小林麻央が罹患した乳がんのリスクまとめ

フリーアナウンサーの小林麻央が若くして命を落としたことで有名な「乳がん」は、今では12人に1人がかかる病気と言われている。ここでは乳がんのリスクや治療法、症状などの詳細をまとめた。たしかな知識と情報で病気に備えよう。

まずはニュースだけではなく、正確な情報を適切な場所から得ることが大事です。

ということで、国立がん研究センターと公益財団法人の「日本対がん協会」の情報を見てみました!

乳房について

乳房(にゅうぼう)は母乳(乳汁)をつくる乳腺と、乳汁を運ぶ乳管、それらを支える脂肪などからなっています(図1)。乳腺には腺葉と呼ばれる15~20個の組織の集まりがあり、腺葉は乳管と多数の小葉(しょうよう)から構成されています。乳腺でつくられた乳汁は乳管を通って乳管洞にためられます。

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乳房は主に、組織を形づくるじん帯と脂肪、それらに守られた乳腺葉、乳頭へつながる乳管の4つの部分でできています。腺房という組織が乳管でつながれてまとまったものが乳腺小葉、乳腺小葉が乳管でつながれて集まったものが乳腺葉です。

乳腺葉は乳頭を中心に放射線状に15~20配置されていますが、イメージとしては、乳頭からつながる乳管を軸に、ぶどうの房状につながっているのが乳腺葉で、ぶどうの房全体が乳腺葉、ぶどうの粒が乳腺小葉というイメージです。出産に合わせて乳腺小葉で産生された乳汁(母乳)は、乳管を通って乳頭から外へ出ます。

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乳がんとは

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乳がん=すぐに「乳房切除」「死亡」がうかんでしまいます。

ちょいとショッキングですが、自分の大切な人のために、大切な自分のために必要な知識・情報を学びましょう。

乳がんの多くは乳管から発生し、「乳管がん」と呼ばれます。小葉から発生する乳がんは、「小葉がん」と呼ばれます。乳管がん、小葉がんは、乳がん組織を顕微鏡で検査(病理検査)すると区別できます。この他に特殊な型の乳がんがありますが、あまり多くはありません。

乳がんは、しこりとして見つかる前に、乳房の周りのリンパ節や、遠くの臓器(骨、肺、胸膜、肝臓、脳など)に転移して見つかることがあります。乳がんの種類や性質によって、広がりやすさ、転移しやすさは、大きく異なります。

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乳がんが発生しやすい場所としては、乳首を中心に乳房を4つに分けると、一番多いのは乳房の外側の上の方(全体の53%)、次いで内側の上(19%)、外側の下(14%)、内側の下(6%)、乳首付近(4%)の順です。

多くは乳管で発生する乳管がんで、乳腺小葉で発生する小葉がんが続きます。

乳がんは女性のがんというイメージが強いですが、まれに男性にも発生します。女性と比べて予後(治療の経過)が悪いことが知られています。

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男性も乳がんになる事実!!…は、ニュースされないですよね。

データからみても12人に1人。非常に多い発症率ですが、うまく見つけられれば大丈夫。

乳がんは女性が患うがんの中で最も多いがんで、近年増えています。一生涯に一度は乳がんになる女性は数年前までは二十数人に1人と言われていましたが、最近では12人に1人とされています。

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【衝撃】小林麻央の現状に新事実発覚!乳腺外科専門医がコラム告白

乳がんの症状

乳がんが見つかるきっかけとしては、マンモグラフィなどによる乳がん検診を受けて疑いを指摘される場合や、あるいは自分で症状に気付く場合などが多いようです。

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1)乳房のしこり
乳がんが進行すると腫瘍が大きくなり、注意深く触るとしこりがわかるようになります。ただし、しこりがあるからといって、すべてが乳がんというわけではありません。例えば、乳腺症、線維腺腫、葉状腫瘍などでもしこりの症状があらわれます。葉状腫瘍はまれな腫瘍ですが、線維腺腫に似た良性のものから、再発や転移を起こしやすい悪性のものまでさまざまです。これらは乳がんとは異なりますが、しこりが気になる場合は専門医に診てもらいましょう。

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2)乳房のエクボなど皮膚の変化
乳がんが乳房の皮膚の近くに達すると、エクボのようなひきつれができたり、乳頭や乳輪部分に湿疹(しっしん)やただれができたり、時にはオレンジの皮のように皮膚がむくんだように赤くなったりします。乳頭の先から血の混じった分泌液が出ることもあります。

乳房のしこりがはっきりせず、乳房の皮膚が赤く、痛みや熱をもつ乳がんを「炎症性乳がん」と呼びます。炎症性乳がんのこのような特徴は、がん細胞が皮膚に近いリンパ管の中で増殖してリンパ管に炎症を引き起こしているためです。

痛み、むくみや腫れといった症状は乳がん以外の病気、例えば良性腫瘍の1つである線維腺腫(せんいせんしゅ)、乳腺症、細菌感染が原因の乳腺炎や蜂窩織炎(ほうかしきえん)などでも起こることがあるので、詳しい検査をして乳がんであるかどうか調べる必要があります。

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