正反対な君と僕(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『正反対な君と僕』とは、阿賀沢紅茶によるラブコメ漫画。集英社のウェブコミック配信サイト『少年ジャンプ+』にて2022年5月より連載を開始した。「次にくるマンガ大賞2022」のWebマンガ部門で第2位を受賞している。
周囲の目を気にしがちなギャル・鈴木みゆと、物静かだが自分の意見をきちんと言うことができる男子・谷悠介を軸に、物語が展開されていく。性格が正反対のみゆと谷の、付き合い始めたばかりの初々しい感じや、友人たちと青春する描写が堪らないと話題になっている作品である。

『正反対な君と僕』の用語

『北の魔女とイエティ』

みゆが谷との初デートで観た映画。二人の心の距離が近づくのに一役買った作品でもある。

イエティ

『北の魔女とイエティ』に登場したキャラクター。谷がこのマスコットをお揃いで買おうとみゆに提案する。

『正反対な君と僕』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

谷から手を繋いできたシーン

第一話での胸キュンシーン。下駄箱で谷を見かけたみゆは、勇気を出して「一緒に帰ろう」と声をかける。その帰り道に偶然手が触れあった時、谷からみゆの手を繋いできた。幸せ過ぎて感情が渋滞を起こしているみゆと、いつも通り表情を崩さない二人。二人の正反対さをよく表わしているだけでなく、みゆに興味がないと思われていた谷が、実は彼女に好意を抱いていたことが判明した名シーンである。

鈴木みゆ「私 谷君のことすき」

友人たちに自分の気持ちを正直に打ち明けるみゆ(画面中央)

谷と一緒に帰っていた所を人に目撃されていたことが判明。周囲の目を気にしすぎるみゆは、谷との関係を知りたがる山田に対し、「そんなんじゃないから!」と発言していまう。間が悪いことに、偶然居合わせた谷に、それを聞かれてしまった。いつものように谷と話すことができず、落ち込むみゆ。下校の時間、山田から再び言及された時、「私 谷君のことすき」と自分の気持ちを正直に打ち明けた。この一言でみゆは吹っ切れ、友人たちに背中を押され、谷に告白する。今まで回りを気にし過ぎて空気を読んできた彼女が、自分の気持ちに正直になることの大切さに気付いた一言である。

『正反対な君と僕』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

単行本3巻発売に合わせてPVが公開

みゆバージョンのPV。

谷バージョンのPV。

2023年3月3日に単行本3巻が発売され、それに合わせてPVが公開された。みゆと谷それぞれにスポットを当てたふたつのバージョンが用意されており、みゆの声は篠原侑が、谷の声は上村祐翔が担当している。また、3巻の巻末には「ジャンプフェスタ2023」の描きおろしレポートマンガが収録されている。

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