今観てもオシャレな白黒(モノクロ)映画5選【月曜日のユカ・薔薇の葬列】

昔の映画は光の強弱のみを記録するモノクロームフィルムを使用していたため、白と黒の2色しかなかった。色数が少ない分、カラー映画にはないような演出の工夫があり、非常にオシャレに見える。
ここではそんな白黒映画を5本まとめた。

◆目次◆

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月曜日のユカ

薔薇の葬列

ストレンジャー・ザン・パラダイス

殺しの烙印

殺人狂時代

◆月曜日のユカ◆

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スタイリッシュとはこういうことだ! “現代の妖精”とたたえられた加賀まりこのCUTEな逸品

監督:中平 康

横浜の外国人客が多い上流ナイトクラブでは、今日もユカ(加賀まりこ)と呼ばれる十八歳の女の子が人気を集めていた。
さまざまな伝説を身のまわりに撒きちらす女、平気で男と寝て、教会にもかよう。
彼女にとっては当り前の生活も、人からみれば異様にうつった。……

とにかくまあ加賀まりこさんの美しさといったら……!
若き日の中尾彬さんもさわやかでステキです。

港町ヨコハマを舞台にしたポップでクールな現代の寓話。
本家フランスのヌーベルバーグに多大な影響を与えた偉才・中平康監督のみずみずしい演出で、加賀まりこのキュートな魅力をモノクロのスタイリッシュな画面に引き出すことに成功

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「月曜日のユカ」予告編

◆薔薇の葬列◆

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ピーターのすっぴんと化粧後の落差がスゴイ! でもすっぴんもカワイイ!

監督:松本 俊夫

新宿のゲイバー「ジュネ」でカリスマ的魅力を誇る少年エディ(ピーター)は、経営者の権田(土屋嘉男)と関係を持ち、そのことを知って嫉妬する店のママ(小笠原修)と対立するようになる。
やがてママはエディの顔を傷つけようと謀るも、失敗して自殺。
店も権田も自分のものになったエディは……。

劇中、主人公のインタビューが挿入されるなど、実験映画的手法もいたるところにちりばめられている。
若き日のピーターの妖しい美しさも大いに魅力的。

ちょっと怖い所もあるので、苦手な方はご注意下さい。

ギリシャ神話「オイディプス王」の話を基に新宿ゲイボーイの悲劇を描いたアバンギャルド映画。新宿でのゲリラ撮影や、出演者に本物のゲイボーイを公募するなど実験的要素の強い松本俊夫監督作品

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Funeral Parade of Roses

Funeral Parade of Roses……「薔薇の葬列」の英題です。

◆ストレンジャー・ザン・パラダイス◆

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スタイリッシュかつ独特のユーモア感覚にあふれた映像と音楽は、各方面に新鮮な衝撃を与えた

監督:ジム・ジャームッシュ

ストリートミュージシャンである従兄弟のウィリーを頼り、単身ハンガリーからニューヨークへやって来た少女、エヴァ。

ウィリーの悪友エディとともに、見知らぬ都会で3人の若者たちの奇妙な共同生活が始まった……。

劇中に流れる曲「アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー」が印象的です。

天国より不思議(ストレンジ)な80年台のアメリカに生きる3人の若者を、斬新なセンスで描く青春映画の傑作

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ストレンジャー・ザン・パラダイス 日本版劇場用予告篇

独特の「間」を持ったロード・ムービー

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内容以外に、クレジットの出し方やフォントも抜群

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@konagiko054

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