鬼灯の冷徹の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『鬼灯の冷徹』とは、江口夏実による日本の地獄の住人たちを中心としたブラック・コメディ漫画作品。2014年にアニメ化し、2017年冬に分割2クール編成で第二期が放送。日本の地獄を舞台に、日本神話・御伽噺・妖怪などを元にしたキャラクターが多数登場する。主人公鬼灯は、地獄の王である閻魔大王の第一補佐官を務める鬼神。カリスマ性を持った秀才であるがドSな性格の鬼灯を中心に、地獄での日常を描く。ドSな鬼灯が発するストレートな発言は共感できる名言が多いと話題になった。

白澤の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「我以後不喝酒。清原涼我、我不喝、我不喝……(ワタシはもうのみません おゆるしください のみません のみません……)」

二日酔いに苦しむ中国の神獣白澤(はくたく)が、便器に向かって前日の自分の行いを反省しながら発したセリフ。酒好きだがいつも酒に飲まれてしまう白澤はこんな言葉を述べてその日は反省しても、二日酔いが治るとまた飲みに出かけて同じことを繰り返してしまう。しかし白澤に限らず、二日酔いを体験したことがある人にはとても共感できるセリフとなっている。

「僕は女の子に一度でも”結婚しよう”なんて無責任発言したことはない。ひっぱたかれても正面きって”僕と遊んでください”って言う。それが誠実ってことだと思う」

白澤は無類の女好きで、人型をした女性なら誰でも口説きに入るほどの遊び人。一見何も考えていなさそうな白澤だが、一応信念を持って遊んでいるようだ。白澤のもとで薬剤師見習いとして働いている桃太郎が「結婚する気はないのか」と訊ねると、「僕は女の子に一度でも”結婚しよう”なんて無責任発言したことはない。ひっぱたかれても正面きって”僕と遊んでください”って言う。それが誠実ってことだと思う」と返された。一切の曇りのない瞳でこのセリフを発した白澤に、桃太郎は思わず「いい目をしてやがる」という感想を抱いてしまう。その他にも、人妻や彼氏持ちには手を出さないというルールがあるようだ。

茄子の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「パンツを履くってモラルの基本だろ?だから俺はパンツをモラルと呼んでいるんだ」

三途の川を掃除していた小鬼である茄子が鬼のパンツの歌をご機嫌で歌った後に、パンツについて自論を述べたセリフ。茄子の頭の中では「パンツ=モラル」という図式が出来上がっている。天然な茄子が突拍子もなく言うセリフだが、あながち間違っていないように感じる名言。茄子の親友唐瓜はこの後、パンツは虎皮派かポリエステル派かを訊ねられており、敏感肌だから綿100%のものを履いていると答えるなど、登場人物のパンツ事情を知ることができる面白い話となっている。

サタンの名言・名セリフ/名シーン・名場面

「オー・マイ・ゴッド!主よ・今だけ我を守りたまえ!」

EU地獄の王であるサタンがあまりの鬼灯のドSっぷりに神頼みまでしたセリフ。日本の地獄なんて甘いと馬鹿にしながら偵察に来たサタンであったが、上司である閻魔大王を金棒で叩く鬼灯を見て「部下にこんなことされたら泣く」と徐々に日本の地獄に対して恐怖を感じ出す。その後、トイレに行くふりをして鬼灯の部屋に忍び込んだサタンは、部屋で薬の材料が書かれた本を発見する。そこに「サタン」と書かれており、このままでは殺されると思い「オー・マイ・ゴッド!主よ・今だけ我を守りたまえ!」と叫んでEU地獄に逃げ帰ってしまう。実際はサタンではなくサンタの間違いだったようだが、それでも日本の地獄が舐められないために一役買っていた鬼灯のメモであった。

金魚草の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「おぎゃあ!!」

鬼灯が品種改良した観賞用ペットである金魚草の鳴き声。

ピーチ・マキの名言・名セリフ/名シーン・名場面

「妖怪万引きババァめ」

アイドルになる前に小売雑貨店の店員として働いていたピーチ・マキが店員の本音を漏らしたもの。万引きがあると店員の給料にダイレクトに響くため恨みがこもった発言になっていた。その他にも同じ場面で独り言として「もしかしてメーカー事情による在庫過多品をおすすめとして売る為のほの暗い契約をしに…」などピーチ・マキは店員だからこそ知っている裏側を話している。というのも、『鬼灯の冷徹』の作者は店員として働いていたことがあるらしく、その時万引きに苦しめられたことがあるため、作者の心を代弁してピーチ・マキが発言したようになっている。

「桃太郎って、鶴助けて、熊と相撲して、亀に乗った人でしたっけ?」

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