パジャマな彼女。(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『パジャマな彼女。』とは、『週刊少年ジャンプ』にて連載されていた濱田浩輔の作品。幽霊になってしまった幼馴染みの音巻まくらを救うべく、主人公の目覚計佑が奮闘する恋愛ファンタジー。ラブコメでありながらファンタジー色が強い作品である。作品前半部分は幽霊になった音巻まくらを救うミステリアスな展開が軸になっている。音巻まくらを救出したあとは、部活動メインになっており、作風が大きく変化している。『パジャカノ』といった愛称でも親しまれている。
目覚由希子(めざましゆきこ)
計佑の母親。
まくらとも親子のような関係を築いている。
計佑の父
計佑の父親。
幼くして母親を亡くしたまくらを心配していた。
白井能活(しらいよしかつ)
雪姫の祖父であり、まくらを担当した医師。
すれ違いとなった計佑を研究生と勘違いし、診察した際には雪姫が好意を抱いていることを見抜いている。
日本医師会を代表する睡眠医学の専門家であることを自称している。
音巻ハルカ(おとまきはるか)
亡くなったまくらの母親。
亡くなる少し前に、素直になれないまくらのために計佑が近くにいてくれることを願っていた。
太郎丸美弥子(たろうまるみやこ)
天文同好会の顧問。
結婚して名字が変わることを期待している。
なお次回作の「はねバト!」にも登場する。
『パジャマな彼女。』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
音巻まくら「私…死んじゃったの…かなあ?」
VOl.1「どーゆー事だよ!!!」におけるセリフ。
放課後、自宅でまくらを怒鳴りつけてしまった計佑。
その夜、天体観測をしていると、由希子からまくらが行方不明になっていることを知らされる。
計佑はなんとかまくらを見つけるが、直後にかかってきた由希子からの電話でまくらに異変があったことを把握。
由希子との電話を終えると目の前にいるまくらは突然宙に浮き始め、「私…死んじゃったの…かなあ?」と発した。
物語の始まりを告げるセリフである。
白井雪姫「そんなことないよ」
vol.9「そんな事ないよ」における雪姫のセリフ。
雪姫は買い出しから戻る最中に接触した柄の悪い連中に誘拐される。
拉致監禁され暴行を加えられていたが、そこに計佑は自転車で1人乗り込み助けに来た。
最終的に計佑は全く役に立たなかったものの、雪姫からすれば計佑が助けに来てくれただけでも涙が出るほど嬉しく「そんな事ないよ」と計佑に感謝した。
計佑が死なずに済んだ。
それだけでもとても嬉しかったのだ。
茂武市一「愛の形はひとつじゃねえもんな。まくらちゃんのことは家族として好き。先輩のことは恋人として好き…だろ?」
Vol.15 「だったら俺…」における茂武市のセリフ。
写真の女の子について調査するために計佑と雪姫は離島に上陸するも、台風襲来に伴い、やむを得ずに一夜を共にした。
こうした事情を知らない茂武市は計佑が雪姫と付き合っていると思い込む。
計佑はすぐに否定するが、両思いだと思い込んでいる茂武市が計佑に告げたのがこの「愛の形はひとつじゃねえもんな。まくらちゃんのことは家族として好き。先輩のことは恋人として好き…だろ?」。
計佑にまくらのことを考えさせるきっかけとなったセリフである。
音巻まくら「幽霊になったら 死んだお母さんに会えるかもしれないもん」
Related Articles関連記事
はねバド!(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『はねバド!』とは、2013年から2019年まで『good!アフタヌーン』(講談社)に掲載された濱田浩輔の漫画およびアニメ作品である。高校女子バドミントンがテーマ。かつてバドミントンの天才少女だった主人公・羽咲綾乃は、とある理由によりバドミントンから遠ざかっていた。しかしその才能を見抜かれ、高校で再びバドミントンを始めることになる。周囲の人物たちとの交流を通して綾乃の成長を描いた作品。女子バドミントンに対して本気で向き合い、情熱を燃やす青春ストーリーが人気を博した。
Read Article
はねバド!の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『はねバド!』とは、濱田浩輔によって『good!アフタヌーン』にて連載されている高校女子バドミントン漫画、およびそれを原作としたアニメ・小説などのメディアミックス作品。 神奈川県の公立高校である北小町高校バドミントン部を舞台にインターハイを目指す部員達の成長を描いた作品であり、インターハイを目指す部員同士の本音のぶつかり合いの中から数多くの名言が生まれている。
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- 『パジャマな彼女。』の概要
- 『パジャマな彼女。』のあらすじ・ストーリー
- 全ての始まり
- すれ違う2人と雪姫の危機
- 深まる謎
- 蘇る過去
- 取り戻した日常と新しい出会い
- 揺れる3人と新入部員
- 星座鑑賞と届かない距離
- 人を好きになるとは
- 『パジャマな彼女。』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- 目覚計佑(めざましけいすけ)
- ヒロイン
- 音巻まくら(おとまきまくら)
- 白井雪姫(しらいゆき)
- 主要人物の関係者
- 茂武市一(もぶいちはじめ)
- 須々野硝子(すすのしょうこ)
- 森野カリナ(もりのかりな)
- 綿貫アリス(わたぬきありす)
- キーキャラクター
- 美月芳夏(みづきよしか)/ホタル
- その他の登場人物
- 目覚由希子(めざましゆきこ)
- 計佑の父
- 白井能活(しらいよしかつ)
- 音巻ハルカ(おとまきはるか)
- 太郎丸美弥子(たろうまるみやこ)
- 『パジャマな彼女。』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 音巻まくら「私…死んじゃったの…かなあ?」
- 白井雪姫「そんなことないよ」
- 茂武市一「愛の形はひとつじゃねえもんな。まくらちゃんのことは家族として好き。先輩のことは恋人として好き…だろ?」
- 音巻まくら「幽霊になったら 死んだお母さんに会えるかもしれないもん」
- 音巻まくら「大丈夫!計佑出来るよ!」
- 須々野硝子「傍から見ると 目覚くんはまくらのことしか考えてないよ」
- 『パジャマな彼女。』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 連載当時はラブコメ戦国時代
- 衝撃を与えた第8話
- 出版社の変更
- 補填されたストーリー