チェブラーシカ(Cheburashka)のネタバレ解説・考察まとめ
『チェブラーシカ(Cheburashka)』とは、1969年〜1983年まで旧ソ連(ロシア)で製作された全四話からなる人形アニメである。南国産オレンジの箱に詰められてやってきたチェブラーシカと、動物園で働く心優しいワニのゲーナを中心とした物語。チェブラーシカの愛らしさが日本を始め世界各国から人気を集める一方、孤独やアイデンティティといったテーマも描かれている。ダークな側面も持ち合わせる独特な世界観を持つ作品としても注目されている。
挿入歌:チェブラーシカ(ラリーサ・ブロフマン)「ぼくはチェブラーシカ」
挿入歌:ゲーナ(ワシーリー・リヴァーノフ)「空色の列車」
この作品ではキャラクターによる歌唱も注目ポイントの一つとして存在する。例えばシャパクリャクの登場シーンで自身の考えである「有名になりたいから悪いことをする」という歌や、ゲーナの寂しい「誕生日の唄」など効果的に音楽を使用している。作中の音楽を担当したのはウラジーミル・シャインスキーで、彼はユダヤにルーツを持つ作曲家だ。ロシアの哀愁とユダヤの悲しみと希望が同居する不思議な音楽が融合した劇中音楽は『チェブラーシカ』に欠かせないものだ。
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目次 - Contents
- 『チェブラーシカ』の概要
- 『チェブラーシカ』のあらすじ・ストーリー
- 第一話「こんにちは、チェブラーシカ」
- 第二話「ピオネールに入りたい」
- 第三話「チェブラーシカと怪盗おばあさん」
- 第四話「チェブラーシカ学校へ行く」
- 『チェブラーシカ』の登場人物・キャラクター
- チェブラーシカ
- ゲーナ
- シャパクリャク
- ラリースカ
- ガーリャ
- レフ・チャンドル
- トービク
- アニュータ
- マリーヤ・フランツェブナ
- ネコ
- 『チェブラーシカ』の用語
- 「ガルモーシカ」
- 「ピオネール」
- 「みんなの家」
- 『チェブラーシカ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「みんなの家」の完成
- 道に迷って木の実を見つける
- ゲーナ「安心しろチェブラーシカ。季節は今まさに秋だ。つまり線路に水溜りはできないしぬかるみもできない」
- シャパクリャク「トロッコで行くのはシャパクリャクばあさん」
- 『チェブラーシカ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 「チェブラーシカ」の名前は知人の娘の行動が由来
- 長年に渡ってDVをしていた原作者
- アニメーションの権利を巡って日本側と対立
- 『チェブラーシカ』の主題歌・挿入歌
- 挿入歌:チェブラーシカ(ラリーサ・ブロフマン)「ぼくはチェブラーシカ」
- 挿入歌:ゲーナ(ワシーリー・リヴァーノフ)「空色の列車」