Ingress(イングレス)のネタバレ解説・考察まとめ

『Ingress』とは、2013年にサービスを開始した、現実の地図を舞台に世界規模の陣取り合戦を繰り広げる位置情報ゲームである。謎のエネルギー「XM」を巡り、人類の進化を掲げる「エンライテンド」と、その脅威に抗う「レジスタンス」の二陣営が対立する。プレイヤーは各地の史跡等にある「ポータル」を繋ぎ、陣地(CF)を広げて競い合う。物理的な移動を伴うため健康維持や観光とも親和性が高く、シンプルかつ奥深いゲーム性は世界中のプレイヤーを熱中させている。2018年にはアニメ化も果たした。

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『Ingress』(イングレス)の概要

『Ingress』(イングレス)とは、Googleの社内スタートアップから独立したナイアンティックが開発・運営する、スマートフォン向けの拡張現実(AR)技術を利用した位置情報ゲームである。2013年に正式サービスを開始し、AndroidおよびiOSで展開されている。キャッチコピーは「あなたの周りの世界は、見たままのものとは限らない」。現実の地図を舞台に世界規模の陣取り合戦を繰り広げるゲームである。

物語は、ヨーロッパで発見された謎の新エネルギー「エキゾチックマター(XM)」を巡り、人類をさらなる進化へ導こうとする「エンライテンド(覚醒派・緑)」と、その脅威から人類を解放しようとする「レジスタンス(解放派・青)」の二陣営に分かれて対立する構成となっている。
プレイヤーは「エンライテンド」か「レジスタンス」どちらかの陣営の「エージェント」となり、実際に現実世界の各地を移動し、史跡や公共の芸術作品などに設定された拠点「ポータル」にアクセスし、アイテムの収集や拠点支配のための装置設置を行う。支配したポータル同士を線で繋ぎ、三角形の陣地「コントロールフィールド(CF)」を形成して、その内側に含まれる人口比率(MU)の多さを世界中で競い合うのがゲームの主目的である。

本作はアプリ本体とGoogleアカウントがあれば即参加が可能である。「Google公式フィットネスゲーム」と称されるほど、プレイには物理的な移動が不可欠であり、健康維持やダイエット、史跡巡りといったリアルな体験と密接に結びついているのが特徴だ。2018年にはテレビアニメ化も行われ、ゲームと現実がリンクする大規模なイベントも実施された。シンプルながらも奥の深いゲーム性は「お出かけ」の動機付けとなり、世界中のプレイヤーを熱中させている。

『Ingress』(イングレス)のあらすじ・ストーリー

謎の物質「XM」の発見とナイアンティック計画

欧州原子核研究機構(CERN)での実験中、人間の心身に影響を及ぼす未知の物質「エキゾチック・マター(XM)」が発見された。これを受け、アメリカ国家情報局(NIA)はXMの研究を目的とした「ナイアンティック計画」を立ち上げる。研究の過程で、XMは知性を持っており、過度に被曝した人間は「シェイパー」と呼ばれる異次元の存在に精神を侵食されることが判明した。人類の文明発展や滅亡の裏には、常にこのシェイパーの影響があったのではないかという仮説が立てられることとなった。

「啓示の夜」と計画の崩壊

2012年11月30日、オリバー・リントン=ウルフ博士による実験の失敗により、大量のXMが流出する「啓示の夜」事件が発生した。被曝した研究者たちは精神の拡張や発狂を体験し、計画は崩壊に向かう。主任研究者のデヴラ・ボグダノヴィッチ博士は人工知能ADAの助けを得て脱走するが、同行したローランド・ジャービスは暗殺されてしまう。しかし、死んだはずのジャービスは後にポータルネットワーク内の思念体として姿を現し、XMの化身のような存在となった。

スキャナの流出と二大陣営の誕生

「啓示の夜」を経てXMの可能性と危険性を知った研究者たちは、軍事企業や結社と結びつき、独自の行動を開始した。彼らが開発したXM観測・操作技術「スキャナ」は、やがて「ゲーム」という形で一般に漏洩し、世界中の人々がこの争いに巻き込まれることとなった。こうして、シェイパーを受け入れ人類の進化を促す「エンライテンド(緑)」と、シェイパーの侵略を拒み人類の自立を守ろうとする「レジスタンス(青)」という二つの陣営が誕生した。

