有閑倶楽部(漫画・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『有閑倶楽部』(ゆうかんくらぶ)とは、一条ゆかりが1981年から『りぼん』(集英社)にて連載開始した痛快学園冒険コメディ漫画、およびそれを原作としたドラマ作品。聖プレジデント学園の高等部の生徒会メンバー6人は人並外れた美貌と家柄で知識や色気や喧嘩の強さなど個々に類まれな能力も持ち、学園中の憧れの的。6人は毎回様々な事件に遭遇し、その能力で見事に解決していく。アクション、コメディ、恋愛、ミステリー、ホラーと様々な要素が魅力。1986年(昭和61年)度、第10回講談社漫画賞少女部門受賞。

美童 グランマニエ(びどう グランマニエ)

演:ショーン・E・レーガン (単発ドラマ)/田口淳之介(連続ドラマ)
生徒会書記。スウェーデン大使の子息で母はスウェーデンと日本とのハーフで本人はクォーター。その美しい見た目から女性に非常にもてており本人もかなりの女好き。社交界の目ぼしい美女はほぼ知っていると豪語する。美しい女性は口説かずにはいられない。得意なスポーツは全て女性にモテるスポーツのみという徹底ぶり。とにかく自分大好きなナルシストである。女性へのお色気担当である。喧嘩が弱く苦手。

剣菱家

剣菱 万作(けんびし まんさく)

左が剣菱万作

演:荒井注(単発ドラマ)/片岡鶴太郎(連続ドラマ)
悠理の父。日本一の大企業剣菱グループの会長。背が低く太っていて訛りのような言葉を話す。ケンブリッジ大学卒の秀才で大企業を自在に動かす決断力と商才と人望がある。世界中に友人がおり、お金は出し惜しみせず豪快に使う。実は畑仕事が大好き。妻の百合子(ゆりこ)をとてつもなく愛しており、百合子には絶対に逆らえない。魅録の父時宗(ときむね)とは太平洋戦争で共にラバウル航空隊に従軍した仲。

剣菱 百合子(けんびし ゆりこ)

演:長内美那子(単発ドラマ)/かとうかず子(連続ドラマ)
悠理の母。剣菱家でメイドをしていて、万作にみそめられた。万作に懇願されて結婚するも、メイドの仕事が好きで、いまだに掃除をするので、使用人から止められる。剣菱万作を愛しており、最愛のダーリンと呼んでいる。正義感が強く、怖いもの知らず。怒らせると非常に怖いので有閑倶楽部のメンバーも、百合子だけは怒らせたくないと恐れている。香港のシンジゲートのボスに万作が捕まった際には、身体中にダイナマイトを巻き付けて火をつけると脅し、夫を救出しようとした。あまりの恐ろしさに、人間魚雷と呼ばれた。また、夫が誘拐された際には、居場所を突きとめるために、ヤクザの大親分宅に一人で乗り込んだ。実弾の入っている拳銃を使ったロシアンルーレットを、ヤクザ相手に一切臆することなくやってのけた。その気の強さとは裏腹にフリフリの少女趣味で、万作にもそれを押し付ける。

剣菱 豊作(けんびし ほうさく)

悠理の兄。真面目が取り柄の地味な性格。決断力がなく、頼りない。奔放な家族に振り回されてばかりいる。

多満自慢(たまじまん)・富久娘(ふくむすめ)

悠理の飼い猫。雑種。誘拐された際には、1億円の身代金を要求されても払おうとするほど悠理が溺愛している。

アケミ・サユリ

万作が飼っているニワトリ。「もし誘拐されたら1億だって出す!」と断言するほど万作が溺愛している。多摩自慢、富久娘と喧嘩が多く悠理に「お前ら食われたいか!」と怒られる。

五代(ごだい)

演:久保晶(連続ドラマ)
剣菱家の執事、先代から剣菱家で執事をしており、その忠誠心は人一倍で、万作も何かと五代を頼りにしている。

明倫(めいりん)

剣菱家の運転手。五代同様、剣菱家に忠誠心を持つ。

白鹿家

白鹿 清州(はくしか せいしゅう)

演:篠井英介(連続ドラマ)
梨子の父、日本画壇の巨匠。描いた作品は国宝級と言われる程の腕前を持つ。

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