新暗行御史(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『新暗行御史』は、『サンデーGX』で連載されていた史実を元にしたファンタジー漫画およびそれを原作としたアニメ映画。
作者は原作・尹仁完、作画・梁慶一の二人の韓国人。
聚慎(ジュシン)という国の滅亡後、訳あって暗行御史となった元将軍文秀(ムンス)が放浪の旅でお供の山道(サンド)や房子(バンジャ)に出逢い、行く先々で遭遇する問題を解決していく。
道中で聚慎滅亡・親友・恋人の死全ての原因となった阿志泰(アジテ)に再会。
過去への葛藤を乗り越え、悪魔の圧倒的な力に勇敢に立ち向かう様を描く。

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七甲山(チルガプサン)の山奥に居を構える鍛冶屋。
聚慎時代は最強の神・斉天大聖をも召還できる大魔法士で、馬牌を精製し暗行御史制度を作った人物。
ミス黄の馬牌を改造し、文秀の壊れた馬牌を修繕・パワーアップさせた。
兵士だった息子を殺した阿志泰を恨み、文秀に助力する。

英實(ヨンシル)

聚慎随一のテコンドー使い。
聚慎の崩壊後、阿志泰の恐怖に屈し、彼の右腕となった。
しかしある時、自分の間違いに気づき、阿志泰の元を離れて趣味の発明に没頭する。
時折、寒いギャグを放つが、明るい性格と素敵な笑顔が魅力の好青年である。
文秀に高性能の銃と防弾、防火、活貧党の合気を軽減する特製コートを作る。
文秀の死後、阿志泰に立ち向かうも消し飛ばされてしまう。
好きなものは日常生活品。趣味は発明。

青年領主

西洋の武器を手に無体を働く予刃(ヨジン)族の襲撃から都を守る、若き領主。
真っすぐで優しい性格故、苦しい戦いを強いられたが、文秀に救われた。
阿志泰との戦争時、軍を引き連れ文秀の助力となる。
文秀の死後、平岡と婚姻を結ぶ。

平岡(ピョンガン)

聚慎第二の都を治める領主の一人娘。
病弱だった為、外の世界を想像しながら育つ過程で虚言症を患い、幻想の中で温達(オンダル)と恋に落ちる。
父の死後、文秀の助力で心の病に打ち勝ち、独立国家・古倶慮(コグリョ)を築いた。
阿志泰との戦争時、青年領主と共に文秀を助ける。

阿志泰一派

阿志泰(アジテ)

聚慎時代は文秀の優秀な部下であり友人。
しかしその正体は言葉だけで人を消滅させるなど圧倒的な力を持つ悪魔である。
文秀達が幼い頃、封印された悪魔の姿であった阿志泰と解慕漱は契約した。
哲学者な一面を持っており、解慕漱の親友である文秀の部下になり、人間について観察していた。
契約した事で封印が解け、解慕漱の王になりたいという願いを叶えた後融合、桂月香を妻に迎え国を支配する。
西洋で文秀に施した黒魔術の影響で、彼だけには悪魔の力が通じず、恐れ聚慎を消し去り逃亡。
善と悪の概念を無くし、美しい世界を蘇らせるため人間を無に帰す作業を進める。
しかし文秀が立ちはだかり、計画半ばで山道に殺される。
聚慎時代の阿志泰は黒髪だが、自分の力が通じない文秀に恐れ戦き、白髪になってしまう。

麻古(マーゴ)

三本の刀を武器に阿志泰に付き従う、女剣士の姿をした恐ろしき黒豹。
武杖の元で山道と共に修行する。
文秀との戦争時、英實と互角に闘うも阿志泰の全体攻撃で城の壁の下敷きとなり絶命する。

ルウ・エルース

西洋の帽子とマントに身を包んだ紳士。
貴族でありながら悪魔を崇拝し黒魔術のために、321人の連続殺人を犯し、死体を使って猟奇創作物を作っていた殺人鬼。
阿志泰を陰から支えるサポート役。
鳥のように空を飛び、マントの攻撃で金海軍を一瞬にして全滅させる恐ろしい能力を持つ。

ガリマール

かつて警官隊だったが、ルウを殺してから悪魔の幻覚にとりつかれ、錯乱し民を虐殺。
牢屋に閉じ込められ、そこで死んだはずのルウに再会する。
ルウの影から姿を現した阿志泰に吸収される。

元暁(ウォンヒヨ)

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