1980年代当時に流行った超能力ブームにのっかって作られた「超能力養成アドベンチャー」ゲーム。最初にハッキリと述べておくが、このゲームに超能力を養成する力など無く、クソゲー以外の何物でもないシロモノである(今の時代なら訴えられかねない)。基本的な展開は超能力養成機関の卒業を目指すところから始まり、町の人々に超能力を見せつけ、最終的にパワースポットと呼ばれる場所で試練を乗り越えればゲームクリアとなる(どっちにしろクソゲーだが)。
このゲームは様々なPSI(サイ)トレーニングをしなければいけないのだが結局のところ、運ゲーの極みである。基本的には念力のトレーニング、予知のトレーニング、透視のトレーニングの3つだが、どれもボタンを押した瞬間に成功の可否が決まったりするなどランダム性が激しい。透視に至ってはブラウン管のテレビ画面でどうやって透視をするというのか。謎が深まるばかりだが考えても無駄なだけである。
ゲーム中では本作を監修したエスパー清田氏が登場し、我々プレイヤーにありがたいお言葉を授けてくれる。興味のある方はリンク先をチェックしてみて欲しい。独特のセンスに溢れているので超能力を持っていない人でも楽しめること間違いなしである。