アウターゾーン(THE OUTER ZONE)のネタバレ解説・考察まとめ
『アウターゾーン(THE OUTER ZONE)』とは、光原伸によるホラー・ファンタジー漫画。
連載雑誌は『週刊少年ジャンプ』であり、同誌掲載の漫画作品としては珍しい一話完結のオムニバス形式と、登場する美女キャラクター「ミザリィ」の強いインパクトとで、注目を浴びた。
また、続編として世界観をまったく同一にする『アウターゾーン リ:ビジテッド』が『コミック特盛』で連載され、同誌休刊後はホーム社Webマンガサイト『画楽ノ杜(がらくのもり)』にて残りのエピソードが発表されている。
疲労困憊の作者と執筆を支えたミザリィ
本作の、一話完結の話を週間連載するというスタイルは過酷なものであり、その終了が控えた頃には、作者の光原伸によれば「これ以上続ければ、間違いなく病院入りになっていただろう」と語らせるほどであった。
また光原は、それでも連載を続けられたのはファンによる声援の他、自身の生み出したミザリィというキャラクターへの強い愛情であったと語っている。
最初は老人男性だったミザリィ
作者が一番気に入るほどのミザリィだが、彼女も本作の原型段階では洋画的な白人の老人男性の姿をしていた。
しかし、それでは華がないと判断され連載段階では美女に変更されたのである。
目次 - Contents
- 『アウターゾーン』の概要
- 『アウターゾーン』のあらすじ・ストーリー
- 『アウターゾーン』
- 『マジック・ドール』編
- 『狙われたミザリィ』編
- 禁書
- ママと悪魔
- 解放者達(リベレーターズ)
- わしはサンタじゃ!!
- デス・フライト
- 妖精を見た!
- 魔女狩りの村
- 召喚
- 目標:月世界!!
- 英雄(ヒーロー)
- マンハント
- 恐竜時代
- 対決
- 恐怖の研究
- 『アウターゾーン リ:ビジデッド』
- ラブドール・マリア
- どら猫マグ
- 月に一度、血を
- 魂の墓標
- 幻の夏
- 侵略生物X
- 若返りの泉
- エネミー・テリトリー
- リフト・オブ・ザ・デッド
- 誘拐犯
- 冷たい棺
- 痛み
- プリズナーM
- 老婆の館
- コックリさんとみぃこ
- みぃこのスケバン入門
- セールス・ガール
- おとぎ話
- 小説版『アウターゾーン』
- 『アウターゾーン』の登場人物・キャラクター
- 案内人
- ミザリィ
- 『マジック・ドール』編
- 火牙明(ひが あきら)
- 坂内マキ(さかうち マキ)
- 田所(たどころ)
- マイク・ピンキー2世
- 『狙われたミザリィ』編
- 草波龍志郎(くさなみ りゅうしろう)
- 黒沢(くろさわ)
- その他(複数回登場)
- 的矢悟郎(まとや ごろう)
- 長坂想一(ながさか そういち)
- 『アウターゾーン』の用語
- アウターゾーン
- 案内人
- 『アウターゾーン』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ナレーション「アウターゾーン……それは現実の外側(アウター)にある世界」
- ミザリィ「こんにちは皆さん 私はミザリィ アウターゾーンの案内人です」
- 『アウターゾーン』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 疲労困憊の作者と執筆を支えたミザリィ
- 最初は老人男性だったミザリィ