と否定したが、井竜は興味なさそうに帰っていった。委員会に出席していた咲は、プリントの中に井竜の物が混ざっている事に気付く。端に「小テスト出る」と書かれた文字を見て、明日だと困るだろうと思いアルバイト先へ届けに行く事にした。無事井竜にプリントを届けた際に、井竜は亮介に「この人がここでバイトしたら都合悪かったりします?」と聞いた。目の前にいた咲はギョッとするが、亮介に「ここが気に入ったんなら入ればいいよ」と優しく言われ、面接の約束を取り付けたのだった。

翌日咲が登校すると、陽希と琴乃が付き合うフリをする事になったと知らされる。別れてから元彼がしつこく絡んできて困っていた琴乃は、昨日の帰りに一応警戒する形で陽希が一緒に帰ってくれたのだが、校門で元彼が待ち伏せていた。「もう他に好きな人いるから」と言っても信じてもらえず、隣にいた陽希が今の彼氏という事になってしまったという話だった。咲は陽希が好きだという自分の気持ちを琴乃に話していなかった事を後悔したが、話してしまうと偽装カップルをやめてしまうと思い、元彼の問題が解決するまで黙っていようと決めた。

陽希と琴乃が付き合うフリを始めてから、咲は陽希と2人で話さないようにしていた。その状況に寂しさを覚えていたが、アルバイトの後に陽希が「藤ヶ谷と話したくて」と待っていてくれた。咲がアルバイトをする事になった経緯や、陽希と琴乃が付き合うフリをする事になった時の状況をお互いに話し合う。なかなか話せない今の自分達がもどかしく、寂しい気持ちを押し殺して思わず涙を浮かべる咲。心配する陽希に「あくびを我慢しただけ」と言い訳して咲は帰ろうとするが、そこへ亮介と井竜が通りかかり、陽希は「亮介に見つかると気まずい」と咲を引き止める。咲も見つかるのは恥ずかしいと思い、隠れようと陽希を押すが、ロープに気付かず2人で転んでしまった。その際に咲の唇が陽希の顔に当たってしまい、咲は自分だけの秘密にしておこうと心の中で思う。一方、陽希は咲の唇が自分の唇に当たり、今まで以上に咲を意識するようになった。

校内で咲は偶然井竜と会い、前に咲に対してきつい言葉を浴びせた時、琴乃が井竜の所まで来て「咲に謝って!」とものすごい剣幕で言ってきた事を聞く。陽希と話していた事を聞かれていたのだと知り、琴乃の優しさを嬉しく思う。陽希と琴乃が付き合っているフリをやめてしまうとしても、自分の本当の気持ちを話さなければいけないと咲は決意した。

図書室で咲とテスト勉強する約束をしている事を琴乃から聞き、「俺も混ざっていい?」と陽希は言った。咲の名前を出した瞬間に表情が変わった陽希を見た琴乃は、咄嗟に「陽希はだめ、行かないで」と引き止める。琴乃を捜しに来た咲はその現場を見てしまい、琴乃も陽希の事が好きなのかもしれないと動揺する。動けなくなっている咲を井竜が隠して助けてくれ、咲の気持ちも、陽希と琴乃が付き合っているフリをしている事もバレてしまう。唯一咲の気持ちを知っている井竜に話を聞いてもらうようになるが、それを陽希は快く思わなかった。

夏休みに入り、咲・陽希・琴乃・美斗士はデイキャンプへ行く。キャンプご飯を食べたり遊んだりして楽しむ中、咲は琴乃が付き合っているフリをしていると元彼に話しに行った事を陽希から聞く。琴乃に話を聞きに行くと、咲の陽希への気持ちに気付いていた事を知り、咲は改めて陽希が好きである事を打ち明ける。琴乃には「陽希を好きではない」「今は好きな人はいない」と言われて、咲の中にあった蟠りが解けた。咲は先に戻り、1人になった琴乃の元へ美斗士が現れ、琴乃の咲に対する秘められた恋心に寄り添った。

