青鬼シリーズのネタバレ解説・考察まとめ

『青鬼シリーズ』とは、2004年にゲーム制作者・nopropsによって公開されたフリーホラーゲーム、およびそれを原作とした実写映画、小説、アニメーション作品、舞台などのメディアミックス作品群。不気味な笑みを浮かべて追いかけてくる怪物「青鬼」から逃げながら脱出を目指すという、緊迫感のあるゲーム性や予測不能な恐怖演出で高い評価を獲得した。単独のメディアミックスのほか、コラボ作品も豊富にリリースされており、個人制作のゲームから出発した文化としては異例の規模を誇る作品として愛され続けている。

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ところが翌日、『青鬼』の作者が飛び降り自殺したというニュースが流れ、東京行きは中止となる。遺書はなく、周囲にも心当たりがないため事件の可能性があると報じられていた。部員たちは、作者の死が桔梗鬼の民話と関係しているのではないかと疑い、OBに話を聞くことにする。

連絡が取れたOB・渡辺の家を訪ねると、当時の会報誌の裏表紙が紛失しており、そこに桔梗鬼の話が載っていたことが判明する。桔梗鬼を調べていた関口は約15年前に妻を殺害し、その後行方不明になっていた。また同じく調査していた福田は名字が変わっており、連絡が取れないという。ただし調査時の録音が残っており、部員たちはそれを借りて帰る。

録音を再生してみるが、方言が強すぎて内容がほとんど聞き取れない。地元出身の美冬に協力を求めても、やはり判別できなかった。

殺されていく仲間たち

その夜、雷雨の中で停電が起こり、洗面所へ向かった皆月と様子を見に行った村上が相次いで悲鳴を上げる。部員たちが駆けつけると、二人はすでに無惨な姿で倒れていた。逃げようとしても扉も窓も開かず、携帯も圏外。部員たちは教室へ避難する。

小中は、犯人は立花ではないかと推測する。作者の死も、高城たちを東京へ行かせないための殺人だった可能性がある。そう考えると、犯人は高城たちの予定を知っていて、その場にいなかった美冬から話を聞いていた立花が怪しいというのだ。

真鍋たちが地下室へ向かうと、立花が倒れていた。意識を取り戻した彼は、自分の父・関口が民俗学研究部の活動中、山で人ならざるものを見たこと、そして卒業後に再びそれを目撃したことで母が命を落としたと語る。真相を知るため、立花はこの学校に入ったのだという。

そこへ顧問の藤本が現れる。藤本の旧姓は福田で、立花が関口の息子であることも知っていた。関口は桔梗山の花を絶世の美女のように見てしまい、その“女”と交わった結果、桔梗女になったとされていた。
真鍋たちは、地下室に置かれていた桔梗の花を処分すれば青鬼を倒せるのではないかと考える。しかし立花と小中が襲われてしまう。

すべての真相

真鍋、高城、美冬の三人は地下室へ向かい、真鍋は発電機の燃料を使って桔梗の花を焼こうとする。だが花のつるに絡め取られた高城が逃げられず、炎に巻かれて命を落とす。続いて真鍋も青鬼に首をはねられ、倒れてしまう。

外へ出た美冬は、まだ息のある小中と遭遇する。そこで美冬は、自分がこの村に古くから潜む存在であり、人々の記憶や行動を操作してきたことを明かす。桔梗の花を繁殖させるため、立花のような“働き蜂”を使い、花粉を広めていたというのだ。そこへ青鬼が現れ、小中は再び襲われる。

翌日。青鬼に関わった者たちは全滅したにもかかわらず、学校は何事もなかったかのように平常通り一日を始めていた。

『青鬼』の登場人物・キャラクター

シリーズ共通

ひろし

CV:石田彰(『青鬼 復讐編』特別編PV)/逢坂良太(テレビアニメ版)/諸岡大貴(『あやしい館からのだっしゅつ』)
実写映画版『青鬼』演者:聖也
実写映画版『青鬼 Ver.2.0』版演者:中川大志
舞台『青鬼Ver.27』版演者:川越太郎

青鬼における基本的な主人公キャラ。バージョンによって姿や口調が異なる。
『青鬼 Ver.1.0』では顔のグラフィックが表示されないため、顔や姿は不明だが、黒髪で学ランを着用していると思われる。一人称は「僕」で、敬語は使わない。
『Ver.3.0』では白髪に眼鏡、マフラーをつけた姿で登場。一人称は「俺」となっており、他の人物に比べると精神的に成熟したキャラクターとして活躍する。同作中では冒頭でのみ敬語を使っているが、それ以外はタメ口。
『Ver.5.2』での容姿はVer.3.0と同じとなっており、このバージョンから一人称は「私」で、女性に対しては「さん」、男性に対しては「くん」をつけて敬語で話すようになる。
『Ver.6.23』やアプリ版では中学生らしい容姿をした少年として登場し、『Ver.1.0』のようにマフラーはつけていない。気さくで、相手に対して呼び捨てで呼ぶ。
また、『Ver.6.23』の隠し要素である「サウスパーク編」(2016は「コミカル編」)では、『Ver.1.0』のように眼鏡はつけておらず、相手に対して呼び捨てで呼ぶ。卓郎とたけしと集まって話すときには敬語を用いる場面もあるが、それ以外は基本的にタメ口。一人を用いている場面はないので不明。
実写映画版の第1作目では帽子を被っており、たまたまジェイルハウスに居合わせた昆虫好きの青年として登場する。
ノベライズ版では、学年一の秀才で、非科学的なものをいっさい信用していない超現実主義者として登場。同級生にも常に敬語で話すほど真面目で、常に学生服姿。
ジュニアノベル版では北部小学校の五年生となっており、小学生とは思えない洞察力と知識を活かして謎解きにも果敢に挑んでいる。
なお、青鬼オンラインのエイプリルフールイベントでは、「巨大ひろし」という特別な青鬼が登場した。

