私の名前はキム・サムスン（韓国ドラマ）のネタバレ解説・考察まとめ

ジノンは、サムスンに「給料をアップします」というメールを何度も送ったが、返事は全く来なかった。

ジノンはヒジンと一緒にミジュの遊戯治療に付き添っていた。治療の前に3人はデパートに寄った。ミジュは『モモ』という本を見つけて欲しがった。それは以前サムスンとジノンが、ミジュにしてあげた話であり、それを覚えていたようだ。ジノンはそれを見て、自分もさりげなく購入した。治療の見学中にジノンは、無意識にヒジンのことを「サムスン」と言っていた。ヒジンは驚きつつも、ジノンに何も言えなかった。

サムスンがお見合いをしているところを、寄りを戻したヒョヌとチェリが見かけた。
相手が失礼な態度だったため、わざと怒らせて帰らせたところに、以前お見合いした爽やかな男性がサムスンに声をかけてきた。

チェリは、ジノンに電話してサムスンがお見合いしていることを伝えた。ジノンは『モモ』を読んでいたが、イライラして電話を切り、すぐにホテルに向かった。

サムスンが男性との会話を楽しんでいると、ジノンがきて邪魔をした。
サムスンの地元まできた二人は、恋愛契約書のことで言い争いになった。

2度目のキス 今度こそ本物？

そんな時ヒョヌが現れて、二人がお金の為の関係だと知ってジノンを殴った。ジノンも殴り返したため、サムスンは二人を止めて帰らせた。

ジノンは、サムスンの自転車が部屋にあることに気付いて電話をかけた。
サムスンは仕方なくジノンの自宅へ向かった。自転車を受け取ると『モモ』の本が目に入った。何も言わず去ろうとしたが、自転車がパンクしていた為、車で送ってもらうことになる。

車内でジノンに、ヒジンからの電話が来た。ジノンはラジオを聞いていたところだと嘘をついた。ジノンが事故を起こしそうになり、サムスンが思わず叫んで嘘がバレた。
ジノンは、サムスンと自転車を降ろして車で去った。
翌日、ジノンはヒジンに事情を説明して、許してもらった。しかし、ジノンの頭の中はサムスンのことでいっぱいだった。

サムスンのもとにヒョヌが訪れ、去年別れたホテルに連れていかれた。ヒョヌから指輪をプレゼントされ、プロポーズされた。チェリはどうするのかと呆れるサムスン。ヒョヌは、サムスンが承諾してくれれば婚約は破談すると言った。

そこに二人を見かけていたジノンが現れて「彼女は僕の女だ」と言って、サムスンを連れ出した。ジノンは男子トイレに無理やり連れて行き、サムスンにキスをした。

ジノンは「君が好きなんだ！君のことが頭から離れない」と告白した。サムスンは涙を流し、ジノンを責め立てた。サムスンは「ここだから余計に泣けるのよ。なんでここなの？私にとってここは最悪の場所なの」と言った。ジノンは「ごめん」と謝って、サムスンの涙を指でふき、そっと優しく抱きしめた。

だから何？私は まだ30歳よ！

ヒジンは、ヘンリーのゲストハウスに来た。ヒジンは「あなたならどうしてた？3年前のこと。姿を消す？」と聞くと、ヘンリーは「どんなに苦しくても2人一緒に頑張って闘うと思う」と返した。ヒジンも、2人で頑張ればよかったと後悔を打ち明けた。

翌日、イヨンのマンションが売却できた。お金の一部の5000万ウォンは小切手にし、ジノンへの返却にあてる。サムスンは、イヨンにジノンに告白されたことを打ち明けたがイヨンは反対した。サムスンは、小切手を持ってその場を去った。

サムスンは家の利権書を取り戻すために、ボナペティに行ってジノンに小切手を渡した。ジノンはサムスンの家の利権書を返してから、小切手をビリビリに破いて捨てた。ジノンは「今はこんなお金よりあなたが大切だ」と言った。サムスンは呆れて怒り、社長室を出ようとしたところに、ヒジンが入ってきて鉢合わせした。サムスンはなにも言わずに部屋を去った。

ジノンとヒジンは、行きつけのレストランでランチをした。ヒジンが「なんか味が変わったから食べたくないかも」と言って、別の店へ誘った。移動すると、閉店していたため落ち込むヒジン。ジノンは「しょうがない」と言った。「2人で通ったお店がなくなったのよ？！ヘンリーならわかってくれるのに」とヒジンは怒った。