井竜との接点

夏休みを経て、陽希への想いをより強くした咲。新学期が始まり、井竜と校内で遭遇した際に、咲が小学生の時から使っている鞄を届けた事があると言われる。昔咲が祖母とよく行っていた和菓子屋が井竜の家で、祖母の誕生日に季節限定の和菓子を買いに行った時の出来事だった。自分の家が和菓子屋という事にコンプレックスを抱いていた井竜は、店に忘れた鞄を咲に届けた際に「いつも美味しい和菓子作ってくれてありがとう」と言われて救われた過去があった。その出来事を思い出した事で咲と井竜の距離は縮まり、井竜は咲に対して特別な感情を持つようになる。

一方、陽希との関係に期待を抱いている咲は、文化祭で陽希と一緒に回る約束をする。期待に胸を膨らませるが、陽希の幼馴染である大翔(だいと)と葉月(はづき)が遊びに来て、葉月への態度がいつもの陽希と違い不安を覚える咲。陽希は以前亮介への手紙を葉月から預かったが、渡してあげられなかった事があり負い目を感じている事を話す。蟠りを隠したような陽希の態度を見て、陽希は葉月の事が好きだったのではないか、その気持ちは今も終わっていないのではないかと咲は思い始める。文化祭が終わり、アルバイトがあるため先に帰ろうとした咲の後を陽希は追い、「明日の代休、俺とプラネタリウムに行かない?」と誘う。咲も葉月の事を話したいと思い頷いた。咲と同じく文化祭後にアルバイトに出ていた井竜は、アルバイト後に2人でプチ打ち上げをする。そこで咲は、陽希と葉月の関係について思う事を井竜に話す。自分の事情に付き合わせてしまって申し訳ないと思い帰ろうとする咲を、井竜は後ろから抱き締めて「付き合って」と告白する。しかし、今までの井竜の態度から告白を信用出来ない咲は、冗談だと思いあっさり断った。

翌日、咲と陽希はプラネタリウムへ行き良い雰囲気になるが、葉月の名前を出した時の陽希の表情を見て不安になる咲。「葉月ちゃんからの手紙を亮介さんに渡せなかったのは、葉月ちゃんを好きだからじゃないの?」という咲の問いに対し、陽希は「そうだったとしても、俺は今の話がしたい」と答える。葉月の事を吹っ切れているように見えない咲は、陽希は自分の気持ちに気付いてないだけなのではないかと更に不安になる。そこへアルバイト先から連絡が来て、井竜が風邪をひいて休んでしまった事を聞き、代わりにアルバイトに出なければいけなくなった事を言い訳にしてその場から逃げ出したのだった。

アルバイトの後、咲は塾終わりの大翔に会いに行き、陽希と葉月の事を聞く。中学生の時、亮介に片想いをしていた葉月は、陽希に手紙を渡すようお願いする。陽希が手紙を渡せないでいるうちに亮介には彼女ができてしまい、葉月は陽希の事を責めた。陽希は亮介と比べられる事を平気そうにしているが、密かに想いを寄せていた葉月に比べられた事が今も傷として残っているのではないか。大翔の話を聞いた咲は余計不安になり、陽希を避けるようになってしまう。

放課後、咲は井竜から借りていたスウェットを返しに家を訪れる。その際に陽希の話を聞き、悩んでいる咲に「じゃあもうそんな奴やめて俺にすればいいじゃん」と井竜は再度告白する。帰る際に咲を途中まで送り、「マジで考えといて」と伝えて去っていく井竜の後ろ姿を咲は見つめていた。

想いの行方

咲がアルバイトをしていると、葉月が店を訪れてきた。咲と陽希がプラネタリウムに行った事を知っていた葉月は、2人は付き合っていると思っていたが、咲が否定すると「そうなんだ!」と安心したような表情を見せる。不安が膨らんでいく咲の元に、陽希から「会いたい」と連絡が来る。逃げてはいけないと思った咲は、アルバイトの後に陽希と待ち合わせて会う事を決めた。咲の誤解を解きたいと会いに来てくれた陽希は、咲への想いを告白する。咲は今の不安な気持ちを正直に打ち明け、「陽希は今も葉月ちゃんが好きなんじゃないの?」と疑問をぶつける。陽希は否定するが、陽希の葉月への態度が引っかかる咲は涙を浮かべる。そこへ現れた亮介が咲の様子を見て、2人の話を強制的に終わらせ、咲を連れて帰っていった。