たけし

CV:森嶋秀太(テレビアニメ版)/皆城つかさ(『あやしい館からのだっしゅつ』)
実写映画版『青鬼』演者:尾関陸
実写映画版『青鬼 Ver.2.0』演者:勧修寺玲旺
舞台『青鬼Ver.27』版演者:咲羅斗夢

『青鬼 Ver.1.0』では名前こそ出ないものの、たけしの原型となる人物が登場している。
『青鬼 Ver.3.0』ではひろしのことを「脳味噌野郎」と呼ぶなど、口が悪い場面が目立つ。
『青鬼 Ver.5.2』では館に行こうと言い出した言い出しっぺ。
基本的にはリーゼントの不良だが、アプリ版『青鬼』ではこの設定はなくなった。首吊り自殺をする末路が決まっているが、『青鬼2016』、『青鬼 Ver.5.2』、『青鬼X』では行動次第で救うことが可能。
ノベライズ版では大きな口を叩いているが臆病で、卓郎の腰ぎんちゃくとして常に付き従っている。宇宙人や幽霊などのオカルトにはめっぽう弱い。「食堂まんぷく」の跡取り息子。
ジュニアノベル版では南部小学校に通う五年生の生徒として登場。お調子者で臆病だが、誰よりも友達思いの優しい少年。タマネギが苦手で、ハンバーガーはタマネギ抜きで注文している。

美香(みか)

CV:喜多村英梨(テレビアニメ版)/琴石ゆうひ(『あやしい館からのだっしゅつ』)
実写映画版『青鬼』演者:古畑星夏
実写映画版『青鬼 Ver.2.0』演者:久松郁実
舞台『青鬼Ver.27』版演者:高橋沙樹

『青鬼 Ver.1.0』では「メグミ」として登場。『青鬼 Ver.3.0』では茶髪にセーラー服、アプリ版『青鬼』では黒いセーラー服になっている。
基本的には死んでしまう立ち位置のキャラクターだが、『青鬼 Ver.5.2』『青鬼2016』『青鬼X』では行動次第で救うことが可能。
ノベライズでは気が強く、奔放に振舞うが実は寂しがり屋の少女として登場。自宅で飼っているペルシャ猫のハートを心の拠り所にしており、卓郎に好意を抱いている。
ジュニアノベル版では東部小学校に通う、運動神経抜群の五年生。卓郎とは幼馴染でいつも一緒にいる。気が強いが寂しがりやで泣き虫の本性を隠している。ペルシャ猫の子猫・ハートと仲良し。

卓郎(たくろう)

CV:水島大宙(テレビアニメ版)/樺澤綾(『あやしい館からのだっしゅつ』)
実写映画版『青鬼』演者:陳内将
実写映画版『青鬼 Ver.2.0』演者:松島庄汰
舞台『青鬼Ver.27』版演者:鈴木研

『青鬼 Ver.1.0』ではいじめっ子の「タクロー」として、『青鬼 Ver.3.0』ではひろしの遊び仲間として登場。長髪を結んでいるが、アプリ版『青鬼』では髪を結んでいない。
基本的に死んでしまうキャラクターだが、『青鬼 Ver.5.2』『青鬼2016』『青鬼X』では行動次第で救うことが可能。
ノベライズ版では大会社の社長の息子として登場。イケメンだが超が付くほどのナルシストで、髪型を常に気にしている。表向きはサッカー好きの優等生を気取っているものの、非常に残忍な裏の顔を持つ。
ジュニアノベル版では東部小学校に通う、クールで頭の回転が速い五年生。努力や根性などは苦手だが、決断力と行動力がずば抜けていて頼れる存在。父親は大企業「スマイル」の社長。噂を知りつつも信じておらず、美香が可愛がっている子猫のハートのためにジェイルハウスに忍び込み、事件に巻き込まれてしまう。

直樹(なおき)

漫画版『青鬼 原始編』の直樹(画像手前)

『青鬼 Ver.3.0』でひろしの夢の中に出てくる人物。ひろしと顔見知りのようだが、どういう関係かは明かされていない。エイプリルフール企画では、ニコニコ動画に『直樹編』という動画が投稿されている。
ノベライズ版では、ジェイルハウスの化け物に呪い殺されたと噂されているひろしたちの同級生として登場。緑色のおかっぱ頭の少年で、卓郎からいじめを受けていた。
小説本編の過去編とされている漫画『原始編』では、主人公として生前の様子が描かれている。

シュン

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