新暗行御史(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『新暗行御史』は、『サンデーGX』で連載されていた史実を元にしたファンタジー漫画およびそれを原作としたアニメ映画。
作者は原作・尹仁完、作画・梁慶一の二人の韓国人。
聚慎(ジュシン)という国の滅亡後、訳あって暗行御史となった元将軍文秀(ムンス)が放浪の旅でお供の山道(サンド)や房子(バンジャ)に出逢い、行く先々で遭遇する問題を解決していく。
道中で聚慎滅亡・親友・恋人の死全ての原因となった阿志泰(アジテ)に再会。
過去への葛藤を乗り越え、悪魔の圧倒的な力に勇敢に立ち向かう様を描く。

悪獣でありながら、聚慎時代文秀の力となっていた召還魔法専門の大魔法使い。
阿志泰に命じられ溶路の町の領主をしている。
美しい人の姿で平和を愛する文秀のよき仲間であったが、快惰天との戦争で魔力を使い果たし自身が忌み嫌う悪獣の姿に戻ってしまう。
月の儀式と銘打って人を食らい、人の姿を保っている。

快惰天(カイダテン)

月から降り立った悪獣達の長。
本体は羽根が生えた幼女の姿をしている。
純粋無垢な性格で、本人はただ寂しいからみんなと遊びたいだけなのだが、それが伝わらず討伐される。
攻撃は雷で、阿志泰戦の時は避雷針で攻撃を防御され、ミス黄の山道に首をはねられる。
元述外伝では、同じく寂しい元述と夜通し無邪気に遊ぶ様が描かれている。
そしてその数年後、元述によって首をはねられてしまう。

妙月(ミョウォル)

妖艶な女性妖怪。
文秀を曼陀羅華の夢から目覚めさせるため鍼を頼りに方法を探す英實と房子の前に女医として現れた。
白頭山(ペクトウサン)の避乱潟花(ピランソッカ)が曼陀羅華(マンダラケ)の解毒剤になると嘘の情報を教えた。
白頭山で待っていた山道は洗脳されており、攻撃を受けた房子は瀕死の重傷を負う。
文秀との戦争時は城に侵入してきた乙巴素の自爆により体を吹き飛ばされ、通りかかった麻古に踏まれ絶命する。

仲孫(ジュンソン)

五百年前の聚慎で数百万の外勢に攻め込まれた時も屈する事無く、国を守り切った英雄。
三別抄軍の神義隊将軍。
阿志泰により甦らされ、文秀との戦争では武杖と闘う。

標(ピョウ)

五百年前の三別抄軍の左別抄軍隊将軍。
阿志泰に甦らされる。
文秀との戦争時、乙巴素の自爆に巻き込まれ死亡。

羅漢(ナハン)

五百年前の三別抄軍の右別抄軍隊将軍。
阿志泰に甦らされる。
五百年前の戦闘で声帯を失い話すことが出来ない。
文秀との戦争時、乙巴素の自爆に巻き込まれ死亡。

活貧党(ファルビンダン)

洪吉童(ホンギルドン)

裕福な者と貧困にあえぐ者、不公平な世の中を覆すために活貧党を立ち上げ、指揮を執る。
桂月香とは腹違いの姉妹。
洪吉童は妾の子で姉。
正義を行う時にしか使う事が出来ない筈なのだが、ミス黄から奪った馬牌から幽幻兵士を召還する。
白龍とは恋仲。
好きなものはアカシア、桂月香。趣味は農芸。

白龍(パリョー)

活貧党一の合気使い手。
自分の理想と愛する洪吉童の願いを叶えるべく力を尽くす。
可愛い子が好みだった白龍は、洪吉童に一目惚れだった。
身体の周りのふわふわした布は合気で浮いている。
好きなものは綺麗な服。趣味は洗濯。

太儒(テユ)

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