渾身の覚悟で挑んだ映画の濡れ場…市川由衣が見せた女優魂
数々のドラマや映画に出演してきた女優の市川由衣。清純派な雰囲気のある彼女は、そのイメージのままに似たような役ばかりこなしていることに複雑な気持ちを抱いていたといいます。そんな彼女に訪れた転機が、映画『海を感じる時』。この作品で大胆な濡れ場にも挑戦し、女優としての新たなステージに進出することに成功したのでした。自分の殻を破るってすごく難しいけど、新たな可能性を拓くチャンスでもあります。今の自分を変えたいと思うなら、一歩を踏み出す勇気を持ちたいものですね。
『始めまして市川由衣です。よろしくお願いします』って言った次にはもう裸。
池松さんには見せられないものがないというか、全部むき出しで撮影していました
▼撮影中の不安
監督もずっとカメラ横で芝居をみていて、現場にいる誰もがどんな映像になっているのか知らない状態だったので、最初は不安でした
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1日目からラブシーンを撮り終えて…もう飛び込もうと。そこで不安を感じていてもしょうがないので、監督を信じることに決めました
■ 池松はそんな市川の女優根性を称賛
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「最初、台本を読んだときに、こんな(体当たりの演技が必要とされる)役を誰が引き受けるんだろうと思った。
市川さんは作品に自分をささげようという姿がすごく見えて。一緒にやれてすごく幸せでした
■ 完成披露会では涙ぐむ姿も
8年ぶりに単独主演の市川は「覚悟を決めて挑んだ役。立ち見も出て胸が熱くなりました」と満席の劇場に感無量
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観客からの熱い拍手を浴びていた
女優を始めて15年目。自分が大好きだと言える役に出会えて、本当にやってきてよかったと思いますし、こんなに多くのお客さんに観てもらえて本当に幸せでした
初号の涙は…その「信じてよかった」という思いもあって。振り返ってみても、自分では張り詰めているとは思ってないんですけど…きっと知らず知らずのうちにプレッシャーを感じていたんだと思います
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エンディング曲「泣くかもしれない」を生披露すると、市川は「この曲はずっと心の支えだったので感動しちゃった」と感極まって涙ぐんでいた。
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MOTEL(須藤もん&対馬照)
▼試写会ではマネージャーさんも号泣
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今まで、他のタレントも含め、どんな作品の試写よりも緊張していて、安心しての涙だったかもしれないですが、、それ以上に、女優、市川由衣が誕生した瞬間を見たことに感動したんだと思います
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年を重ねる事に恐れることは何もないよ!と伝えたい。30、40代となっても、女優で居られる門を開いた作品になったような気がします
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目次 - Contents
- ▼最近は清純派の役が続く事に悩んでいたという
- ■ 2013年には舞台『TAKUMA FESTIVAL「晩餐」』に出演
- ■ マネージャーが変わった事で市川に変化が...
- ▼一方、マネージャーは市川のことをこう見ていた
- ▼そんな時、『海を感じる時』の出演依頼を舞い込んできた
- ■役には惹かれたが、出演するか悩んだ...
- ▼マネージャーも出演へ無理強いはしなかったという
- ▼姉の一言で出演を決意
- ▼出会った日に“裸シーン”の撮影
- ▼撮影中の不安
- ■ 池松はそんな市川の女優根性を称賛
- ■ 完成披露会では涙ぐむ姿も
- ▼試写会ではマネージャーさんも号泣
- ▼見た人の感想
- ▼夢だった大河ドラマにも出演
- 関連まとめ