回復術士のやり直し(ラノベ・漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『回復術士のやり直し』は月夜涙による日本の青年向けライトノベル及び漫画、アニメである。ライトノベルのイラストはしおこんぶ、漫画のイラストは羽賀ソウケンが担当している。小説投稿サイト「小説家になろう」にて2016年より連載開始。小説のサブタイトルは「〜即死魔法とスキルコピーの超越ヒール〜」でコンセプトは楽しんで復讐する主人公である。「新作ラノベ総選挙2018」で1位を獲得。漫画は「ヤングエースUP」で連載。2021年にBPO(放送倫理・番組向上機構)にて青少年委員会の議題に取り上げられた。

ヴィソーヴ

黒翼族の巫女達が護る聖域。黒翼族の集落があり、神鳥カラドリウスによって強固に護られているため、魔王でも手が出せない。ヴィソーヴの中には神鳥カラドリウスがいる霊峰もあり霊峰に向かった者はひとりとして帰ってきていない。

『回復術士のやり直し』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

ケヤル「この石の力で回復を使う。どうしても治したいものがあるんだ。この世界そのものを回復する。そして四年前、あんたに出会う前からやり直すよ」

「この石の力で【回復】を使う。どうしても治したいものがあるんだ。この世界そのものを【回復】する。そして四年前、あんたに出会う前からやり直すよ」このセリフはいままで自分を虐げてきた世界を壊し、作り替えるという決意の現れである。魔王を倒し魔王の心臓である賢者の石を使い時間を遡りやり直すことを決めたケヤル。フレアや他の勇者に対し復讐を誓ったケヤルが時間遡行(じかんそこう)する前にフレアに言った言葉である。

ケヤルガ「大丈夫だよ。殺されてもちゃんと敵は討つから」

「大丈夫だよ。殺されてもちゃんと敵は討つから」このセリフからアルバン村の人々を大切に思う反面、ケヤルガの残虐性を垣間見ることができるセリフになっている。
ケヤルガはアルバン村の住民をジオラル王国の人質に取られ、ジオラル王国軍の兵士に「動くな」と言われた。それでもケヤルガは動きを止めず兵士を殺し続けたためジオラル王国軍はひとりずつ村人を殺していく。「貴様が抵抗すればするほど村人が死んでいく」という兵士の言葉に返したケヤルガの一言。

ケヤルガ「俺は思うんだ。他人に酷いことができるのは他人の痛みが分からないからだって」

「俺は思うんだ。他人に酷いことができるのは他人の痛みが分からないからだって」このセリフは近衛騎士隊長がケヤルガに対し暴力を振るっていたのは近衛騎士隊長自身が一方的な暴力を受けたことがないからだと主張するケヤルガの冷静でかつ悲しい感情を現したセリフである。いままで近衛騎士隊長がケヤルガ自身やアルバン村の人々にしてきたことがどういうことなのかをわからせるためにケヤルガはこの言葉を伝えた。

イヴ「私は現魔王に殺された同胞達に!この翼に!生き続けると誓った!!」

「私は現魔王に殺された同胞達に!この翼に!生き続けると誓った!!」このセリフはイヴが大切な同胞を現魔王殺された恨みと殺された同胞達への想いが秘められたセリフ。イブは現魔王によって殺された黒翼族の同胞の恨みを晴らす為に生き延びることを誓っていた。魔王軍に襲われ負傷したイヴを助けたケヤルガにイヴ自身に「警戒心や知恵、仲間や覚悟が不足している」と言われ悔しそうに涙を流しながらイヴが黒い翼を広げ叫んだ一言である。

ジオラル王国の国境

ある時、人間は魔族から襲撃を受けた。その魔族の襲撃の最前線の国がジオラル王国だった。ジオラル王国は一部の国民の猛烈な反対意見を懐柔し、王都ジオラルより南にある街をすべて見捨てて防衛戦を作った。その時にジオラル王国に見捨てられた街のひとつがブラニッカである。魔族からの襲撃でブラニッカは滅びたと人々は思ったがブラニッカの領主による魔族との交渉により共存の道を歩んでいる。

魔王候補の紋章

現魔王が死ぬと20種族の魔族のそれぞれの代表が魔王候補となる。そしてこの魔王候補の中から新たな魔王が誕生する。魔王候補は体の一部に刻印のような印がある。イヴは黒翼族の代表で首に刻印がある。

『回復術士のやり直し』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

TVでは放送できなかった2つのver.

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