翌日ジノンは、自分が破って捨てた5000万ウォンの小切手を探した。ゴミ箱は空だったため、ゴミ捨て場に行き探した。全てを見つけた後、サムスンと過ごした日々を思い出し、気持ちがどんどん大きくなっていった。

その頃サムスンがカレンダーを見ると、ハルラ山の写真が映っていた。
サムスンはハルラ山のある済州島に向かった。サムスンはイヨンに、戻ってきたら一からやり直すつもりという置手紙を残して出発した。

その時にジノンから電話がきたが、サムスンは携帯を忘れていたためイヨンが代わりに出た。ジノンがすでに玄関にいたため、イヨンは外に出て「サムスンは今いないよ」と伝えて家に入った。
ジノンはその後、サムスンにメールを送り続けた。しかし、携帯電話はイヨンが持っているので、イヨンがそのメッセージを見ていた。イヨンはサムスンが以前からジノンを想っているのを思い出し、仕方なくジノンにサムスンの居場所を教えた。

翌日、サムスンは済州島にいた。どしゃ降りで風が強く、天候は悪かった。それでもサムスンは、ハルラ山の頂上まで登った。頂上で過ごしていると、突然ジノンが現れた。

彼女と別れる方法…

合流した二人は、ベンチで休んだ。サムスンは、姉から聞いてハルラ山に来たことを知った。二人は山を降りて、宿泊所で一緒のベッドで眠った。

その頃ナ社長は、秘書からジノンがサムスンと思われる女性と済州島に行ったという報告を受けた。

サムスンとジノンは一緒にソウルへ戻った。ジノンは店に戻ってきて欲しいとお願いしたが、全て清算するまでは戻らないとサムスンに断られた。
ジノンはソウルに帰って、ヒジンとの関係にケリをつけようと決心した。

ナ社長はサムスンの自宅に行き、息子を諦めてほしいと申し出た。サムスンの母が偽装恋愛だとバラして、ナ社長は怒りが込みあがった。

サムスンの元へチェリが来て、破談になったと小麦粉を投げつけた。その後、サムスンの自宅前にヒョヌがしゃがんでいた。落ち込むヒョンを連れて居酒屋に行ったが、口説いてきた。サムスンは怒り、ヒョヌをお店に残して帰った。
その頃ジノンは、ヒジンの自宅で別れ話をした。ヒジンは泣きながらジノンの体を叩いたが、ジノンはそんな彼女を抱きしめた。

恋愛術の基本

ジノンは、ナ社長に呼び出されて偽装恋愛のことで怒られた。
サムスンがジノンの自宅に行くと、弱っている姿で出てきた。翌日は、サムスンが彼氏が出来たらやりたい7つのことを叶える約束をした。

サムスンとジノンはデートをした。6つ目の要望のペアリングも購入した。7つ目の願いは、家族への挨拶だった。ジノンはサムスンの母と姉が怖くて、気が向かないようだった。

ジノンはスーツを纏い花束を持参したが、サムスンの母はとても不機嫌だ。ジノンはそれでも丁寧に挨拶した。その後、お酒の酔い方を確かめるテストや、カラオケで場を盛り上げるテストを行った。結果、サムスンの母もジノンを気に入るようになった。

サムスンの家に泊まったジノンは、家族と朝ごはんを共にした。そんな中、ジノンは病院に勤めている友人から電話がきた。
友人曰く、ヒジンの具合が悪くなり入院したとのこと。ジノンは急いで病院へ向かった。検査結果は、異常はないが精神的なものだった。そのため、ジノンは自分のせいだと思い、ひどく落ち込んだ。

ジノンは、ヒジンが目覚めるまで彼女の病室にいた。ジノンは「心配だから僕の家に来て」と言った。サムスンはジノンと電話が繋がらないので心配して、ジノンの自宅に向かった。
そんな中、ジノンはヒジンを自宅に連れ帰った。サムスンがエレベーターを待っていると、ジノンとヒジンが一緒にやってきた。

