その着せ替え人形は恋をする(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『その着せ替え人形は恋をする』(そのビスクドールはこいをする)は、福田晋一によって『ヤングガンガン』にて連載中の青年漫画である。雛人形制作が趣味の男子高校生と普通なら接点ができないようなクラスの人気者で美少女ギャルの喜多川海夢がコスプレを介して親密になっていく物語である。好きな事をして輝いているヒロインと好きな事を隠している主人公はお互いの好きなものへの強い気持ちを通して恋をする。肌色多めのコスプレラブコメディである。

胸をつぶして平らに見せるインナー。男装や和装に最適であり本作では心寿が颯馬お兄ちゃんのコスプレをするために使用した。

相方

コスプレ活動を一緒にする相手のこと。本作で新菜と海夢はあまねに聞かれて高校の同級生だということと本名を明かしてしまう。

ハイレグ

股の部分のカットを深く鋭角にしたもので、水着や下着、レオタードなどがある。ハイレグの特徴としては、セクシー、脚が長く見える、動きやすいなどがあげられる。本作ではブラックロベリアのコスプレの際に日本の水着では見つけられなかったため海外の水着を探して購入した。その後バニーガールの衣装もハイレグとなっている。

『その着せ替え人形は恋をする』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

五条「ありのままの自分を受け入れてもらえる世界はきっと生きやすいんだろうな…」

五条はクラスの中心にいて明るく自分の好きなものを堂々と言える海夢を見て、自分とは真逆の世界で生きている人だと感じる。昔好きなものをバカにされたトラウマから好きなものを言えない五条と好きなものを堂々と言える海夢の壁を描き出している。

海夢「自分の気持ちは自分の為に言わなきゃだダメだよ」

掃除を押し付けられた五条を見た海夢が言ったセリフ。好きなものを好きだと言える海夢だからこそいえるセリフ。好きなものを否定されたことのある五条は本当は自分の気持ちを言いたかった事を思い出す。五条を変えるきっかけになったシーン。

五条「はい!喜多川さんは立派な性奴隷です!」

初めてのコスプレ衣装試着時、海夢にちゃんと性奴隷の雫たんになりきれているか聞かれたときのセリフ。自分が作った洋服を着た海夢を見て達成感を得た五条。2人のコスプレ道の始まりのシーン。

新菜「胸の内は目に見えないのでわからないだけで誰にでもいろいろあるんですよ」

新菜が器用で何でもできると思っている心寿に向かって言った言葉。新菜は最初海夢のことを明るくて好かれてて悩みなんてないと思っていたが、知り合ってみて出来ないことも悩みも自分と同じようにあるということを知り自分だけが悩んでいるわけじゃないと知った。心寿は言われたときはピンとこなかったが、その後姉の悩みに触れることで見えないところでみんな同じように悩みがあるということを本当の意味で理解した。

新菜「そんな事絶対言いません!!」

女装を気持ち悪がられるんじゃないかと不安だったあまねに向かって行った言葉。雛人形好きで小さいころ女の子に気持ち悪いと言われたことのある新菜はその気持ちがわかるので絶対言わないと強く言う。1度言われただけで皆が同じ事を言うと決めつけていたあまねの心に届いたひとこと。

『その着せ替え人形は恋をする』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

作中に出てくるウィッグショップは実在しているお店

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