Unravel(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Unravel』とは、Coldwood Interactiveによって開発されたインディーゲームである。2016年にWindows、PlayStation 4、Xbox Oneでダウンロード販売された。赤い毛糸でできた「ヤーニー」を操作して、毛糸を解きほぐしながら先へ進むアクションパズルゲームである。発売年には「Editor's Choice Award」を受賞し、「Best of E3(ベスト・オブ・E3)」にも選出されている。2018年には、続編の『Unravel Two』が発売された。

PlayStation 4では×ボタンでジャンプすることができる。

つかむ

物や毛糸の末端をつかむことができる。つかんだ状態で物を移動させたり、毛糸でスイングさせたりと応用は多岐に渡る。

毛糸の末端を結びつける(ほどく)

小枝に毛糸を結びつけているヤーニー

毛糸を結ぶことができる場所に、自身の毛糸を結びつけることができる。2点を結ぶことで毛糸のトランポリンを作ることができるほか、崖下などへ安全に降りることができる。

毛糸の輪

毛糸の輪を投げることで、遠くのポイントに毛糸を掛けることができる。また、蠅などを追い払うためにも利用できる。

『Unravel』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

製作チーム「Coldwood」は6人チーム

凍った池の上に降り立つヤーニー

『Unravel』を制作したColdwoodは、2003年に設立されたスウェーデンの開発スタジオだ。スウェーデンの大手ゲーム開発スタジオであるDaydreamが解散したことがきっかけで、社員の6名がゲーム開発を継続しColdwoodと名を変えて生まれ変わった。当初は小さなデモ作品を多く作っており、スキーやスノーモービルといったレースゲーム路線が主流だったとのこと。その後、格闘ゲームを経由したことでキャラクターものに仕上げる着想を得た制作メンバーは「作る側もプレイする側も言葉がいらない自然体のゲーム」を生み出すという意見に合致したようだ。本作は、言葉やセリフは出てこないが、プレイヤーの心を温めるものがある。6人という少数精鋭のチームながら、Polygon社とU.S. Gamer社の「Editor's Choice Award」を受賞し、Destructoid社には「Best of E3」賞を獲得している。

ステージに必ず1つあるトロフィーギミック

集めるとトロフィーを獲得できるバッジ(赤枠)

ある特定の行動をとることで獲得できるトロフィーが多数存在する。ステージに必ず1つはトロフィーに関連する行動があり、トロフィーリストで内容を確認することができる。たとえば、「ガーデナー」というトロフィーは、ステージ1『アザミと雑草』で、すべてのアザミを取り除くことで獲得できる。ステージの右にただ進んでいくだけでは獲得できないものが多いので、ステージ内をくまなく移動して発見してみると、本作をより一層楽しむことができる。

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