The Living End(リヴィング・エンド)の徹底解説まとめ

The Living End(リヴィング・エンド)とは、1994年にオーストラリアのメルボルンで結成されたロックバンド。1998年に発売された1stアルバム『The Living End』が発売初週でプラチナ認定される快挙を成し遂げる。ロカビリーとパンクロックを融合させた「パンカビリー」という音楽性の旗揚げ的存在として台頭し、技巧派バンドとして位置づけられている。高い演奏技術とオリジナリティ溢れる音楽性、熱いライブパフォーマンスで、音楽ファンのみならず多くのミュージシャンの心も掴んでいる。

目次 - Contents

Monday

ポップでありながらしっかりとロカビリーの匂いがする、The Living Endの代表曲。ファンの人気も高い。

The Living End(リヴィング・エンド)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

クリス・チェニーからの勧めで初めてコントラバスを手にしたスコット・オーウェン

アグレッシブなプレイスタイルで観客を魅了するスコット・オーウェン

ベーシストのスコット・オーウェンは、最初からコントラバスを演奏していたわけではなかった。バンドのロカビリー・パンクというスタイルをより際立たせるために、ボーカル・ギターのクリス・チェニーが「コントラバスを弾いてみないか?」と提案し、スコットが挑戦してみたところ、そのサウンドとビジュアルがバンドにぴったりだったことでそのまま採用になったという。
それ以降、スコットがコントラバスの上に乗るアクロバティックなパフォーマンスは、バンドのライブの代名詞となるほどの人気を博した。
しかし、初期の頃はライブの熱気が高まると、興奮したスコットが相棒であり、商売道具でもあるコントラバスを投げたり、叩きつけたりして破壊してしまうことも頻繁にあった。観客と同等か、はたまたそれ以上の熱気で臨むからこそ、スコットのパフォーマンスは世界中で支持されているということがよくわかるエピソードだ。

keeper
keeper
@keeper

目次 - Contents