ダイイングライト(Dying Light)のネタバレ解説・考察まとめ

『ダイイングライト(Dying Light)』とは、ワーナーエンターテイメントジャパンが2015年に発売したオープンワールド型ホラーゲームである。PlayStation 4、Xbox One、PC、Nintendo Switchなどが対応プラットフォームとなっている。本作はアクション・サバイバルホラーゲームとなっており、ゾンビホラージャンルにパルクールアクションのシステムを取り入れているのが特徴。壁をよじ登ったり飛び越えたりできるなど、高い自由度を誇る。

『ダイイングライト(Dying Light)』の概要

『ダイイングライト(Dying Light)』とは、ワーナーエンターテイメントジャパンから2015年4月16日に発売されたオープンワールド型ホラーゲームである。PlayStation 4、Xbox One、PC、Nintendo Switchなどが対応プラットフォームとなっている。本作はアクション・サバイバルホラーゲームとなっており、ゾンビホラージャンルにパルクールアクションのシステムを取り入れているのが特徴。壁をよじ登ったり飛び越えたりできるなど、高い自由度を誇る。
プレイ人数は1人だが、オンライン時は最大4人でのプレイが可能。ゾンビモードDLC適用時は最大5人でプレイできる。
キャッチコピーは「この夜を乗り越えろ。まだ人でありたいのなら」。

ゾンビが猛威をふるう街・ハラン。夜はその脅威が激増するため、過酷なサバイバルを乗り越えなければいけない。
本作はサバイバルホラー+オープンワールド+パルクールと組み合わせており、広大なオープンワールドをパルクールアクションで自由自在に飛び回ることが可能。
さらに、独自のクラフトシステムにより、多彩で画期的な武器のクリエイションが可能。オリジナルの武器を作り出すことができる。

ファミ通クロスレビューではゴールド殿堂 (34点)となっている。

『ダイイングライト(Dying Light)』のあらすじ・ストーリー

プロローグ

西暦2013年。中東にある湾岸都市「ハラン」で未知のウイルスが発生、感染症が確認された。感染者をゾンビ化させるこのウイルスは瞬く間に市中に蔓延し、ハランは大混乱に陥った。ウイルスは町の名前をとって「ハランウイルス」と名付けられたが、有効な治療法はない。唯一の対抗手段は、発症を一時的に遅らせる抑制剤「アンティジン」のみだった。
主人公のカイル・クレインは、生存者救済を行っているGRE(世界救済活動会)から盗み出されたとある極秘書類を取り返すべく雇われた。その書類には、未完成のウイルスの治療法が書かれているという。盗んだのはカディール・スレイマンという元軍人だった。スレイマンは名前を変え、ハランに身を隠し、市内に2つ存在する生存者の派閥のうちの1つを率いているらしい。

ハランでの生存者との出会い

クレインはハランのスラムにパラシュート降下したが、武装集団に襲われ、ゾンビにも嚙まれてしまう。クレインは駆けつけたジェイドとアミールという2人組に助けられたが、アミールは命を落としてしまった。クレインはジェイドと共に生存者の拠点であるタワーに逃れ、抑制剤である「アンティジン」の投与を受ける。
タワーには女子供を含めた大勢の人間がおり、アンティジンの数が足りていなかった。GREが空中投下するアンティジンはライズという男が率いる武装集団に奪われており、クレインを襲ったのもライズの一味だということがわかる。
クレインはジェイドの弟であるラヒームの指導により、ハランでの生存手段としてパルクールの技術を身に着ける。クレインはタワーのリーダーだというブレッケンという男がスレイマンではないかと疑い、その真偽を確かめるために彼らの依頼をこなしていった。そんな中、スレイマンが負傷。クレインはブレッケンに直接会えたが、彼はスレイマンではなかった。

非情なGREへの反感

クレインはタワーの生存者たちのためにアンティジンの確保に奔走する。そんな中、GREはライズがスレイマンで間違いないと断定。彼に接触する機会を作るため、クレインが確保したアンティジンを処分するよう命令を下す。生存者たちのためにアンティジンは必要だと訴えるクレインだったが、GREは大義名分のために取り合わない。やむを得ず確保したアンティジンを廃棄したクレインだったが、その後、GREは政治的な理由でアンティジンの空中投下を中止してしまった。
生存者の命よりも極秘資料の奪還を優先するGREに対して、クレインは次第に反感を抱くようになっていくのだった。

『ダイイングライト(Dying Light)』のゲームシステム

クエスト

クエストには、ストーリーを進展させる「ストーリークエスト」と、依頼などを任意で引き受ける「サイドクエスト」がある。クエストを完了するとアイテムやお金、設計図、サバイバーポイントのいずれかを入手できる。

イベント

オープンワールドマップにおいて、ランダムに発生する「ランダムエンカウンター」というイベントが存在する。生存者の救出などさまざまな種類があり、成功するとアイテムやおかね、サバイバーポイントを獲得することができる。

マップ

オープンワールドのマップは3種類あり、比較的低い建物が多い「スラム」、高い建物が多く路地が入り組んでいる「旧市街(セクター0)」、高い鉄塔を主体とする「アンテナ」がある。ストーリー前半はスラム、ストーリー後半では旧市街とアンテナが舞台となる。

時間

ゲーム内には昼と夜の概念がある。昼は比較的安全だが、夜は強敵である「ボラタイル」が出現し、昼には緩慢だったゾンビの一部が凶暴化する。ただし、夜は獲得できる経験値がアップする。

成長システム

成長システムのレベルは「サバイバー」「スピード」「パワー」「レジェンド」の4種類がある。各レベルに見合った行動を取ることでポイントを入手することができ、一定のポイントが溜まるとレベルアップ。スキルポイントを入手することができる。

サバイバーランク

クエストをクリアすることで得られるサバイバーポイントが一定量貯まるとサバイバーランクが上がる。サバイバーランクが上昇すると、ショップでより強力な武器を購入でき、ゲームプレイが便利になるスキルが得られるようになる。ただし、死亡するとその時のサバイバーランクに応じた量のサバイバーポイントを失うというデスペナルティがある。

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