オレん家のフロ事情(オレフロ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『オレん家のフロ事情』とは、いときちによって2011~2020年まで『月刊コミックジーン』で連載されたコメディ漫画である。『オレフロ』は公式で使用されている略称であり、ファンの間でもこの呼称で親しまれている。
2014年10~12月に5分枠の短編アニメが放送されており、2022年2月には台湾で実写ドラマ化もしている。
一人暮らしをしている高校生の龍己と、その家の風呂場に住み着いた人魚の若狭を中心にした日常の様子やちょっとしたハプニングなどが描かれていく。

CV:島﨑信長

無表情でクールだが、面倒見がよく世話焼きな男子高校生。
河原で瀕死の若狭を拾い、介抱してやったことでそのまま自宅の風呂場に住み着かれる。
ぬるぬるしたものが苦手で、肌の表面が滑っている若狭に触れられると鳥肌が立つため、自ら若狭に触れる時は軍手を用意することもある。

学校に近いからという理由で、亡くなった祖父母の家で一人暮らしをしている。そのため、料理や掃除など家事全般が得意。
親戚の酒屋でアルバイトをしている。好物は甘いものとタコ。

若狭(わかさ)

CV:梅原裕一郎

龍己の家に住み着いた人魚の男性。
我儘で子供っぽい性格だが、純真でフレンドリーな面もあり友人が多い。
本人が隠しているため、正確な年齢は不詳だが見た目は20代。鷹巣との付き合いが半世紀以上になることや、1928年のアムステルダムオリンピックを知っている発言をしたことから、かなりの年月を生きていることが想定される。

元々はダムの近くに住んでいたが、近隣住民に騒がれるようになり、逃げた先の河原で力尽きていたところを龍己に拾われた。
下流の汚れた水での生活がトラウマになっており、藻やゴミで汚れた緑色の水を思い出すことから緑色が苦手。
人魚であるため、身体の表面が滑っていたり、寝る際は顔まで水に浸かりエラ呼吸になるなど、人間にはない性質を持っている。

人間

霞(かすみ)

CV:木戸衣吹

龍己の妹。兄である龍己のことが大好きな極度のブラコンで、結婚相手は兄の龍己と決めている。
両親の事情で、毎月第3日曜日は龍己の家で面倒を見てもらうことになっているが、兄に会いたいがために何かと理由をつけてそれ以外の日にも訪れる。

龍己と同居している若狭に嫉妬し、ライバル視している。しかし、共通している趣味や好きなものも多いため、良き話し相手でもある。

聡介(そうすけ)

龍己の高校のクラスメイトで友人。姉が二人いる。
ゲームが好きで、よく龍己をゲームの相手に誘っている。

龍己が人魚と同居しているとは知らず、彼女ができたと思い込んでいる。

蔵山(くらやま)さん

龍己の家の隣人の女性。
龍己のことを気に入っており、実家から送られてくる野菜をよくお裾分けしている。
フレンドリーでスキンシップが激しめな面もあり、異性である龍己にも平気で抱き着いて動揺させることもある。

久虎(ひさとら)おじさん

龍己の父親の弟で、龍己にとっては叔父にあたる人物。大学の准教授の職に就いている。

女性にモテたいがために怪しげな入浴剤を開発し、龍己に実験台として使わせている。酒が好きで泥酔した姿を見せているため、龍己からはダメな大人だと思われている。

舟木(ふなき)

未確認生物対策研究所(以下略)の所長。若狭を連れ出そうとした初登場回である2話分のみの登場のため、(以下略)の部分は明らかにされていない。

研究対象の未確認生物である人魚の若狭に対して、異様な程に執着を見せるマッドサイエンティスト。初めは「人魚=女性」というイメージを持っていたため、若狭のことを「魅惑の女神」と呼び女性だと思っていた。

海の生き物

鷹巣(たかす)

CV:鈴木達央

若狭の友人のタコ。上半身は褐色の肌の青年のような見た目で、下半身は8本のタコ足が生えている。
手先が器用で家電の修理や、タコ足の吸盤を使ったマッサージが得意。

初めは若狭に頼まれて龍己にマッサージを施すために訪れたが、それ以降は特に用がなくても頻繁に龍己家の風呂に訪れるようになる。
タコの特性で狭くて暗い所に入るのが好き。周りの景色に合わせて擬態・変色する特性も持っているが、風邪を引くと色が戻らなくなり褐色の体がしばらく白色の体になってしまうこともある。

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