咲は図書室で琴乃と勉強した際に、陽希からもらった消しゴムを無くしてしまい、翌日探しに行く。そこへ消しゴムを持ってやってきた陽希は、渡さず咲を抱き締める。「藤ヶ谷も同じ気持ちなら、俺と付き合って」と陽希は再度告白するが、俯いて震えている咲を見てそれ以上は言わずに去っていく。その後咲は美斗士づてに消しゴムを受け取り、咲の体調が良くない事を察していた陽希の話を聞いて、より一層陽希への想いを募らせる。

咲のアルバイト先に大翔が来店し、陽希が葉月に連絡した事を聞く。「葉月ちゃんは今まで陽くんを傷付けちゃったけど、だからこそその傷を消せるのは葉月ちゃんだと思うんだ」という大翔の言葉に、陽希のトラウマを解消できるのは自分ではなく葉月なのだろうかと咲は悩んだ。気分転換になればと遊びに誘われた井竜からも、「藤ヶ谷さんの「まだ吹っ切れてません」ってそういう仕草、振られた桜弟にしてみれば困惑でしかないと思うよ?」と言われてしまう。

美斗士の勧めと大翔の言葉により、葉月と会ってみる事にした陽希。実際に会ってみるが、葉月に対して心が残っているとはどうしても思えなかった。そんな陽希に葉月は自分の想いを告白し、「陽くんを好きになった私を知ってちゃんと考えてほしい」と本気の気持ちをぶつける。陽希の好きな人は咲なのではないかと察している葉月は、咲を呼び出して陽希に告白した事を伝えた。暗に「だから邪魔しないで」と言われているように聞こえた咲は、陽希と葉月が上手くいくのが一番良いという結論に至る。

翌日、咲は陽希に連れ出され「俺振られたの?」と聞かれる。「うん、ごめん」と咲は答えて先に教室へ戻りながら、こんなに苦しい事が正解なのかと自分に問いかけたのだった。

『サクラ、サク。』の登場人物・キャラクター

メインキャラクター

藤ヶ谷 咲(ふじがや さく)

本作の主人公。小石原高校1年生。
元々あまり目立たない「その他大勢」のような存在だったが、中学生の時に電車で体調が悪くなった所を「桜 亮介」という人に助けられ、それ以来困っている人を見つけたら放っておかないと決心した。自分を救い、変えてくれた「桜 亮介」を「神様」と呼び、感謝の気持ちを伝えたいと探し回る。「いい子ちゃん」と言われるのは、その他大勢だった咲にとって誉め言葉である。少し思い込みが強い一面もある。仲間内で遊びに行くお金を貯めるために、カフェでアルバイトを始める。保健委員会に所属している。

桜 陽希(さくら はるき)

小石原高校1年生。咲と同じクラス。幼馴染には「陽くん」と呼ばれている。
周りをよく見ている優しい性格だが、それを指摘されるのは好きではない。昔は小さくて弱かった大翔を守るために空手を習っていたが、痛いからやめた。兄の亮介がモテるため、よく手紙を渡してくれるよう頼まれていた。夏休み中は短期で引っ越し屋のアルバイトをしていた。
中学の時は幼馴染の葉月に片想いをしていた。

メインキャラクターの友達

荻原 琴乃(おぎわら ことの)

小石原高校1年生。咲の親友で同じクラス。
友達の事を思いやる優しい性格。一方で言いたい事ははっきり言うタイプ。海はベタベタするから苦手。
中学から付き合っている彼氏がいたが、束縛しながらも自分は自由でいる所が許せず別れを選ぶ。その後咲への恋心を自覚するが、咲の陽希への気持ちに気付き身を引く事にする。咲への想いを唯一知っている美斗士に相談しているうちに、美斗士を意識するようになる。

佐野 美斗士(さの みとし)

小石原高校1年生。咲と同じクラス。
明るくムードメーカー的存在。いつもふざけているようで人の事をよく見ていて、琴乃が咲に想いを寄せている事を見抜いた唯一の人物。琴乃に片想いをしている。

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