有閑倶楽部(漫画・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『有閑倶楽部』(ゆうかんくらぶ)とは、一条ゆかりが1981年から『りぼん』(集英社)にて連載開始した痛快学園冒険コメディ漫画、およびそれを原作としたドラマ作品。聖プレジデント学園の高等部の生徒会メンバー6人は人並外れた美貌と家柄で知識や色気や喧嘩の強さなど個々に類まれな能力も持ち、学園中の憧れの的。6人は毎回様々な事件に遭遇し、その能力で見事に解決していく。アクション、コメディ、恋愛、ミステリー、ホラーと様々な要素が魅力。1986年(昭和61年)度、第10回講談社漫画賞少女部門受賞。
野梨子の毋。白鹿流茶道の家元で着物が似合う清楚な美人。野梨子は母に顔がそっくりである。
黄桜家
黄桜 燁子(きざくら あきこ)
可憐の母。夫と死別し、女で1つで可憐を育てている。美人だが仕事人間のため、可憐とは違い自分を磨いたり異性にモテる事には興味がない。宝石商を営んでいる。
菊正宗家
菊正宗 修平(きくまさむね しゅうへい)
清四郎の父で、大病院菊正宗病院の院長。天才外科医と言われている。ひどい肩こりだが、外科医なのに鍼が苦手なため「清四郎のマッサージじゃないと効かない」と、清四郎にマッサージをさせたがる。
菊正宗 和子(きくまさむね かずこ)
演:中田有紀(連続ドラマ)
清四郎の姉、医学部に通う。清四郎同様かなり優秀で、将来、菊正宗病院は自分が継ぎ、実権を握ると豪語する。清四郎も、姉には頭が上がらない。
松竹梅家
松竹梅 時宗(しょうちくばい ときむね)
演:藤木悠(単発ドラマ)/鹿賀丈史(連続ドラマ)
魅録の父。警視総監。叩き上げで出世した為、熱血で部下からは面倒臭い性格と思われている。『鬼の時宗』『すっぽんの時宗』と呼ばれていたと自ら豪語し、犯人逮捕には全精力を尽くすが、意外とおっちょこちょいで、自分のミスは大声で誤魔化したり、部下のせいにしたりと卑怯な面も見られる。目立ちたがり屋のため、警視総監として皆から注目を浴びることが好き。太平洋戦争時、ラバウル航空隊で万作の上官だったが、軍の食糧を独り占めして食べていたため慢性下痢となり、今でも大切な場面でお腹を壊す。そのため非常に痩せている。妻である千秋(ちあき)を溺愛しているが、千秋からは手のひらで転がされている。
松竹梅 千秋(しょうちくばい ちあき)
演:秋吉久美子(連続ドラマ)
魅録の母、元華族、和貴泉家(わきいずみけ)の令嬢で『和貴泉倶楽部』というリゾート開発事業を行っている。世界中のリゾート地を飛び回り、良い物件を探すのが仕事で、滅多に家には帰らない。若く見られることを大事にしているため、有閑倶楽部のメンバーから「おばさま」と呼ばれることを嫌い、息子含めて周りに「千秋さん」と呼ばせている。よくタバコを咥えておりヘビースモーカーのようである。若い頃は深窓の令嬢でありながら、有名な遊び人であった。時宗をうっとうしがり、滅多に家に帰らないが、時宗が体を壊した時などここぞという時は帰ってきて喜ばせるため、扱いが上手い。
文(ふみ)
松竹梅家の家政婦で、千秋が結婚する前は和貴泉家に仕えていた。千秋に、若い頃は有名な遊び人だったとチクリと嫌味を言ったり、長く仕えているせいか使用人以上の関係を窺わせることもある。
男山(おとこやま)
魅録のペット。警察犬で、血統書付きのコリー犬。金を探すこともできる。魅録に忠実。
グランマニエ家
ヴィヨン・グランマニエ
美童の父で在日スウェーデン大使。美童そっくりのプレイボーイで女性にモテることを自慢する。今は妻一筋と語っている。
真理子・グランマニエ(まりこ・グランマニエ)
美童の母、スウェーデン貴族だった父と日本人の母を持つハーフ。女性好きな夫と長男に呆れている。
杏樹・グランマニエ (あんじゅ・グランマニエ)
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目次 - Contents
- 『有閑倶楽部』の概要
- 『有閑倶楽部』のあらすじ・ストーリー
- 剣菱家の事情の巻
- 狙われた学園ー男ともだち・女ともだちーの巻
- 『有閑倶楽部』の登場人物・キャラクター
- 主人公(有閑倶楽部のメンバー)
- 剣菱 悠理(けんびし ゆうり)
- 白鹿 野梨子(はくしか のりこ)
- 黄桜 可憐(きざくら かれん)
- 菊正宗 清四郎(きくまさむね せいしろう)
- 松竹梅 魅録(しょうちくばい みろく)
- 美童 グランマニエ(びどう グランマニエ)
- 剣菱家
- 剣菱 万作(けんびし まんさく)
- 剣菱 百合子(けんびし ゆりこ)
- 剣菱 豊作(けんびし ほうさく)
- 多満自慢(たまじまん)・富久娘(ふくむすめ)
- アケミ・サユリ
- 五代(ごだい)
- 明倫(めいりん)
- 白鹿家
- 白鹿 清州(はくしか せいしゅう)
- 母
- 黄桜家
- 黄桜 燁子(きざくら あきこ)
- 菊正宗家
- 菊正宗 修平(きくまさむね しゅうへい)
- 菊正宗 和子(きくまさむね かずこ)
- 松竹梅家
- 松竹梅 時宗(しょうちくばい ときむね)
- 松竹梅 千秋(しょうちくばい ちあき)
- 文(ふみ)
- 男山(おとこやま)
- グランマニエ家
- ヴィヨン・グランマニエ
- 真理子・グランマニエ(まりこ・グランマニエ)
- 杏樹・グランマニエ (あんじゅ・グランマニエ)
- 花子・アクアヴィット(はなこ・アクアヴィット)
- オーゼベリィ・アクアヴィット
- その他
- レイニア・エール
- 雲海和尚(うんかい おしょう)
- 菊翁 文左ェ門(きくおう ぶんざえもん)
- 九江(チウチャン)
- 時宗の部下2人
- モルダビア・パブロア
- 茅台(マオタイ)
- イタリアハゲ
- 『有閑倶楽部』の用語
- 剣菱財閥(けんびしざいばつ)
- 聖プレジデント学園(せんとぷれじでんとがくえん)
- 菊正宗病院(きくまさむねびょういん)
- 東村寺(とうそんじ)
- 和貴泉倶楽部(わきいずみくらぶ)
- 『有閑倶楽部』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 剣菱 百合子「わたしは剣菱万作の妻です!夫とともに死ぬかくごくらいいつでもできております」
- 松竹梅 魅録「わすれようたって…むりだよな」
- 黄桜 可憐「知らなかった…私って結局モラリストなんだわ」
- 松竹梅 魅録「自分に自信がある奴は、可能性に目が眩むんだぜ」
- 剣菱 百合子「安心なさいな、1億も2億もする訳じゃなし 私と一緒でお金の心配なんて無用よ」
- 菊政宗 清四郎「申し訳ない、そちらのレベルに合わせるのはかなり無理なので、これからは極力口に出さないよう謹みます」
- 『有閑倶楽部』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 実在するお酒や酒造会社に由来した登場人物名
- 当初の予定はロマンスコメディ
- 一条ゆかりのエッセイに描かれた30代後半の有閑倶楽部の姿
- 『有閑倶楽部』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):KAT-TUN 「Keep the faith 」