『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』がギャラクシー賞月間賞を受賞!【戦隊モノ初の快挙】

2018年に放送された『スーパー戦隊』シリーズの特撮ドラマ『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』、通称『ルパパト』は、2019年2月度ギャラクシー賞月間賞を受賞した。これは『スーパー戦隊』シリーズ初の快挙で、大きな話題になった。

ギャラクシー賞は審査の時だけテレビを見てラジオを聴くわけではありません。年間を通して日常的に番組/作品と向きあい、日々の放送の中から優秀作を見つけています。

出典: www.houkon.jp

・”ルパパト”の深い部分まで見て選考されていました

純粋にドラマだけのクオリティを問うようなドラマ賞ならともかく(そこにノミネートすらされないのは個人的におかしいとは思いますが)、「放送文化」全体の顕彰を謳うギャラクシー賞なのだから、無視するわけにはいきません。

出典: note.mu

僕が選考委員(正確には「選奨事業委員会」)に加わったタイミングで、この『ルパパト』が終了した(本賞の場合、ドラマは、最終回を迎えたタイミングで選考の対象となります)というならば、僕がこの作品を強く推さないわけにはいかないと思いました。

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脚本は香村純子。彼女も小林靖子同様、子供や特撮ファンといったそれまでの特撮モノの視聴者層の枠を超えた層にも響く「ドラマ」を特撮を巧みに使いながら描くことのできる脚本家です。

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『ルパパト』の深みのある魅力的なキャラクター造形(演者も素晴らしかった!)と複雑な人間関係を、あくまでも明るく楽しい世界観で描き切ったのは本当に見事でした。そして、あの最高にカッコいい最終回!

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▼スーパー戦隊史上初の快挙に歓喜の声が続々あがっていました

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