Keishi Tanaka(田中啓史)の徹底解説まとめ

Keishi Tanaka(田中啓史)とは、日本のシンガーソングライター。2002年に結成されたバンド・riddim saunterのボーカルとしてデビューし、2011年の同バンド解散後、2012年からソロのミュージシャンとして活動を開始する。バンドセットから11人編成ビッグバンド、小さなカフェでの弾き語りなど、演奏する場所や聴く人を問わない自由なスタイルで活躍の場を広げている。一曲の中に複数のジャンルのニュアンスが滑らかに溶け込んだような、洗練されたポップスで人気を博している。

BREATH

2019年リリースの4thアルバム。初回限定盤には特典として、山川哲矢による撮り下ろし写真や田中本人によるライナーノーツ、ロングインタビューをまとめた豪華な冊子『BREATH by Photo & Word』が購入者先着でプレゼントされた。アルバムの中で唯一ストリーミング配信されていない楽曲「疎雨」も収録されている。

1. Breath
2. Show Respect
3. 雨上がりの恋
4. How's It Going?(skit)
5. This Feelin' Only Knows
6. 知らない街の大聖堂
7. Untitled
8. Some Rooms
9. Break It Down
10. 疎雨

Keishi Tanaka(田中啓史)の代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)

Floatin’ Groove

Floatin' Groove/Keishi Tanaka

昔のフリッパーズギター、初期の頃のオリジナルラブのようなサウンドに、流暢な英語と日本語を巧みに織り交ぜた詞はラヴ タンバリンズを彷彿させるものがある。「渋谷系の再来」と評されるにふさわしい、洗練された1曲。

Just A Side Of Love

優しく包むようなメロディーの中に、強い感情を滲ませている1曲。自身の持つポップセンスとセンチメンタリズムがふんだんに盛り込まれており、ファンの中でも高い人気を誇っている。

This Feelin’ Only Knows

強い主張よりも、感情の揺らぎや迷い、淡い期待といったニュアンスを感じる美しい楽曲。
透明感のあるシンセとエフェクトの中に、ギターやリズム隊、控えめなホーンストリングスが混ざることで、生の手触りも残したサウンドのギャップが楽しい。

Keishi Tanaka(田中啓史)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

音楽のことを忘れて休むための趣味はキャンプ

シンガーソングライターの枠にとどまらず、表現者として常に新しい音楽性を見せてくれる田中だが、ソロでの活動を始めてからは完全な「オフ」の時間を大切にしているという。
彼の最大のリフレッシュはキャンプだといい、自然の中でのんびり過ごすことについては「音楽から完全に離れる時間としてキャンプを選んでいる」と明かしている。
こうして日常生活にメリハリを取り入れることが、より良い創作の糧になっていることは間違いないだろう。

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