ウツボラ(漫画 ・ ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ウツボラ』とは、太田出版の雑誌『マンガ・エロティクス・エフ』で2008年11月から不定期で連載された中村明日美子原作の漫画およびそれを原作としたドラマ作品。身元不明の投身自殺死体が発見されるところから物語が始まる。主人公の溝呂木舜は人気作家でありながら、この自殺した藤乃朱の執筆した小説『ウツボラ』を盗作し発表していた。朱が死亡すると入れ替わるように朱の双子の妹と名乗る三木桜が溝呂木の前に現れる。正体が謎に包まれた瓜二つの女性、朱と桜により深い闇に追い詰められていくサイコ・サスペンス作品である。
南洋出版の作家。溝呂木舜の大学時代からの友人で、大学・学部・学科の出身を同じくし、同じ文芸サークルに入っていた。
溝呂木とは対照的に派手な生活を送っている。
溝呂木の様子に違和感を覚えている。
警察関係者
望月剛(もちづきつよし)(演:おかやまはじめ)
警視庁生活安全課の刑事。ドラマでは琥珀警察署刑事課の刑事になっている。藤乃朱の死の真相を追い、三木桜の正体を捜査する。
溝呂木舜の作品のファン。
海馬芳嗣(かいばよしつぐ)(演:武田航平)
警視庁生活安全課の刑事。ドラマでは琥珀警察署刑事課の刑事になっている。望月の部下。
その他
溝呂木コヨミ(みぞろぎこよみ)(演:平祐奈)
溝呂木舜の姪。栄養士専門学校に通う学生。
溝呂木と同居しており、何かと身の回りの世話を焼く。幼いころから溝呂木に恋心を抱いている。
『ウツボラ』の用語
ウツボラ
『ウツボラ』に登場する小説。溝呂木舜が4年ぶりに執筆している小説。当初は読み切り作品として発表されたが、好評を博したため連載が始まった。実際は藤乃朱が執筆した作品であったが、スランプ中で焦っていた溝呂木が新人賞に応募された作品を盗んでしまった。 担当編集者の辻は薄々この事態に気づいているが、溝呂木のファンであったため受け入れられないでいた。溝呂木は『ウツボラ』を盗作したことについて責め苛まれるが、三木桜は『ウツボラ』を溝呂木舜名義で出版してほしいと願っている。
琥珀市
原作では東京都内が舞台だが、ドラマのでは架空の街、「琥珀市」が舞台として描かれる。
ロケ地は大部分が愛知県蒲郡市と幸田町で撮影された。
南洋出版
溝呂木や矢田部が作家として契約している出版社。
辻はここに所属する編集者。
「月刊さえずり」という月刊誌を出版している。
月刊さえずり
南洋出版が発行する月刊誌。
「月刊さえずり」は通常締め切りは月末だが締め切りが早まったため、焦った溝呂木は桜が所持していた『ウツボラ』の原稿を盗用してしまう。
琥珀警察署
ドラマで、望月剛と海馬芳嗣が所属している警察署。
漫画では警視庁生活安全課の所属になっている。
K病院
雑居ビルから飛び降り自殺をした身元不明の女性の死体が搬送された病院。
遺体の身元確認のため駆けつた溝呂木舜が、三木桜と初めて出会った場所。
美容外科クリニック
秋山富士子と浅尾ゆかりが整形手術をした病院。
違法な治療をしていたため摘発され、そこで秋山富士子のカルテが発見される。
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目次 - Contents
- 『ウツボラ』の概要
- 『ウツボラ』のあらすじ・ストーリー
- 顔のない死体編
- 本当の作者編
- 『ウツボラ』の最終話編
- 『ウツボラ』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 溝呂木舜(みぞろぎしゅん )(演:北村有起哉)
- 藤乃朱(ふじのあき)/ 秋山富士子(あきやまふじこ)(演:前田敦子)
- 三木桜 (みきさくら)/ 浅尾ゆかり(あさおゆかり)(演:前田敦子)
- 出版関係者
- 辻真琴(つじまこと)(演:藤原季節)
- 矢田部理(やたべおさむ)(演:渡辺いっけい)
- 警察関係者
- 望月剛(もちづきつよし)(演:おかやまはじめ)
- 海馬芳嗣(かいばよしつぐ)(演:武田航平)
- その他
- 溝呂木コヨミ(みぞろぎこよみ)(演:平祐奈)
- 『ウツボラ』の用語
- ウツボラ
- 琥珀市
- 南洋出版
- 月刊さえずり
- 琥珀警察署
- K病院
- 美容外科クリニック
- 『ウツボラ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 三木桜「約束ですよ、きっと彼女のことを書いてくださいね」
- 溝呂木舜「よくがんばったね、ずっと不安だったろう恐ろしかったろう」
- 溝呂木コヨミ「それでもよかったです、私はおじさまがいてくれたらそれで…」
- 『ウツボラ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 『ウツボラ』の映像化「前田敦子さんならぜひ」と快諾
- 『ウツボラ』の由来の最有力候補は「空洞」
- ドラマのロケ地となった蒲郡市制作の「ロケ地MAP」
- チーズケーキとショートケーキが示唆する桜の正体