佐原先生と土岐くん(漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『佐原先生と土岐くん』とは、鳥谷コウによるボーイズラブ漫画作品。pixivコミックの『ジーンピクシブ』に掲載されている。2022年6月26日にコミックス第5巻とあわせてボイスコミックが公開された。
爽やかイケメン体育教師と喧嘩っ早いピュアヤンキーによるもどかしい恋模様が胸キュンと話題のラブコメディー。喧嘩ばかりで怖がられるヤンキー・土岐奏と、他の教師と違って土岐を対等に扱ってくれた体育教師・佐原一狼。不器用な二人の距離が少しずつ縮まっていく姿が微笑ましい、教師×生徒の青春ラブストーリーである。

『佐原先生と土岐くん』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

作者が描きたかった「佐原のお尻」

作者がどうしても書きたかった「佐原の尻」が出てくるシーン

佐原の怪我が明かされるまで、体を見せる描写をしてこなかった作者。3巻で無事かけることになった反動でいきなり全裸を描いてしまったらしい。佐原のお尻を隠すべきか出してもよいのかについて担当とメールのやり取りをした結果、「佐原のお尻の件について」というタイトルがついた。その後もやり取りを重ね、最終的に「佐原のお尻がご迷惑をおかけしました」という怪文が誕生したという。

利瀬は転校前に自宅謹慎になっていた

喧嘩して帰ってきた利瀬

子供の頃から母親が病弱で「可哀想」と言われてきた利瀬。しかし本人はそう思っておらず、周囲の人の言う「普通」がわからなかった。ある日クラスメイトの男子から告白の手紙をもらうも、他の友人に内容を読まれてしまう。「普通じゃない」という友人に対し、頭にきた利瀬は手を出してしまった。相手をボコボコにした利瀬は自宅謹慎になってしまう。告白してきた男子を守ろうとしての行動だったが、結果として彼に「冗談だから」と言わせてしまう。無力感で落ち込む利瀬の元へ、彼が様子を見にやってきてくれた。わかってくれる人がいてくれるだけでいいと言う彼の言葉に救われた利瀬は、その後転校し、土岐達と出会うのであった。

佐原の父は髭を剃ると息子(一狼)と顔が似ている

髭を剃った佐原の父(左)と、娘のろか(右)

初登場時は髭を生やしクマのような見た目だった佐原の父。娘が懐かず悩んでいたところ、妻に髭を剃るように言われる。佐原に懐いていたろかは、髭を剃り佐原そっくりになった父に甘えるようになった。不器用な父の様子が微笑ましいシーンである。

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