恋愛術の定石

ジノンがヒジンと一緒にいたことを知って、嫉妬するサムスン。ヒジンの具合が悪く何も食べられない状態だと聞き、自分も一緒に泊まると言った。それを聞いたヒジンは、自分が帰ると言いだした。結果、サムスンが自宅に帰ることになった。自宅に着くと、ジノンから「今夜はありがとう」と電話がきた。サムスンは不安な気持ちだったが、電話で少しホッとして不安が減った。

翌朝サムスンは、朝早く起きてヒジンのためにお粥を作った。それをジノンの家に持ってきたところ、ヒジンはいなかった。サムスンはジノンから、ヒジンの住所を聞いた。

ヒジンはその頃、リビングのソファーで横たわっていた。サムスンからの差し入れをもらうが食べる、食べれないで揉めた。二人が激しく髪の毛を引っ張り合いをしていると、ヘンリーが来た。

ヘンリーはヒジンに点滴を打つために、家を尋ねてきたのだ。ヒジンはソファーで点滴を打って安静にしていた。その後、サムスンはヒジンの家を後にした。
その後ヘンリーは「知ってる？人々は未来に向かって生きているのに、君だけは過去に止まってる。まるで止まってる時計みたいにね」とヒジンに言った。そして、ヒジンが「私、アメリカに戻るわ。両親のもとへ行って、大学も向こうへ編入する」と言った。

ヒジンはジノンへ電話をかけ、話があるから来てほしいと言った。ヒジンはサムスンがくれたお粥をだんだん食べられるようになった。
ジノンがヒジンの家に向かうと、ヒジンはアメリカに戻ると伝え「私を向こうまで送って。1人は寂しいから」とジノンに頼んだ。これにジノンは即答はしなかったが、理由を聞かずに了承した。

数日後、サムスンはジノンとミジュと一緒に水族館に出かけ、ミジュはとてもはしゃいでいた。
その夜サムスンとミジュは、ジノンの家に来た。ジノンがミジュに『モモ』を読み聞かせしていると、ミジュは眠ってしまった。

ジノンはサムスンに、ヒジンをアメリカまで送って1週間滞在することを話した。これにサムスンが反対して、ヒジンに直談判するとソファーから立ち上がると、ジノンは「やめろ！」と言った。
その声で、ミジュが起きて「怒らないで！大きな声出しちゃやだ！」と話した。二人は驚き、ジノンは優しい表情でミジュを見つめ、指でゆっくり涙を拭いた。

その後反対していたサムスンだが、ヒジンからお別れ旅行と聞いてアメリカに行くことを許した。

恋せよ 傷ついたことがないように

ジノンは2ヶ月経っても帰らなかったが、突然サムスンの前に現れた。
ジノンが住所を間違えてハガキを送っていたことが分かり仲直りをした。ジノンは、結婚してサムスンを養うためにアメリカのホテルの勉強をしてきたのだった。

一方、ヒジンとヘンリーはアメリカで仲良く過ごしていた。ヘンリーは突然キスをして、ヒジンはびっくりしたが微笑んだ。

結局サムスンとジノンはすぐに子宝には恵まれず、結婚もナ社長に許してもらえていないが、今後も一緒にいる決意をした。

『私の名前はキム・サムスン』の登場人物・キャラクター

メインキャラクター

キム・サムスン（演：キム・ソナ）

幸せな結婚に憧れる、ちょっぴりふくよかな30歳のパティシエ。パリのコルドン・ブルーに留学経験があり、ケーキ作りの腕前は一流だが、妄想癖に加えて独り言を言うクセもある。かなりドジな性格。気が強いところもある。精米店の三女に生まれで、“サムスン”という古くて冴えない名前を嫌っており、改名したいと考えている。クリスマス・イブに恋人が浮気して失恋した上に、パティシエとして働いていたお店もクビになった。その後、ジノンにスカウトされ、ジノンのレストランで働くことになる。

ヒョン・ジノン（演：ヒョンビン）

レストラン"ボナペティ"の社長。イケメンで高身長、さらにホテルの御曹司で裕福な家で育ってきた。傲慢で性格が悪い。しかし、兄を交通事故で亡くし、心に深い傷を持つ。そのため、その事故のトラウマで、自分で運転ができず、タクシーを利用するようになった。兄の娘であるミジュのお世話をよくしている。母親が勧めるお見合いが嫌い。サムスンやイヨンには『サムシク』と呼ばれている。サムスンとは3歳差で27歳。

ユ・ヒジン（演：チョン・リョウォン）