権力争いとジャービスの復活

2013年、リントン=ウルフ博士は自らがエンライテンドの主導権を握るべく、思念体であるジャービスを攻撃する。その後、軍事企業へと移った博士は、保管されていたジャービスの遺体を盗み出し、特殊なXMを用いて彼を13の破片(シャード)へと分解した。しかし、世界規模で行われた大規模な争奪戦(13MAGUNUSアノマリー)の結果、エンライテンドが勝利を収める。各地に散らばった破片は集められ、ジャービスはサンフランシスコの地で完全なる復活を遂げたのである。

『Ingress』(イングレス)のゲームシステム

『Ingress』は独特のルールと世界観を持っており、初心者は最初、何をすべきか分からず戸惑うことも多い。また、レベルごとに可能なアクションや考慮すべき戦略が変化するため、まずはレベルを上げながらゲームのシステムに習熟することが肝要となる。ここでは、ひとまずの到達点とされるレベル8までのプレイポイントや、習得すべき技術をベースにゲームシステムについて記述する。

基本動作

システムを簡潔に解説すれば、現実世界をフィールドに見立てた世界規模の陣取りゲームである。
具体的な手順は以下の通り。

1. 周囲に浮遊する謎のエネルギー「XM」を回収し、行動力を蓄積する。
2. 各地に点在する「ポータル」(XMが噴出する門)に実際に接近し、アクション範囲内に入った状態でアクセスする。
3. 「ハック(HACK)」を行い、各種アイテムを収集する。
4. ポータルに「レゾネーター(Resonator)」と呼ばれる制御装置を設置(デプロイ)して自勢力の支配下に置く。敵勢力のポータルの場合は、兵器「XMPバースター」を用いて敵の装置を破壊する。
5. 特定のアイテム「ポータルキー」を使用し、自勢力のポータル同士を線(リンク)で結ぶ。
6. リンクによって三角形を形成すると自軍の陣地「コントロールフィールド(CF)」が完成し、その内部に含まれる人口比率(MU)の多さを世界規模で競い合う。
なお、アプリ内のトレーニング機能から総合的な訓練が可能である。

ゲーム性は極めてシンプルだが、中毒性が高く、日常の移動と深く結びついている。地元や通勤ルートで着実にレベル上げやアイテム収集を行い、遠出の際に自勢力の版図を拡大するといった楽しみ方も可能である。
ポータルとして承認される地点には、石像、歴史的建造物、特殊な意匠の建物、地域特有の店舗、屋外壁画といった条件がある。特に史跡や石碑などは申請が通りやすく、ゲームを通じて各地の史跡巡りや写真撮影といったリアルな観光要素を楽しめるのも本作の大きな魅力である。

最初に

ここではレベル1から3程度の初心者エージェントを対象に、プレイの楽しみを広げるための要点を解説する。
具体的な「3つのワザ」を確認する前に、まずは以下の準備を完了させておく必要がある。

1. エージェント登録の実施
2. トレーニングメニューの完遂
3. SMSによるエージェント認証の実行

これらを済ませることで、以下の基本知識を習得できる。

1. 移動によるXMの収集方法
2. ポータルのハック手順
3. Xmpバースターを用いた攻撃方法
4. レゾネーターの設置(デプロイ)、リンクの形成、およびコントロールフィールドの作成手順

初心者向けトレーニング

『Ingress』では、最初に基本操作を覚えるためのトレーニングメニューが用意されている。しかし、トレーニングメニューの内容はすべて英語なので、難しく感じられるところもあるだろう。ここではトレーニングメニューの進め方と、学べる点について解説する。

トレーニングメニューを開始する

出典: dekiru.net

1. エージェント情報とメニューを表示する

『Ingress』を起動してゲームが開始したら、左上の八角形のアイコンをタップする。

出典: dekiru.net

2. トレーニングのメニューを表示する

[AGENT]が表示され、自分の活動の記録などの情報が表示される。ここで画面上のメニューの[TRAINING]をタップする。タップしにくい場合は、メニューをいったん左にフリックしてからタップしよう。

出典: dekiru.net

3. トレーニングのメニューが表示された

[TRAINING]が表示される。8つのメニューを上から実行しておこう。

(1)Fitst Contact:メッセージを確認する

ca_orz_riy3
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@ca_orz_riy3

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