マリッジトキシン(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『マリッジトキシン』とは、集英社のWeb漫画マプリ『少年ジャンプ+』のアクション漫画。原作は静脈、作画は依田瑞稀が担当している。様々な漫画や著名人から推薦コメントが贈られるほどの人気作品で、「次にくるマンガ大賞2022」ではWebマンガ部門第8位に輝いた。
主人公の下呂ヒカルは、殺し屋一族「毒使い」下呂家の次期当主。生涯独身を決め、自身の代で「毒使い」を終わらせるつもりだった。しかし妹を一族の柵から解放するために結婚詐欺師・城崎メイをアドバイーとして婚活を始めることになるのだった。

蔵王銀次のマフィアの構成員。マフィアを辞めると言い出したボスの銀次を殺し、娘のエリアも殺そうと「風使い(後に風車使いであることが判明)」を雇っている。

平和島剛男(へいわじま たけお)

氷見の父親が選んだ氷見マコトの結婚相手。氷見マコトとは同じ年で、そこそこ力がある議員の息子。

『マリッジトキシン』の用語

使い手(つかいて)

特定の手法に特化した殺しの技術を持つ殺し屋。各家には長い血脈があり、それぞれ必中必殺の殺しの業を持っている。
殺し屋のエリートであり、裏社会ではとても有名。殺しの依頼には莫大な費用がかかり、五大名家の次期当主である下呂ヒカルは、日給1億円に相当する。

五大名家(ごだいめいか)

「使い手」の中でも群を抜く家柄。主人公・下呂ヒカルの「毒使い」もその1つ。その他、「獣使い」の道後家、有馬家、那須家、霧島家が五大名家に数えられる。

「使い手」の家は数多く存在するが、「蟲使い」は「毒使い」の毒蟲から、「針使い」は「毒使い」の毒針からというように、そのほとんどがこの五大名家から派生した分家・傍系。分家以下の人間は宗家に死ねと命じられれば黙って命を絶たねばならないほどの格差がある。

変性血統(へんせいけっとう)

「使い手」が代々受け継いでいる特殊な技能や性質のこと。「毒使い」なら「毒」に関して、「獣使い」なら「獣」について、特殊な技能や性質を持っている。

穢れ手(けがれて)

裏社会の中でさえ忌避される存在。白狐家は動物(パートナー)を着ぐるみの用に使って戦う。

護り手(まもりて)

裏社会で護衛(ボディーガード)を生業とする者達の総称。殺しを生業とする「使い手」とは対局の存在である。ただ実力は「使い手」に及ばないようで、一流の「使い手」の前では「護り手」は手も足も出ない。

ヤミナビ

裏社会の仕事の斡旋サイト。仕事を探している人間と仕事を依頼したい人間をマッチングさせる。仕事を探している人間は、仕事をこなしていくとランクが上がり、ランクの高い依頼を受けることが可能。人助けを通して婚活をするという方針になった後、下呂や城崎がよく利用している場面が描かれている。

筋屋(すじや)

裏社会の仕事を斡旋する業者のようだが、詳細は不明。下呂は「ヤミナビ」ではなく、この「筋屋」を通して仕事の依頼を受けていた。

『マリッジトキシン』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

城崎メイ「そんな提案(プロポーズ)初めて」

下呂ヒカルの殺しのターゲットだった城崎メイは、結婚詐欺師として数多の男女を虜にしてきた。城崎は死の間際に下呂に結婚のアドバイスを送る。そのアドバイスで下呂は自らの気持ちを吐露し、城崎はそれを応援した。そして下呂は妹のアカリを一族の柵から解放するために婚活を始める決意を固める。下呂はターゲットである城崎に自分の結婚を手伝ってくれるように依頼。城崎は下呂からの依頼に「そんな提案(プロポーズ)初めて」と笑う。下呂と城崎の婚活がスタートする瞬間であった。

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